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朝食

ピピピピピ!ッピ!


「知らない天井だ....」

まぁ渦潮だ。


起き抜けの一服を吸おうと思いタバコに火をつける。


むせ返るくらい紫煙を入れ鼻と口からゆっくり吐き出す。

灰皿を探しつつ周りを見渡すと服が折りたたまれていた。

姫華さんに感謝しつつ灰皿を見つけ、窓を開ける。


時刻は朝の5:30....早く起きすぎた....

昨日は、かなり早く寝たので睡眠は十分だが、髪の毛が脂ぎっている。


タバコを吸い終わり、風呂に入るために、部屋を出て、一階に出る。

エントランス?的な場所に出ると、風呂の時刻表と「ゆ」と書いた暖簾があった。

今の時刻はまだ、風呂をやっていないらしいが、まぁ俺達しかいないから大丈夫だろう。

そこをくぐると、扉があり、扉を開けると、外に出た。

少し階段を降りると、こじんまりとした、荒屋があった。

扉を開けると脱衣所だった。外観が悪いが中は綺麗だ。

服を脱いで、脱衣所と温泉を隔てる扉を開け中に入る。

見事な露天風呂で、海からかなり近いぞ!

台風の時は風呂に入れないな....まぁその時は、別の所で、風呂に入るのだろう。


湯船に近づきまず、かけ湯をあ「あづづづづづづづ!!!!!!」

「熱湯じゃねぇか!?.....源泉出てるから薄めなきゃいけないのか.....」

そう言いながら蛇口を捻るが、水が出ない。


FUCK!!!!


桶を持ち、海水を汲み風呂に入れるがコレは時間がかかりそうだ。

それを黙々と繰り返すこと体感で30分....風邪をひきそうだ。

何度も海水で体を洗おうとしたが、冷たいので諦めた。


手を漬けると、ちょうどいい温度のようだ、43度~45度付近だろう。

まだ少し体に湯が噛み付くが、我慢して入る。

おっと、体を洗うのを忘れていた....まぁ湯が出て薄まるからいいか....

しばらく入っていると、誰かが扉を開けた。

姫華さんならイイな~と思いつつ見ると竜崎さんだった。

「おうニート!湯を薄めててくれたのか!」

そう言いながらかけ湯をして入ってきた。

「俺も入るぞぉ」

だめって言ったらどうなるのだろうか....

「まだ少し熱いな....少し温度下げるぞ」

そう言いながら自分がひねった蛇口とは別に、別の蛇口を捻る。


は?


「りゅ、竜崎さんその蛇口は....」

「あぁ?これか?上の貯水タンクから引いてる水だぞ。まぁ貯水タンクも無限に水を貯めれるわけじゃねぇから、また井戸から引かねぇといけねぇけどな」

「へ、へぇ~そうなんですか...」

「ん?お前此の蛇口知らねぇのか?」

「し、知ってますよ!」

海から必死に風呂に水を入れたのはナイショだ。

「ほう.....まぁいいわ....んで、今日はどうするよ?」

「そうですね.....取り敢えず行きたくないですが、自衛隊の基地に向かいましょうか」

そう言うと竜崎さんが手で水鉄砲を作り掛けてきた。

「うぇっぷ!何するんですか!?」

「いや~ニートぉお前余り姫華ちゃんを心配させるなよぉ」

そう言われ昨日の事を考える。

「やっぱり心配してましたか?」

「拳太郎と三兄弟が色々慰めてたぞぉ?」

「すみませんでした....」

「おいおい...まぁ謝るのは俺でも拳太郎でも三馬鹿でもねぇぞぉ~....まぁお前なら次どうするか分かるだろぉ~」

そう言いながら竜崎さんが汚い尻を水面に上げながら、うつ伏せの体制で海をみた。


そしてしばらく浸かり頭を洗うと竜崎さんがお前ぇ体お洗わないで風呂に入ったのか!?と言われ体は洗いましたと言いながら頭と体両方洗った。


そして風呂に浸かり直すと先に竜崎さんが風呂から出て行った。


それから10分くらいぼっーっとバタフライとかしていると拳太郎が入ってきた。

「ニート!お前海水で、水くんで薄めたらしいな!!!」

「五月蝿ぇ!!!」

そう言いながら桶で海水を掬って拳太郎に向かって海水を掛けた。

「冷てぇ!!!」

そう言いながら風呂に入ってきた。

ちょうど時間もいいし出よう。

そう思い風呂から出ると拳太郎が話しかけてきた。

「姫華ちゃんなら、キッチンに居るぞ」

そう言われありがとうと返したら、手を上げ返してきた。


風呂をでてタオルを忘れたことに気づく。

できるだけ体の水分を落とし、髪の毛だけ、拳太郎の持って来たタオルで拭く。

湯冷めしそうだが、体を拭くのはさすがに可愛そうだ。

少し体が濡れているが、パンツと浴衣を羽織り、服を持って、キッチンに行く。


キッチンに行くと、義剛さんと、姫華さんが、朝食の用意をしつつ、談笑をしていた。

「あの~....おはようございます」

そう言うと二人からおはようと帰ってきて、義剛さんが、料理を運んでいった。

「あの....昨日は悪かった....ごめん....」

そう言うと、笑顔で

「良いですよ♪」

これは、許してくれた....のか?」

「と、取り敢えず手伝います」

「分かりました!では、お茶碗を持っていって下さい」

そう言われお茶碗をトレーに乗せ運ぶ。


トレーに乗せ若干右往左往しながらご飯を食べる所に着いた。


トレーからご飯を下ろし、またキッチンに戻ったりまた食べる所に行ったり来たりを繰り返すと、料理が揃った。


魚も有るので昨日のうちに誰かが釣りをしたのだろう。

そう思いながら待っていると続々と人が集まってきた。

おはようとかおはようございますとかタオル使った?と言われ全ておはようございますと返しておいた。


「では、皆さん!おはようございます!それでは!頂きます!」

そう言うと頂きますと皆言って朝食を楽しんだ。





全然進みません!ごめんなさい!!


良かったら感想とか下さい!!

もうすぐ!もうすぐですから!!

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