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捕虜開放

家を出て、しばらく走り、自衛隊の基地に近づいて来た頃、正面から一台の車が走ってきた。

車の種類は、ジープだ。

バンパーは、赤黒く染まっているから途中で何体か跳ねてきたのだろう。

速度を落とし、竜崎さんにいつでも射撃ができる状態で隠れてもらう。

道は少し狭いので、路肩に寄せて、パッシングをする。


するとゆっくり道を通り、車が走ってきた。


すれ違いざまに、プッとクラクションを鳴らされて、鳴らし返しそのまま過ぎ去る。


「あいつらもかなり良さそうだな.....」

「そうなんですか?」

「ああ、ちらっと見たが、武装はしていた。まぁ相手もこっちの装備を見ていたから、襲ってくることは無いと思うが...まぁニートのスカルマスクは、キモいくらい目立つし、動く脳みそがあったら俺たちを襲ったりはしないだろう」

「はぁ....キモいのか.....」

此のマスクは俺のアイデンティティだ!一種のサングラスと同じで、これがあるから、あんなチンピラに強気で出れたが、無かったら俺が先にブルってるぞ!


そして、自衛隊の基地に着くとゾンビが門の前であうあうやっていたからパパっとボウガンで撃ちぬく。


そして門を開け入る。

勿論トラックを出した出入口だ。


中に入り、暫く行くと若干車が減っていて、スプレーで看板に避難所の場所が書かれていた。


「あー糞!バレてしまったか!」

「車がまだ有るから良いじゃねえか」

「此処にまだ色々有るんでバレてるから一気に色々持って行ったら顰蹙ものじゃないですか!」

「いやいや....お前の持って来てる大量の銃器類の時点で顰蹙もんだぞ?まぁいくらあっても足りないからなそれはいいんだが」

「まぁとりあえず高機動車でしたっけ?それを私が乗るんですね?」

「姫華はそれを乗ってくれ。 竜崎さんは....なに運転できます?」

「82コマンダーでも96クーガーでもなんでも運転できるが、タンクは、運転出来ないことは無いが必要ないだろ?」

「そうですね....じゃあクーガーをお願いします僕は、機動戦闘車をもらいます。エンジンの掛け方とか色々教えて下さい!先生!」

「おいおい機動戦闘車ってMCVの事か?そもそもお前は装輪車運転したことないだろ?」

「いや~一度運転してみたくて.....」

「少し此処で練習してから帰ろうか....」

そう言うと鍵を持ち僕らは各自自分の車に向かった。

姫華さんは、軽装甲機動車まで送ったが。


MCVの前で待っていると、竜崎さんがクーガに乗って、走ってきた。


「じゃあエンジン掛けるから手順を覚えろよ?」

了解コピー!」

「返事は調子いいな....まぁいい...とこれでエンジンがかかった。操作方法は.....」


5分後....

ゴン!ガン!ガリガリ!

「まぁこれくらいの名誉の負傷は仕方がないな....竜崎さん!有難うございます!」

「名誉の負傷って....まぁいい俺はお前の運転する装輪装甲車は絶対乗らんからなぁ!」


そう言い武器を置いてある所に向かうと少し扉の位置が変わっていたから、多分持ちだした人がいるのだろう。

「あっちゃー此処もヤラれてるか...」

「まだ結構残ってますよ!」

「でもいっぱい持って行ったらry」


そして余っている銃と銃器の修理キットを貰っていって、扉を元に戻す。

「お前....自分で顰蹙者だろとか言っておいて、持てるだけ持って行くとか....」

無視をする。

ちなみに鍵を軽装甲車とかの鍵をこそっと貰っておく。

これで、運転できるのは、タンクとかトラックのみだ。

タンクは運転出来る人は多分いないし、トラックは、非武装だから襲われる心配も減る。

多分自衛隊のトラックを持ち出す所を見られていたのだろう。そうじゃなければこんな短時間でここまで持っていかれることはないからな.....


