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暴漢

バイクの調子を見たり、建物内を物色しながら歩きまわる。


ガスもちゃんと、ジェリカンで保存されているようで、充分ある。


ミリ飯特集もやっていたようで、暫くは暮らせそうだが、あまり此処に長く人の痕跡を残すのも良いことはないな。


そうしながら、寝床を用意したり、タイマーを掛けて用意をする。


そうしながらくっちゃべっていると、壁にゴンゴンと何かを打ち付ける音が聞こえた。


「っ!」

「...」

9mmを構えてゆっくり進む。


竜崎さんが手をグッと握り指示を出す。

(発砲はするな)

(おk)

そして、指を立て3を作った。

(3人か)

(6人ですね...結構いますね...)

すると竜崎さんが、手で合図を送る。

(カバー)

(了解)

(直接脳内に....)


拳銃を構えながら下に降りるとまだ生きている人が、隠れれていない隠れ方をしながら周りの様子を伺っている。


見た目は、20代くらいで、坊主で、金髪の兄ちゃんが一人と、同年齢と思われるチンピラ臭が漂う人達がこそこそしゃべっている。


「若い女がいたのは本当だろうな?」

「本当だ....余りでかい声は出すなよ?」

そんな会話が聞こえる。


相手は、鉄パイプや、バット、ハチェットも持っている。

竜崎さんが、射撃ポジションに移動し、息を潜めている。

俺に指をさしてから坊主を指さす。

坊主を殺るのか....

すると、姫華ちゃんも相手を狙っている。


すると竜崎さんが、手で何も無い空間をパンチし始めた。

その勢いで、姫華ちゃんが発砲する。

焦って俺も撃ち始めた。

パン!!パン!!パン!!パン!!

腹に一発、右胸に一発、右手に一発、首に一発。

竜崎さんも撃ったようで、敵が倒れる。


物陰からヒッヒィ!!と言う声が聞こえ、素早く降りる。


「動くな...声を出しても殺す」

そう言うが、相手は、此方に向かって突っ込んでくる。

すると竜崎さんが相手の足を撃ち抜き、相手がつんのめる形で、転けたので、転けた時に頭を思いっきり蹴りぬく。

相手が体を硬直させビクビク震え始めた。


姫華ちゃんが、他にも居た人に発砲したようだ。

「や、止めろ!!撃たないでくれ!!」

そう言って、両手を上げて、汚い金髪が飛び出してきた。


「伏せろ!!動くなよ!!」

そう言って相手を伏せさせる。

「俺は、こいつらに着いてきただけだ!!そもそもお前等銃を持っているじゃねえか!!警察じゃないのか!!」

そう言いながら相手は伏せた状態で叫ぶ。

「うるせぇ」

そう言って竜崎さんが、置いてあったレンチを相手の頭に叩き込む。


硬いものを打ち付けた音と共に、相手の頭から血が流れる。





そうして、暴漢を撃退したが、拳銃を撃ってしまったせいで、ゾンビが集まるのも時間の問題になってしまった。







本日23歳になりました。


祝ってくれても良いのよ?

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