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明日まで暇だが、下手に動いたり屋上の死体がバレると五月蝿いので、隠しに向かう。


ボーっとしながらきた道を戻りながら屋上に向かうとまだ生暖かい死体が転がっていた。


「こいつら何処に隠しますかね?」

「取り敢えず裏に見える雨樋の縁の部分に乗せておくのはどうだ?」

「風で飛ばされたりしませんかね?」

「結構重いから風で動いたりはしないと思うが....」

「じゃあそこに置いておきましょうか」

そう言い俺達は死体を縁の所に落とした。


一時間位タバコを吹かしながら脱出ルートを考えていると竜崎さんが口を開いた。


「でだ、高確率でこの死体が出来たことで、人員の穴ができてそこから侵入者が居ることがバレるはずだ」

「そうですねぇ....取り敢えずどこか隠れる所としっかりとした捕虜の人数を探さなければいけませんね」

「幸い夜中だから俺達はのびのび動けるが」

そう言いながらNVゴーグルをONにする。

NVは、四つ目のNVゴーグルで蜘蛛みたいな目をしている。

名前はGPNVG-18と言う名前で視界はかなり広く割と見やすい。

USMCマーパッドデザートの装備で持ってるのはHK416NVはGPNVG-18....

端から見たら海兵隊に見える装備だが中身はペーペーのPMCと元自衛官...

気分は海兵隊!!


建物内に入りさっきのゲームセンターに向かう。

視界がかなり良く武装した民兵が歩哨しているが、危なげない。

持っているのは二連式散弾銃と日本刀の様だがメーカーまではわからない。


近くにランタンと灯油式ヒーターが置いてあり椅子に座って漫画を読んでいる。

まぁ外側からくる敵に対してではなく内側を向いて捕虜を見ているようだ。

どこからか喘ぎ声や、すすり泣く音も聞こえる。

はっきり言って全員を助けるのは不可能に近いが、どうしようか。

まぁ不安事項は耐えないが(捕虜は複数に分けているかとか、敵の人数や...)

あと何時敵の大隊が帰ってくるか....

そーっと歩きながら喘ぎ声の方に向かう。

ゲームセンターの隣のトイレのようだ竜崎さんに外の警戒を頼み鏡で中を除くと二人の男と女声が一人犯されている。

俺としては、家具が置いてある部屋でヤったほうが楽だと思うのだが....