「じゃあ帰りますか....帰ったらの事を軽く説明しますね....帰ったらあいつらを運び、近くの工場に連れて行き、竜崎さんと、俺で、一人開放しに行きます。そして、開放したら、急いで、工場に帰ります。そして交渉に入りましょう。竜崎さんにMCVのガンナーに乗ってもらい、何時でも撃てる準備をして下さい。姫華さんには、拳太郎と新人三名でスナイパーになって下さい新人は、観測手の練習でいいです。銃を撃たせて誤射でもされた時には、全面戦争になるかもしれないんで.....」

「分かった」

「分かりました」

「あ、あと無線を使う隙がないかもしれないんで、無線は開けたままにしておいて下さい」

「おう」

じゃあ帰りますか....一号車は僕が行きます二号車は姫華さん三号車は竜崎さんお願いします。

「わかった」

「分かりました」

じゃあ帰ろうか.....


出て、2~3キロ走ると、車が二両道を塞ぐように止まっていた。

無線で襲撃があるかもと連絡を送る。

竜崎さんが、ガンナー席に移り、車の持ち主が帰ってくるのを待つがなかなか帰ってこない。

すると竜崎さんから入電した。

「此方竜崎、ニート聞こえるか?どうそ」

「チェック」

「その車両にはスピーカーが付いてるから連絡してみてくれ」

「コピー」


『あーテステス本日は晴天なり....道路を塞いでいる車輌をどかしてくれないか?このまま置いてるなら武力行使をして車輌を破壊する』

すると相手が影から此方を見ていた。

『そこに隠れているのは見えている。このまま喋っていたらゾンビが集まってくるので、どけてほしい』

しかし無視

『降りてきた所を襲撃するのかわからないが、装輪装甲車からしたら押して通るのも訳がないどうだどいてくれるか?』

バガン!!!

銃声とともに姫華さんから無線が入る。

「此方姫華!撃たれてる!」

「何処を撃たれたんですか!?」

「運転席を撃たれました!!弾は貫通してません!防弾ガラスで止まっています!」

なんでこんなに銃があるんだよ糞!

「竜崎さん!サブレッシングファイアーして下さい!撃たれた所は、両脇のどちらかの建物にいます!」

「左です!」

「分かった!左だな!!」

そう言うとドッドッドッド!!!!と言う音と共に家の窓を薙ぎ払っていく

自分は自分でキューポラを開け、隠れている人に銃口を向けると手を上げ出てきた。


「そこに伏せろ!!!」

そう言いながら足元にH&K416を打ち込むとコケるように伏せた。

「グレネード!!!!」

聞こえるかわからないが、グレネードを窓に向かって投げ込む。

3~4秒程すると爆発音が響く。

そして車内に戻り撃つのを止めた。


「おい!伏せたやつお前だ!直ぐに車をどけろ!」

そう言うとうなづきながら逃げていった。

新人を連れてくればよかった....

無線で押して通る事を伝えると了解と帰ってきた。


車にゆっくり近づき押すとゆっくりズリズリ動いた。

まぁ車と言っても軽だから余裕で押せる。


車をどけ終え竜崎さんに車を二台とも破壊してもらう。

お腹にくる音とともに車から黒煙が上がり、その場を後にする。

暫く行くとゾンビの集団が、先ほど戦闘していた所に向かっていたが、そのゾンビを殺さないように、走って行く。


また20~30分程走り、家に着いて一息入れた。


「あー疲れた....姫華さん大丈夫ですか?」

「はい....でもびっくりしました!」

車を見ると、割れては無いものの、弾丸が、細かくめり込んでた。

バード弾か何かだろう....人に撃っても死なないぞ.....

まぁ撃たれたらそれだけで、動けなくなるし....まぁ撃ったのは余程の馬鹿か何かだろう....


