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みやげもの

休憩(意味深)をしつつ、竜崎さんと姫華ちゃんと別れる。


ボーっとしながら、お土産物コーナーに行く。


廊下を歩いていると、やはりといった所か、衛生的にも、見た目的にも良くない。


血痕や、食料のゴミ等色々落ちている。


医者が居るのに衛生的に綺麗にしないのは少し変だな....


臭いも凄く夏のコミケに.....

ま、まぁ凄く臭いってことだ。


換気しようにも、年がら年中エアコンをつけていたので、窓を開けての換気の概念が無かったようだ。


そう思いながらとぼとぼと売店に向かう。


売店に着くと、食料関係のものは全て取られているようだが、よく分からないキーホルダーは、まだ沢山残っていた。


緑色した勃った人形や、何処かのアニメキャラのご当地キーホルダー....

その他にも、夜になると光る髑髏や、ファンタジーっぽい何処で買ったかも分からない剣のキーホルダー等色々売っていた。


昔、家族旅行でお土産物屋さんに寄った時にキーホルダーを見て、余り欲しいと思わず、お菓子系統を選んで買っていった。


そんなこんなしながら、おみやげを選ぶ。


拳太郎以外は、何処に居たか分かりやすいようにご当地系統のキーホルダーを選び、拳太郎には剣でできたキーホルダーを選ぶ。


そうしつつタバコに火を着け袋におみやげを詰める。


するとタバコの臭いに釣られ3人ほど集まってきた。


「良いもん吸ってんな~俺達にも少し分けてくれよ」


問題を起こすのも余り宜しく無いので、快くとまでは行かないが、タバコを渡す。


「こんなもんで良いのなら差し上げますよ」

そう言いながら、タバコと火を渡す。

「ありがとう!いや~助かるわ!」

「いえいえ、此処には長いんですか?」

「ん?...まぁゾンビが現れてずっとだからな」

「そうですか....向こうで起こってたイジメとかは?」

「ん~あれは、結構なるな~細かい時間は分からないが、ゾンビが現れてからすぐになるからな」

「ふむふむ...では、僕らのような、後から入ってくる人とかは?」

「いや、それは見ねえな...なんだ?気になるのか?」

「いや、少し気になっただけなんで....っと、あの、此処を管理している医者っていうのは?」

「奥田さんの事かい?あの方は、医者って言い張っているが、なんの医者かは俺は、分かんねぇな」

ふむ....あやすぃな


「では、俺達ももう行くよタバコ有難うな!あと、あのやんちゃの前では吸うなよ」


そう言って歩いて行った。






部屋に戻ると、竜崎さんがタバコを吸いながらヤンキーを睨んでいた。

「はぁ?お前には助け合いの精神ってもんないのかぁ?」

そう叫びながら竜崎さんから手の届かない範囲で怒鳴る。

「いやいや、俺がお前にタバコ渡しても特なんて一つもねぇだろ?」

そう言ったあと、声に出しながらタバコを吸う。

「ん~~~~~~.....ふぅぅぅぅぅ!!!」

鼻と口から紫煙がもくもく出てきている。


相手も怒り狂って、叫んでいる。

まぁ、相手にするのも面倒なので、影を限りなく小さくして、姫華ちゃんの隣に座った。





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