可哀想だが、それを放置し次の階へ向かう。

次の階は絨毯やタンス、寝具などの家具が置いてある階のようだ。

寝息が聞こえるからどうやら此処で民兵の寝る所になっているようだ。

もう一階に降りると家電が置いてあるコーナーになっていた。

最後の階はPCや、カメラ、テレビやゲームソフトや、プロバイダ契約するためのコーナが有る。

生活の基盤が、三階と四階になっており、その他の階は巡回がたまに来ているだけで、それ以外の行動はしていないようだ。


四階に戻り人数を数えていくと一個<プラトーン>中隊位の人数が寝ていた。

一人一人殺していくとバレそうなので、自衛隊にまかせて、俺達は隠れる所を探す。


店員しか入れない所をドキドキしながら入って行くと歩く音が聞こえ、物陰に隠れる。

懐中電灯をかざしながら正面からコツコツ足音を鳴らし民兵が歩いてきた。

「~♪」

鼻歌を歌いながら歩いていると思うがよく見ると耳にイヤホンを挿している。

通り過ぎた所でワイヤーソウで首を締める。

竜崎さんに周辺警戒をしてもらいながら民兵が歩いてきたところへ引きずりながら殺さないように進む。

暫く歩くと扉があり竜崎さんにブリーチングをしてもらい中に入る。

室内には一個分隊ぐらいの人が両手両足と目隠し、猿轡を着けられ縛られて寝ていた。

周りには民兵の姿はなく、そっと中に入り首を締め気絶させる。

たしか頸動脈を締められると7秒で気絶したな~と思いながらたっぷり20秒くらい締める。

最初はジタバタしたが直ぐにダランと体が緩みズボンからシミが湧いてきてくっついていた俺は

「FU◯K!!!」

「きったねぇなおいww」

涙目になりながら両手と両足にジップタイで拘束して猿轡をかます。


竜崎さんに通路の先に鳴る子まがいの物を仕掛けてもらって部屋に戻り人心地つく。

「ふぅ~...ニートォ俺に絶対に近づくなよぉ」

そう言いながら笑っている。

「最悪だ....早く基地に戻りたい....」

ズボンの太ももに付いている汁を見てげんなりする。

ゴソゴソ動いていたせいか、何人かの人が起きて呻いている。

「猿轡は取れないが、目隠しは取るぞ」

そう言って起きている人を優先的に目隠しを取る。

寝ている人も体を揺すったりして起こす。


目隠しを取った後ランプを着けて三角座りをさせて話をする。


「皆さん、我々はヒポクリトと言うPMCです。まぁPMCと言っても皆さん分からないと思うので、自衛隊の下請けのような事をしている団体です。まだ出来て間がないので、色々不手際や不快にさせる事があると思いますがその辺はよろしくお願いします」

「今不快なのはそこで倒れている民兵の失禁の臭いだがなぁ」

そう言いながら倒れている奴に火の着いたタバコを竜崎さんが投げる。

どうやら目が覚めた様でうねうねしている。


「えー...救助しに来たんですが、現在敵兵の方々がご健在なので、余り騒がれたりして見つかるとややこしいので現在は拘束させて頂きます。状況確認とかをしたいので、誰か一人拘束を解きたいのですが、だれかいますか?」

そう言いながら周りを見回すと以上に反応している男性がいる。

「じゃあそこにいる人の拘束を解きますが、絶対に静かにしてくださいね?」

そう言うとこくこくと頷いた。


猿轡を解いて手足の拘束を解く。

「有難うございます」

「いえ、これも仕事ですので」

「お前ニートじゃなくなったな!」

「まぁそれは置いておいて、取り敢えず大丈夫ですか?」

「はい、殴られたりしましたが、怪我はしていません...一度猟銃店で会いませんでした?」

そう言われよーく見ると思い出した。

「リーダー!!」

「そのリーダーです!」

「おお久しぶり!!なんでこんな所で縛られているんだ?」

「それなんですが、此処の人達と仲間になったんですが、裏切りで仲間も銃器も全て持って行かれて」

「それで此処で拘束されているわけか....じゃあ他の皆さんも?」

「そうですね皆さん統率していたりしていた方々ですね」

「じゃあ皆さんも裏切られ全てを失い死を待つだけの人々だったんですね」

そう言うと皆睨んできた。


「ハハハ....毒がやっぱりありますね...」

「そうですかぁ?まぁそれは置いておいて、捕虜は他にも居るのですか?」

「捕虜は二階のスタッフルーム、三階四階と別れておいてありますね」

そう言われしっかり見ておけばよかったと後悔する。

「分かりました」

「だ、そうですが、この人の尋問もするので、ちょっと待って下さいね」

そう言って端のやつを引きずって来る。


「久々の拷問だぁ!」

そう言うと哀れみの目で捕まえた人をリーダが見る。

「私は余り見たくないので、後ろ向いてますね。皆さんも向いたほうがいいですよ」

そう言うが、何人か此方を見ている人がいる。

「あくまで忠告ですが、私達は自衛隊じゃありませーん

拷問は信憑性を高めるためにぜーったいするのでガマンしないでいいんですよ」

そう言いながらジップタイを多めに手足につけて拘束を解けないようにする。

「5分毎に質問を投げかけるのでそれに、頷いたり首を振ったりしてくださいね」

そう言うと泣きながら首を振る。

「ん?こいつ女じゃないか?しかも若いぞ!」

竜崎さんがそう言って顔を覗き込む。

「え!?女の子ですか!?」

そう言いながら舌なめずりをする。

あくまで演出なので、どうするか考える。

下手なことをすると竜崎さんが姫華に言うかもしれない....

