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 ブラフ

てことで朝になったが俺はまだ童貞だ。


昨日姫華さんの部屋に入ったはいいが、此れからの事や、現在、此の街でどこまで暮らしていくかとか、永住できる所を何時探すのかとか色々話しあった。


自分が思っているのとは違う方向にどんどん進んでいって正直破裂しそうです。

まぁ節操のない猿とは違うんで、そういうことはしなかった。

いや、できなかったというべきか....

自分は猿と同等なんで、ニートのニートが、とうとう就職するのか...とか内心思っていたのだが、結局は、仮入社と言うことで、まだ正社員にはなっていは、いない。

熱いベーゼをしたが、それ止まりで、部屋に戻って枕を濡らした。

まぁ子供は、本格的に永住を考えられる所で産もうと言う話にまとまったので一件落着?だ。


まぁそれはそれこれはこれだ。


朝の一服をしていると、軽いノックとともに扉が開かれた。

「おうニート!お前とうとう付き合ったんだってなぁ!?」

朝からうるさく入ってきたのは竜崎さんだ。

はっきり言って、軽いノックとかやめてほしい。一瞬姫華さんだと思ってしまった自分が情けない。

「あ、ああ、姫華さんと付き合うことになりましたよ....用はそれだけですか?」

「いや、今日拷問するって言ってたがするのか?」

「昨日いろいろ考えたんですが、拷問をしたふりをしようと思います」

「ん?したふりっていうのは何だ?」

「まず、.....朝食食べてからでいいですか?」

「ああいいぜ....で、ヤったのか?」

タバコを膝の上に落としてしまい焦ってコケた。

「や、ヤってないですよ!こんな状態で、もしヤって、子供ができたらどうするんですか!?」

「そ、それはそうだが....」

「とりあえず飯食いましょう飯!あー腹減ったな!!」

そう言いながら一階に降りると姫華さんが朝食の用意をしていた。


「お、おはようございます」

「あ、ああ....」

気まずい

「と、とりあえず、朝食が出来たんで食べましょうか?」

「は、はイ!」

上ずった声を出してキモさが上がった。


そして朝食を食べ終え、竜崎さんと外にでる。

「で、拷問をしたふりっていうのはどういうことなんだ?」

「まず、あの中の一人を外に出し、拷問をしたフリをするんです。そして、まぁ凄んだら昨日の事もあったんで、話すと思うんですよ。そして、それを繰り返し、照らし合わせたら、ハッキリした場所が出てくると思います」

「全員で嘘をつくってことは無いのか?」

昨日殺した奴の腕を一本もらいましょう三人目位で、それをあいつらの前に放り投げたら、全員もんどり打ってビビリますよ」

そう言うと竜崎さんが悪い笑みを浮かべながらノコギリを持って死体を置いてある所に行った。


自分は、とりあえず捕虜?の居る、倉庫へと向かった。

扉を開けると全員がびくっとして此方を向いた。

「ど・れ・に・し・よ・う・か・な~」

そう言いながら、見ていくと全員ビクビクしながら目を逸らしてくる。

「ああ、最初に言っておくが、全員拷問をして、一人でも違うことを言ったら、それより拷問をし終わったやつを、そうだな....両手両足を切って、ゾンビ共の餌にするから嘘は言わないように」

そう言うと全員頷いた。


「じゃあお前来い」

そう言い一番体が大きく、怖い顔のやつの髪を掴み引きずっていく

「いでででで!!」

「重いな!糞!殺したほうがいいかな?」

そう言うと股間にシミを作りながら泣き叫んだ

「こ、殺さないでくれ!何でも言うから頼む!!」

そう言うと昨日居た、一番偉そうな奴が吠えた

「お前!絶対言うなよ!!!言ったら俺が殺すからな!!!!!」

「煩い!誰が喋っていいといった?」

そう言い9mmを取り出し、跳弾も何も考えず、そいつに向かって、発砲する

パン!パン!パン!パン!

4発撃ちこみ、全部当たらないように撃った

「そうだ黙っておけよ....」

すると拳太郎が入ってきた

「大丈夫か!?」

「ああ、昨日居た奴がうるさかったから、何発か撃ったよ」

「良かった.....ニートが殺られたら、次は姫華ちゃんに殺されるからな」

「うるせぇよ....ちょうど良かった俺コイツの足のジップタイ切るから9mm持ってコイツを見ていてくれ、変な動きをしたら撃ち殺していいからな」

そう言うと、腰から9mmを取り出して構えた。


「じゃあ切るから動くなよ」

そう言いながら、足のジップタイを切り、立たせた

「じゃあ歩け!」

そう言いそいつの尻を蹴り上げる


そうして歩かせて、表に連れて行き、適当な所で立たせる。

「ま、話してくれるとこっちも楽だから、嘘を言わず、組の場所と、構成員の数と武装がどんなものかとか、いま組が、どういう活動?まぁいいそこんところ詳しく教えてくれ」

そう言うとペラペラ簡単に喋ってくれた。

「ふむ....ってことは、場所は、ここから10Km位離れた所が拠点なのか。は、ポン刀とかドスとかは、持っているけど、分家の分家で、余り上の奴らじゃねえから、そんなに良いものは持っていないってことか....で、組としては、構成員が100以下70人以上で、一般の人も炊き出しで、助けていると....じゃあなんで、お前等は、俺達を襲ったんだ?」