「竜崎さん!大丈夫ですか?」

「ああ俺は全く大丈夫だ!姫華ちゃんも大丈夫そうだし行くか?」

「そうですね....軽装甲車輌に、姫華と塩川君で乗って下さい。竜崎さんは、義剛さんと美琴ちゃんでMCV乗って下さい。俺はトラックで荷台に拳太郎と、日向さんでチンピラを見張っていて下さい。向井さんは、ハンヴィーを運転してきて下さい」

「「「「「「「「了解!」」」」」」」」


「向こうに着いたら、改めて、分かれます。武装は、姫華さんが、M24スナイパーライフルで、新人3名は、猟銃を持って下さい!なるべく撃たないようにするので安心して下さい竜崎さんと義剛さんは、89式でいいですか?「ああいいぜ」「分かりました」拳太郎はそこにおいてあるマルイのP90でお願いし「なんでだよ!?」M4使い方分かる?「あ、ああ分かるぜ!」じゃあM4で、向こうでM24に切り替えて下さい。新人も昨日渡した、服に着替えてね~後は、サイドアームは全員装備しておいて!ゾンビが居る場合ボウガンで殺してあまりにも多かったら、MCVで一掃しようでよう!時刻は、午後2時!10分で用意して暗くなる前に終わらしてさっさと寝よう!では状況開始!!」


そう言うと各自急いで用意をしに行った。

自分と竜崎さんは、装備がさして変わらないため、トラックに猟銃と弾を3/1ほど詰め込み、余っている木の箱で梱包する。あと包帯とか抗生物質も取引の材料だ。ごちゃごちゃに詰め込んでいるが、使い方は向こうの奴らも知っているだろう。

そして、詰め所に向かう。

詰め所から、チンピラ8人をトラックに乗せ、ズタ袋をかぶせて見張る。

「お、俺達、帰れるのか?」

「ああ、お前たちを飼うと食料がこっちもごっそり減るからな....まぁ殺してもいいんだが、死にたくはないだろ?」

「あ、ああ死にたくは無いが....でも、俺達がやり返しに来るかもしれないぞ?」

「トラップが無いと思うか?あと俺達の武力を見て何も思わないのか?」

「い、いや.....」

「まぁ死にたいなら殺してもいいんだぞ?」

そう言うと必死で頷いていた。

「ういー待った?」

拳太郎と日向さんが走ってきた。

「手は縛ってあるから襲ってくることは無いと思うが安全装置を外して、見張っておいてくれ」

そう言うと日向さんが頷いた。

「そんな気張らなくて良いですよ....相手も撃たれる恐怖はこれでわかったので....あと銃口は相手に向けとかないでくださいね。ミスって、撃ったら全員殺さなければいけなくなるので....あ、日向さんは殺さないですよww」

「あ、ああ.....」

「じゃあ行きましょー気張っていこう!」

「おい」


しばらくすると軽装甲車とMCVとハンヴィーが来た。


「無線チェック!」

「はい感度良好!

「良好!」

「りょ、良好です」

「はい~じゃあ向かいますか....戦闘は、RETURN to FIRE でお願いします」

そう言い車を走らせた。

此処で車の順番がごちゃごちゃになったのは、内緒だ。



先頭は、竜崎さんで、二号車に向井さん三号車に自分で、四号車に姫華の順だ。

向かっていると

さっき居たジープがスーパーの前で止まっていた。

ゾンビが居たので、ゆっくり竜崎さんが踏み潰すのを待っていると、スーパーの屋上からジープの集団が出てきた。

どうやら此方に手を振っているようだ。

スーパーの奴らが屋上からスピーカーで話しかけてきた。

「おーい!頑張って生きろよー!」

「竜崎さんにスピーカーで返事をしてもらう」

「お前等も生きろよー!こっちは襲ってきたやつを護送中で、元いた所に返しに行くところだー」

「そうかーまたどこかで会おー」


そう言い、僕らはその場を後にした。

まぁ助けを求めないってことは、それだけ彼らもこの世界を楽しんでいるのだろう。


そして三十分くらい車が塞いでいる所を避けたりしながら工場に向かう。


「はーいとうちゃ~く」

「じゃあ全員降りてTwo Man Cell で、周辺警戒した後に工場内のクリアリングして下さい。スナイプは、最低200メートル離れている位置からお願いします。あそこに、団地があるので、そこの屋上からサプレッサーとサブソニック弾を使っての射撃をお願いします」

(M24と言ってますが、M24A3の事です。自衛隊で配備されているかどうか....そもそも、サプレッサーがあるのかどうか....)