そう思って竜崎さんを見ると目が合い悪い笑顔になる。

絶対ヤったら殺られる奴ですねわかります。

まぁヤったりしないけどね。

そう言いながらナイフで服を切る。

ゾワッと遠い所から睨まれる感覚があり後ろを振り返る。

竜崎さんが「ん?と」言う様な顔になり此方を見る。

「ダメだ....」

そう言いながら猿轡を切る。

するとごめんなさいを連呼している。

「歳は?」

「19歳」

「若いな」

ヤヴァイ!!言葉が続かん!!

「竜崎さん....お願いしていいですか?」

そう言うと首を振る。

「俺はやりたくねぇよ、まだ餓鬼じゃねぇか」

「ですよねぇ~」

そんな会話をするとリーダーが出てきた。

「ニートさん!わたs!ガァ!!」

そこまで言った後竜崎さんに殴られる。

「じゃあこうしましょうか!取り敢えず話の照らし合わせで本当のことを言わなかったら楽に殺さない方向で」

「ホントの事ってどう当てるんだ?」

「そうですねぇ...やっぱり拷問?」

そう言うとヒッ!と声が聞こえた。

「あ!エロい拷問とかじゃなくて痛くて苦しい拷問だよ!あとドMだから女性には踏まれたい願望が有るのであまり此方から」

そこまで言うと次は殺気が飛んできた

「ヒッ!」

「どうした?ニート?」

「い、いや、風でも引いたのですかね?」



「取り敢えず好きな食べ物は?」

「苺パフェです」

「いちごパフェか!梅田にあるスイ◯ラとか言ったこと有る?」

「い、一度行きたいと思っていて」

「俺も何回か行ったこと有るんだけど、あそこってカレー食えるんよ!学校が近くて友達と何回か行ったことがあってさ」

「へ、へぇそうなんですか?」

「そうなんよ!男5~6人で1500円出してさカレーを食いまくってスイーツに全く手を出さないって言うなww周りから見たらだいぶ引いた目で見られてそれはもうすごい陰口みたいなの叩かれてさww」