「お、俺は反対したかったんだ!だが、兄貴が、あの女が欲しいと言ったせいで!!!」

「ふむ...組の事は知らないが、兄貴のことは絶対なのか....あの中に兄貴は居るのか?」

「ああ....居るが兄貴を殺さないでくれ!頼む!!!」

「さっき吠えたヤツのことか?」

「くッ!!!」

「まぁ聞きたいこと聞けたし次の奴連れてくるか....お!調度良かった新人く~ん!!」

「あ、あの僕の名前は、塩川です...なんですか?」

「ああ塩川くん!コイツを隣の家に連れて行って見張っててくれ!逃げる素振りはまぁ見せないと思うが、逃げようとしたら撃ち殺してもいいぞ」

「わ、分かりました」

「あ、あと向井と日向だっけ?あいつらもつれて三人で見ていてくれ!」

そう言うと、そいつを連れて、歩いて行った。


それを何度か繰り返し、アラを探すが、何人か嘘をついたが、殴り飛ばしたら正直に言ってくれた。

勿論銃声を何発か鳴らしてるから、純順に答えてくれたり、腕を投げ込んだのはかなり大きかった。


最後に回ってきたのは、勿論よく吠えていた奴だ。

「で聞きたいことがあるんだがお「ペッ!!」」

きったねェ!!コイツ俺の顔に唾吐きやがった!!!

「一発は一発だよな」

そう言いながらそいつの上で、涎をたらそうとする

「や!やめろ!!」

鼻をつまみ口を開けさせようとすると竜崎さんに頭を叩かれた。

「やめろ!俺まで気持ち悪くなってくる!」

「拷問とか今まで何回もやってきたのに何言ってるんですか!?」

「それは拷問じゃねぇ!プレイだ!」

此のおっさんは、駄目だ

「気を取り直して行こう!拳太郎!コイツに撃たれたのか?」

「あ、ああ...」

「じゃあM2出すから、一発だけどこでも撃っていいぞ」

そう言いながら、竜崎さんと拳太郎を一緒に裏に行き持ってくる。


「ほんとに撃つのか?」

「撃つわけ無いじゃないですか!」

「まぁこんなんで撃たれたら確実に何処撃っても死んじゃうからな」

そう言いながら、M2を持って来た。


「これは、ブローニングM2機関銃と言って、ホントは車輌とか陣地防衛などに使われる銃なんだけど、俺のさっきもらった一発は、そこのコンクリの壁に撃って見せてやる」

そう言い、一発撃ってやると顔が蒼白してその弾痕を見ていた。

「まぁ、見ての通りの威力だが、12.7mmで、50口径は素晴らしく威力があり、人間に撃ったら、軽く腕とか足ならもげてしまうから、すごいぞ」

そう言いながら拳太郎に変わり、照準を合させる。


「まぁ今すぐ、組とかの話をしてくれると、ありがたいんだがどうだ?」

「は、話す!話すから!!」

そう言い、話してもらった。

.


.


.


.


「よし、お前の言ってることも全て正しかったわけだが、此れから殺されるか、今から俺たちが組みのところに行って、一人開放して、それから話し合いの場を設けて、それから、開放って話になるわけだが、どうする?」

「あ、ああ俺が行く...親父に話を通して、二度と関わらねぇって事を誓う!」

「そうか....まぁ場所は俺が指定するからそこに着てくれ...まぁ、もし裏切ったりしたり、此方の建物に襲撃でもしたら、何時でも何処でも昼夜問わず襲撃をすることになるが、そこの所は了承してくれ」

「あ、ああ...」

「じゃあ飯にしようか今から君たちは、お客さんだ。なんでもあるわけじゃないが、とりあえず飯を食ってくれ」

そう言い昼間で続いた、尋問を終了した。


「じゃあ、拳太郎と、義剛さんと新人3人は、こいつらを見張っておいてくれ、銃は、M4でも89式でも良いから使って見張っておいてくれ、まぁこいつらも開放されるっていうことで、それを見す見す逃すような事はしないだろうが気を着けておいてくれ。竜崎さんと、姫華は、俺と自衛隊の基地に着いてきてくれ」


そう言うと全員了解といった。


「じゃあ自衛隊の基地に言って、車輌と、持って帰れなかった銃器類を持って帰ろうと思います」

「ああ...だが何で行くんだ?」

「もったいないですが、ジムニーで行ってジムニーを置いて帰ろうと思います。まぁジムニーも寿命が近かったし、なにより銃撃戦で、結構ぼろぼろです基地で供養しましょう」

「分かった....」

「姫華さんには、軽装甲機動車に乗ってもらいます。」

「分かりました!」

「じゃあとりあえず向かいましょうか!」


そう言い車を発進させた。



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