「了解!サブソニックだったら1マグくらい試射させて下さい」

「分かった。的から、10センチ以内を目標にして下さい。あと試射するときは、報告お願いします」

「了解!ニートさんも気をつけて下さいね」

「おう!拳太郎と新人2二人着いて行ってくれ拳太郎もM24でサプレッサー付けてサブソニックで!後は、俺達が居ない間に、氾濫起こしたら、躊躇なく撃ちぬいてくれ。義剛さんと塩川君は、チンピラを見張ってくれ。美琴ちゃんは、MCVの中で待機!ガンナー席で、チンピラを見張っておいてくれ!」

「分かりました」

「りょ、了解!」

「わかった!!」

「じゃあ僕たちは、チンピラに個々の場所と話す内容とメモを渡しますか」

そう言いトラックに戻った。

トラックに入り、今朝指名した、チンピラのズタ袋を外す。

「じゃあ場所を言ってくれそこまで送るから」

「あ、ああ分かった」

そう言いハンヴィーに乗せる。


無線で行ってくるというと姫華さんから気をつけてと帰ってきた。

しばらく走ると、結構ゾンビが増えてきた。

やっぱり人がいる所はゾンビもかなり増えるようだ。

しばらく走ると、堅牢な壁が見えてきた。

まぁ壁と言っても針金で、入れないようにして、車が、バリケートを張っている。

車も車で、バスだ。しかも綺麗に壁と壁の間に入っていて、動かなくなっている。

「車は何処止めてるんだ?」

「向こうに、駐車場があって、そこまで屋根伝いに行けるんだ、駐車場には、門があってゾンビは入ってこれない」


ふむ....しかもこの辺りは、建物が綺麗に壁になるように立っているこれではゾンビも入ってこれないだろう。


もう暫く行くと監視している人が居た。

キューポラからチンピラを出し、竜崎さんが銃をチンピラに突きつけて、言う

「コイツが俺たちを襲ってきた!!!コイツは返すが、後の人たちは預かっている!コイツが殺されたくなかったら銃を降ろせ!!」

そう言うと慌てて銃を下ろした。

「それでいい!コイツを開放するから後はコイツに聞け!!!」

そう言い、チンピラをキューポラから外に出させて、塀の中に飛び降りさせ急いで工場に帰った。

「あいつら来るかな?」

「来ると思いますよ...銃器類もお詫びで渡すっていう手紙も渡したし、5時までに来なかったら、いつ何時105mmが飛んでくるかわかんないぞとかこいつらをゾンビの前で、放すとか書いたからな」