「そ、その話は今のことに関係あるのですか?」

「いや、無いよ?それでさぁ大顰蹙で店員にも嫌な顔をされながらハフハフ言いながらカレーだけを頼むって言うwwじゃあ学校ってこの辺りの大学?」

「そ、そうですね一人暮らしで大阪に出ていて」

「じゃあ地元って他府県?」

「奈良の十津川です」

「へぇ!よく行くよ!林道とか好きでさぁ!よく鹿とか出るよね!」

「そうなんですね~よく鹿とか一度熊を見たことありますね」

「熊ってことは月輪熊か!結構近かったの?」

「いえ、その時は車に乗っていてチラッと見えた程度なので」

「へぇー!熊かー熊は、天王寺動◯園で一度見ただけだなぁ」



「結構市内の方に住まれているのですか?」

「いや、違うよ!家はこの辺りに住んでいたけど前に爆散しちゃってさぁww」

「ば、爆発したのですか?」

「そうなんよそれで慌てて逃げてね」

「へぇ~」



「君はでもこの辺りに住んでいて良く逃げれたね」

「その時は学校から帰っている時にゾンビに追いかけられている時に此処のリーダーに拾って頂いて助かりました」

「それは良かったね!命あってのって言うしね」

「それから救助をしたりしていて、余り良くないことをしているのは知っていましたが、私も死にたくないので...」

「だよねぇ俺がもし君だったら同じことするもんな~俺も死にたくないからいっぱい人を殺したしゾンビも殺したし...君は人を撃ったことあるの?」

「まだ無いです...この銃を貰ったのもつい2~3日前なので」

「ふむ...じゃあこのまま撃たなくてもいいんじゃないかな?」

「それはどういう....?」

「君は人を殺したいの?」

「....殺したくないです」

「だよね!でも此処の人達って結構悪いことをしているのは分かるよね」

「はい...」

「強姦もしている人もいるし生きている人を使ってデコイにして車を出すって言うのもひどい話だと思うんだ」

「そういう人達にまだ成っていないんでしょ?」

そう言いながら縛られ人を見ると頷く。

「まぁ音楽を聞きながら歩哨をするのは良くないけどね」

「ごめんなさい...」

「まぁそのお陰で君を殺さないですんだわけだし良かったよ....ああ、首大丈夫?ワイヤーソーで首絞めたから怪我とかしていないといいんだけど」

そう言いながら首を見る。

少し赤く黒くなっているが、大丈夫なようだ。

「その時は死ぬかと思いましたね....殺されても仕方ないことしていたんですが....」

「まぁ君がこれで悪い奴じゃないことも分かったし、取り敢えず良しとしよう!後ごめんねぇまだ若い女の子に傷をつけちゃって」

そう言いながら上着のジャケットを脱いで上から着せる。

「い、いいんですよ!」

「良いよ!寒いしごめんね~ズボンはさすがにあげれない」

「で、聞きたいことがあるのだけど、此処の人達って他にも君みたいな女の子っている?」

そう言うと首を縦にふる。

「やっぱりかぁ....その中に殺してほしくない人とかいる?」

そう言うと青ざめる

「あ、ごめんねあんまり情報を言うと君を殺さないといけないから言えないけど殺して欲しくない人とかいる?」

「います...」

「その友人は、何処に居るの?」

「下の階の警備をしています」

「友人の人数は?」

「四人です」

「友人も良い子なんだね」

「はい!その子たちも人を撃ったりしていません!」

「そのくらいなら大丈夫かな?」

「何がですか?」

「制圧」

「こ、殺すのですか!?」

「いや、君が行って交渉をさせる」

「へ?」

「君の拘束しているジップタイを切って俺達も着いていくけど君も連れて行く」

「いいのですか?」

「助けたくないの?」

「た、助けたいです!」

「なら交渉してね~あ、忘れていたけど、此処にいる武装集団って何人位いる?」

「だいたい200人以上います」

「そうかぁ....車で出て行った友人とか居る?」

「いません」

「ほいほい~じゃあ車で行った人達って何時頃帰ってくるか分かる?」

「明日の午前中に帰ってくるって言っていました」

「それは救助?」

「いえ...」

「捕虜とか取ってくるの?」

「暫くは取ってこないみたいです...」

「そうかぁ...じゃあ全員殺されても大丈夫だね」

「え?どうやって?」

「秘密」

「よし!じゃあ行こうか!」

そう言って手と足のロープを切る。


「えーっと皆さんの拘束はそのままですが、リーダーにナイフと無線機を渡しておきます。逃げるタイミングをまた連絡するので待っていてくださいね」


「じゃあ竜崎さん行きますか」

そう言うと竜崎さんはいびきをかいて寝ていた。

竜崎さんを揺すると「あと六時間くらい寝かせてくれ」と言い寝てしまった。

「じゃあ竜崎さんを置いて行きますが、多分起きているので、決してナイフで刺そうとしないでくださいね。無線機は、返してもらいます。」