そう言うと竜崎さんは、笑っていた。

「105mmが飛んできたら、あいつらも行きていけねぇなww」

「他にも今日持って帰ってきた、64式迫撃砲も持って帰って来てるんで、一気に畳み掛けれます」

「迫撃砲か....」

「迫撃砲の話は出してないんで、向こうが此方の武装が何かまでははっきり分からなくしてますよ」

そう言うと竜崎さんが笑っていた。


しばらく走り、工場に戻ると、姫華から入電があった。

「試射して5cm以下まで絞りました」

「了解、 此方も無事パッケージを届けた。現在RETURN to FIRE を継続中だが、自分が、手をあげたらそこからFree to Engageに移行」

「了解」

「分かった」


「では竜崎と義剛と塩川君は、車内に戻って下さい」

「分かりました」

「了解ぃ」

「了解」

そう言うと車内に入っていった。


無線で連絡をする。

「無線はずっと開けたままにするので、MCVとスナイパーのやり取りは無線番号20.58にする繰り返す20.58にする」

「了解した」

「了解」

「ではこれより戦闘態勢に移行する連絡は取れない。スナイパーは、観測手からの指示を待て」

そう言い無線を開けたままにした。


タバコを3本目を吸い始めた所に車輌音が聞こえてきた。

「きたぞ!全員気を引き締めろ!」

そう言うが返事がないもう少し後で無線を開けたままにすればよかった。

すると車が10台以上敷地内に入ってきた。

次々車から人が降りてくる。

しかも全員此方に銃を構えてる

こちらもMCVからウィーンと音と共に砲塔がそちらに向く。

「あー...銃を下ろして「お前等が降ろせやゴラァ!!!」

「いやいや、撃ち合いをしに来たんじゃなくってですね」

「どうでも良いから仲間とお前等の武装わたさんかい!!」

そう言い一人がこっちに向かって走ってくる

無線に聞こえるように言う

「殺さずに無力化できるか」

そう言うと一発弾丸が飛んできて走ってきたやつの足元に着弾してコケる。

「スナイパーが居るんで気をつけて.....こっちには貴方達を一瞬で昇天できるほどの武力があります」

「そ、そうだ!やめてくれ!そいつらが悪いんじゃない!」

そう言いながら車からさっき連れて行ったチンピラが出てきた。

「おっす!殺されてなくてよかったよ....ヘマを犯したからてっきり殺されたかとおもったよ」

「あ、ああ....」

そう言うと一人偉そうな爺さんが出てきた。

「全員!チャカ降ろさんかい!!!!!」

そう言って全員の武装を解除させた。

さっき走ってきた奴がおっさんの前まで連れて行かれて頭を杖で殴られる。

「お前のせいでそこの御仁がお怒りされたらどう済んだ!?」

パカパカ殴られて痛そうだ。

「あ、あのー殴るのは置いておいて、交渉を....」

「おお悪かったの若い衆が迷惑かけて」

「いやぁこっちもそこのチンピラの仲間を何人か殺してしまい、一人や二人....もしくは全員で報復活動されると骨が折れるんでね」

何人かの強面のおじさん達が俺に穴が空くほど睨みつける。声が震えそうだ。

「いや、手紙を読んだ限り、若い衆から先に撃った見たいな恥ずかしい話で申し訳無い。報復活動なんぞしても貴方達に勝とうと思ったら....撃たれたもんは大丈夫ですかな?」

「すですね....場所は言えませんが、スナイパーとして貴方達を見てますよ....まぁ私の許可無く撃たせはしないんで大丈夫です。まぁ、そちらからの発砲があり次第自動的に、Killing Factory になってしまいますが....

そう言うとどよどよしながら周りを見回し始めた。

「だいたい700mm以上の距離から見張っています(嘘です)それで足元に着弾なんで、此方のスナイパーは、優秀ですよ」

「まぁスナイパーは、置いておいて、どうですか良き隣人になってくれますか?」

「その話なんじゃが、我々はが先に手を出して、武器まで貰えると言う話じゃないか何か裏がありそうで怖いの」

「裏ってわけじゃ無いんですが、まぁ貴方達は、一般人を匿っているって話を聞きましたよ」

「ま、まぁそうなんじゃが」

「で、我々も鬼じゃない匿うために食料を探しに行って、皆に分け与えて居るのだから、それはすごいいいことだと思いますよ?」

「いやはやなんとも.....そこまで話が行ってるとはお恥ずかしい」

「まぁちょうどいいんじゃないんですか?これからは悪から足を洗って、善なる人たちになるっていうのも」

「ふむ.....まぁその話は帰ってからしますわい」

「そうですか....だいぶ話がそれましたね。では続きを行きます。猟銃と軽い医療品と捕虜7人でそちらからは、此方に対しての手は一切出さない。あと、手をもし一人でも出したら、いつ何時空から、大きな糞が飛んできて、痛い目を見るかもしれませんがいいですか?」

「良かろう!」

そう言いながら此方に歩いてきた。

「オヤジ!」

そう言いながら此方に若い衆が走ってくる

「動くなつったろうが!!!このダラズ!!!!」

「でもオジキ!」

「でももヘチマも無ェ!!!」

久しぶりにその言葉を聞いたぞ

そう言いながら此方に来て、手を出してきた。

俺もその手を掴み握手をする。

「よーしじゃあそっちから3人来てくれ銃をおろしてくれねぇか?」

そう言うと3人ごついゴリラが走ってきた。

「トラックに置いてある猟銃と、医療品と、捕虜を開放する」


そうこうしていると、運び終えたようだしかし一人こっち向かって銃口を構える奴が居る。

銃は今渡したウィンチェスターのダブルバレルショットガンだ。

ズドン!!

その音と共に顔を掠めるように弾が飛んできた。

「うお!!」

その瞬間バキン!!と言う音と共に銃が割れた。

「お前オヤジに何晒しとんじゃい!!!!」

そう言いながら他の組員がそいつを殴りまくる

「そいつが俺の兄弟分を殺しやがった!!!!!」

「それは俺も一緒じゃい!!!でもなウチ等から手ぇ出してんのに全員殺されてもおかしないのに、こんだけ帰ってきてんぞ!!それだけでも儲けもんじゃ!!」


「えろぉすいませんでした。」

「いやいや、こっちもその人を殺さなくってホッとしましたよ....さっきの弾も当たっていたら此処の全員死んでもおかしくなかったよ....」

そう言いながら姫華の所を見ると姫華が二人の新人に抑えこまれ、拳太郎が撃ったようだ。


竜崎さんがキューポラから出てきた

「おい!大丈夫か!?今拳太郎から無線が入って、ニートが撃たれたけど無傷って来たからよ!」

「あ、ああ大丈夫です....ちょっと無線機貸してくれません?」

そう言い無線機を受け取る

「拳太郎...姫華に変わってくれ」

「はい姫華です!大丈夫ですか!?あたってませんか!?怪我してませんか!?良かった!怪我してなくて!新人が押さえ込んだせいで、撃ち損じてしまいましたごめんなさい!後で新人二名殺していいですか?あとさっき撃ったゴミを射殺します!良いですよね?リターンなんとかって言ってたので、撃たれたら撃ち返すでいいんですよね?今なら全員撃ち殺せますよ!!早くドケ!この糞ゴミ共!!!」


あ、ダメだ

「あのー姫華さん!僕は大丈夫です!新人も殺してはダメです!勿論拳太郎もです!姫華ちゃんがアイツを撃ち殺しても間違ってませんが、今は、Cease fireです撃ってはいけません!アイツは無力化されました!」

「ですがニー「撃ってはダメです」わかりました......」


「早く荷物乗せて帰ってくれ!ほんとにKilling Factoryになりかねない!!!」


そう言うと急いで撤収していった。


「じゃあ姫華....工場に集合してくれ」

「わかりました」



そして無線を切ると竜崎さんが話しかけてきた。

「お前大丈夫か!?キリングマシーン作ってんじゃねぇぞ!!」

「俺に言うな!俺も必死で考えてる!!」

「あー!!俺やること思い出した!車の鍵閉めとくから話しかけんじゃねぇぞ!」

「え、えぇ!?どうするよこの状況!?」


そして軽装甲車が帰ってきた。

勿論新人含め拳太郎はボコボコだ。

「あ、あの姫華ちゃん?」

そう言うと抱きついてきて、熱いキスをする。

竜崎さんが無線でヒューヒュー言ってるが無視をする

「ニートさん私の言うことを聞いてくれませんでしたね?」

「あ、あああ....ももも、勿論い、いや.....」

「お仕置きです」

そう言いながら男の勲章を全身に刻まれていく。

「ゴベンナヴァイ....ユルビデグダヴァイ」

拳太郎同様綺麗なじゃがいもになってしまった。

「グルマヴァゲンダロヴがヴンデンジデ」

「ワガッダ」

「ブガイザンガバンヴィーダノブ」

「オデヴァビメガドドラッグブンデンズドゥ」

「じゃあ出発しましょー」

姫華は元気だ。


そう言いながら基地に戻った。


基地に着くとMCVに乗っていた新人と義剛さんと美琴ちゃんを残してもとい竜崎さんが縛られて家の軒先に吊るされた。


晩御飯を食べていると傷にしみて少し痛かった。












ウッフン!


誤字脱字あったら頼むから教えて下さい!

ホンマに頼む!

お願い!

ね!

あと自分の原動力は皆さんの見ている数です!PV数が結構あったのですごくうれしくて最近書いてます!

良かったら....ほんとに良かったらですね....コメントとか感想とかね.....ほら....ね....お願いしたいなーってね.....



よろぴく

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