そう言いながらリーダーを見る。

「そ、そんな事しないですよ!!」

「あと、リーダーも捕まえられたフリをずっとしておいてくださいね。じゃあ行きますか...君というのもややこしいので名前を教えて下さい」

「名前は、高原聡子です」

「じゃあ聡子ちゃん決して騒いだり怪しい行動しないでくださいね僕は、後ろからそっと着いていきます、あと銃も渡しますが、弾薬は抜かせてもらいますね」

そう言いながら弾の入っていない散弾銃を渡す。


「じゃあ行きますか」

そう言うと頷いた。




部屋を出て鳴子を避け先導してもらう。

10メートルほど距離を開け身を屈めながら暫く着いて行くと正面から懐中電灯が近づいてきた。

どうやら巡回兵の様で、言葉を交わしている。

ライフルを構え聡子ちゃんに照準を合わせる。

「何処に行くんだ?」

「彩ちゃんに用事があって今から行く所です」

「ん?何かあったのか?」

「ちょっと言いづらいので」

そう言いながら下を向く。

「そ、そうか!いやぁ悪いことを聞いてしまった!いや、じゃあ捕まえた人達は大丈夫か?」

「皆寝ていて鍵も締めたし大丈夫です」

「わかった気をつけていくように」

「はい!」

そう言いながら巡回兵と別れた。

俺は俺で息を潜め隠れる。


巡回兵をやり過ごし階段を降り階段の真ん中で此方を見る。

そっと近づくと小声で話しかけてきた。

「どうでした?」

「良かったよその調子で」

そう言うとはにかみながら進んでいった。




暫く進むと商品棚に隠れるように扉があった。

「此処から入るのですが....」

「ああ、分かった」

「中は女性ばかりなので...」

「ああ、入ってくるなと」

「いや、そういう訳じゃ...」

「関係ないよ気にしない」

意地でも俺は入るぞ!!

ちなみにスカルマスクはずっと付けていてマスク補正でカッコよく見えるはずだ!

「分かりました...余り見ないでくださいね」

そう言いながら中に入る。

急いで扉を閉めきつい言葉で言う

「貴様ら一言でも喋るとコイツの首を跳ねる」

そう言いながら後ろから聡子の首に手を掛け片手でナイフを見せる。


女の子がぎょっとした目で此方を見る。

「それでいい一言も喋るなよ」

「じゃあ自分で猿轡はめてそれで自分の足を縛れ」

そう言いながらジップタイと布を投げる。

猿轡を巻いた後足にジップタイを着け此方を睨む。

「それでいい動くなよ」

そう言いながら9mmを取り出して突きつけるとゆっくり両手を此方に出す。

「それでいい」

そう言いながら両手を縛る。

そこで気づいたようだ聡子ちゃんがフリーになっていることを

それを見て安心した顔を一瞬見せたがまた直ぐに睨んでくる。



「よしじゃあ取り敢えず話を聞くが、頷くだけでいいぞ」

「君は聡子ちゃんの友達かな?」

声を優しくして一気に砕けた話し方をする。

コク

「それは良かった!じゃあ聡子ちゃんと同じ学校行ってんだね」

コク

「今咥えている布って俺の靴下だよ」

すごい睨まれる!ゾクゾクするなぁ!!

「冗談だよ~我々はヒポクリトって言うPMCです所謂傭兵って言うやつです!まぁ出来たのもまだまだ新しくて自衛隊の下請けみたいな仕事をしているのだけどね」

コク

「それで此処の救助もとい復讐しに来たんだけど上の階で聡子ちゃんに出会って話を聞くと案外いい子でさ他にも助けたい人がいるか聞くと友人をぜひ助けてくれって言われてねまぁその辺の話は聡子ちゃんに任すとして僕は扉が開かないようにしてくるよ~聡子ちゃん後は任すね」

「わかりました」

そう言って扉の鍵を締める。ただそれだけ。


暫く聡子ちゃんが話していると此方を睨む目から涙目に変わった。

「猿轡取るね~騒がないでくださいね」

そう言いながら猿轡を取る。

「いや、色々すまない事をした」

「どうも、どう?寝返るっていうか、君も此方側につく?」

「そうさせてもらう!助けてもらった恩義はあるが、この惨状を見てもらったら分かるが、辞めたいと思っていた」

おお!クッ殺さんじゃないですか!

笑顔が溢れるまぁ目だけ笑っている様に見えるだけだが


「取り敢えず両手両足の拘束を取るけど暴れないでね」

「分かった...」

そう言い拘束をナイフで切る。

「じゃあ皆さんも聞いていたと思いますが」

そこでこれから何が起こるかとかを話した。

「まぁ俺の話になるけど、爆発したっていうのは、此処の人達が僕達の武装が欲しくて襲ってきたから爆破して此処の人達ごと焼き払ったんだけだけどね~それの襲ってきたお釣りを返そうと来たら人を使って出入りをしている所を見てしまってね~本当ならカールグスタフっていう無反動砲と白燐グレネードを使ってメチャクチャにしてやろうと思ったけどね」

そう言うと二人共青ざめた。

「白麟って空気で自然発火しますよね」

聡子が聞く

「そうだよ~くっついた所は黄色く焼け独特なニンニク臭がするやつ」

ゴクリと唾が飲む音が聞こえる。

「ちなみにこれね」

そう言いながらバックから取り出す

「いや、見せなくていい...」

「取り敢えず後二人の所に行きましょうか二階と一階に行きましょう」

そう言い聡子を上に戻す。

「あ、聞き忘れていたけど君の名前は?」

「工藤彩だ」

「じゃあ彩ちゃん次の階に連れて行ってくれるかな?」

「ああ!分かった!」


外に出て暫歩き何事も無く次の階にたどり着く。

先ほどの通り部屋に入り、縛らせる。

終始泣きそうな顔で見てきたが部屋の中は子供が7人程自由に寝具で寝ていた。

さすがに子供にこの状況は見せれないな....

そう思いながら先に騒ぐなと伝え拘束を解き静かに会話する。

以下略していきます

「俺達は、」

「おk」

「名前は?」

「前田伊吹」

「おk」

「下にくぞ」

「おk」

そして一階に降りると太陽が出かかっていた。

「なか入る」

「分かった」

「動くな」

「クッコロ」

「お前違う」

「分かった」

「お前たち悪い」

「知ってる」

「でも友人いる」

「ああ」

「お前いいやつ」

「ありがとう」

「だから助ける」

「おk」

「わたしの会話短い」

「仕方がない」




そしてあーだこうだあり、元の階に戻る。






「入ります」

そう言いながら中に入ると倒れているさっきの巡回兵がいた。

どうやら鳴子で竜崎さんが気づいて対処したようだ

「取り敢えず今からどうするかなんですが、」

そう言うと無線が入る。

「此方アルファ前方部隊聞こえるか?」

その声とともに無線が入る。

「感度良好」

「了解!今からそちらに向かうが、車輌や、スタティック等の危険な物はあるか?」

「現在此方で確認できる脅威はありません」

「現在そこの裏山で索敵をしている」

「了解、今から屋上に上がる」

「了解、屋上に敵兵が見えているが、どうする?」

「サプレッサーはあるか?」

「サプレッサーもあるしサブソニックもあるぞ」

「了解!では頼む!」

「了解!後我々もPMCだ名前はNEXT」


視点が変わります。









「ども視点が変わりましたNEXTのするめです」

「誰に言っているんですか?」

「いや、なんとなく?」

「やっぱりスルメは言葉がジャムっているなww」

「うるせぇよ!」


あ、ちなみに許可は取っていないので、名前を変えるかもしれないです。


1ポイントマン・     クロケン  SCAR-L

2エンジニア・      GIN SCAR-L

3スナイパー・      takayan TAC-50

4マシンガンナー・    ロシ M249

5サブマシンガンナー・  bassio M249

6AT・          クロネコ SCAR-L

7サブAT・        猫鍋 SCAR-L

8マークスマン・     syake M-24

9ライフルマン・     teruyuki SCAR-L

10ライフルマン・     するめ SCAR-L

11メデック・       ツベツ SCAR-L

12サブメディック・    なごみ SCAR-L

13ファイアチームリーダー・kairu SCAR-L

14分隊長・        ノア SCAR-L


順番は、メチャクチャです。


「向こうの許可は貰った!takayanさん!頼めますか?」

「了解!」

「するめさん観測手頼めますか?」

「ええよ~」

「しゃけさんも狙っていて下さい!」

「え!?俺ぇ?...いいよ~」

そう言いながら構える二人

「距離680m!風速0」

「了解!」

「りょーかい!」

「3カウント!3!2!1!ファイア!」

バスン!

バシュ!

「ダウン!ナイスショット!目標沈黙!」

「了解!」

『リグープ!はーい皆集まってね~』

「了解」「了解」「了解」「ラジャー」「了解」「了解」「あいさー」「了解」「了解」「了解」「ラジャー」「了解」

「今からFLAGPOINT1に向かい2、3、4、5、を経由して向かいます」

「了解!」

「またリタントゥファイアに戻しますフォーメーションカラムロングで、建物を反時計回りで一周して建物内に侵入します!ここでファイアチームと分隊を分けます」

「了解!」

「ファイアチームは、クロケンさんGINさんロシさん黒猫さんsyakeさんなごみさんteruyukiさんファイアチームは、一階からの侵入で、呼ばれていない人は、ヘリでのラペリングでの降下をします!」

「了解!」



此処からの視点は後ろから見ていた視点です。


チヌークで釣ってきたMRAPを使用

『今からファイアチームの行動を言います』

『ファイアチームは、今からMRAPを使用してフェンス付近までゾンビを跳ねながら強襲を掛けます!そして、フェンスを壊さないようにMRAPを横付けして、フェンス内に侵入そして、建物の外側を警戒した後建物内に侵入!上空でアパッチヘリが見ているから外の警戒は必要ないぞ!CQB戦闘が予想されるからサイドアームのマグを確認!そして、侵入した後、建物内のクリアリング!動くものは全て殺せ!保護対象は絶対殺しちゃダメだからね!特にするめさん!』

『無線聞いてましたけど酷いですよ!』

『まぁそれは置いておいて行きましょうか?レッツロックンロール!!!』

「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」「ロックンロール!!!!」


ゴゴゴゴとトラックの様な音と共にMRAPが走る。

その巨体を唸らせカーブを力で周り、ゾンビをものともしないで進む。

ゾンビを跳ねながら進むと、大量のゾンビがMRAPを取り囲みながら行く手を塞ぐが、あまり関係が無いようだ。車高がかなり高いため、ゾンビを乗り越える形になっている。

「すっごい揺れますね~」

「もう嫌だよ~もう帰ろう」

「眠い早く戦闘始まらないかな?」

「するめさん此処からM2で撃ったらびっくりするかな?」

「撃っちゃダメですよぉー後でね後でしましょ」

「すっごいリア持って行かれますねー」

「あ、ちょっと子供が泣いちゃったから行ってくるね?」

「いや、分けわかんないこと言わないでくださいよ!!」

頑張れkairuさん!負けるなkairuさん!

「もう着きます!」

「ラジャー!皆さんいいですか?銃座からフェンス内に侵入ですよ!扉とかあけないでくださいね!」

「了解!」

「到着!!」

「ラジャーゲットアウト!!!」

「了解!!!」

そう言い皆フェンス内に侵入

「総員警戒しつつ建物に取り付き反時計回りで索敵!」

「了解!!」

「フォーメーションカラムで、フリートゥエンゲージ!!」

「了解!!」

「レディ!?」

「レディ!!」

「アイムゴーイング!!」

「ムーブ!」

サイドを警戒しつつ後方警戒もする。

「周辺クリア!!」

「了解!」

「では無線送ります」



その時分隊長では


「行ってる行ってるww」

「MRAPでも何とかなりますね」

「するめさんフェンスに手を着いて帰ってきてよ」

「無理言わないでくださいよ」

「一回だけ!」

「一回で終わりですね」

「ツベツさんが来てくれるなら良いですよ」

「嫌ですよ~」

「じゃあノアさん」

「いや、無理だって」

「じゃあ言わないで下さいよ~」

「するめさんならいけるでしょ~」

「いや、皆さん俺に死ねって言うんですか?」

「いや、面白いかなと思ってさぁ」

そんな会話をしていると無線が入ってくる。

『此方ファイアリングチーム!ラペリング部隊聞こえるか?』

『聞こえます』

『現在周辺クリアとみなし建物に侵入する!』

『了解!今からヘリで屋上から侵入します』

『了解out』


「では今からラペリングします」

「アイサー」

「するめさんはそのまま五点着地で飛び降りてね」




そして、ヘリで屋上の真上に着く。

『此方NEXTヒポクリト聞こえるか?』

『はい聞こえます!』

『屋上からのラペリングで侵入します!多分敵兵の動きが有るので注意して下さい!』

『もう遅いですね!現在交戦中!』

『了解!急いで向かいます!』

『誤射に注意して下さい!マーパッドデザート着用してます!』

『了解!out』



糞長いです!

長いから文章ミスっている所あると思います!!

書きたい所まで掛けたので、満足です!

まぁ名前とか変わるかもしれないですが気にしないでください

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