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隣のお宅訪問

おひさしぶりーふ

昼飯を食べ終え、タバコに火を付ける。


とりあえず皆が帰ってくるのは、まだ時間が掛かるだろう。

竜崎さん達が、新たに、家族になる人達を探しに行ってもらってるから、そこの住居を探さなければいけないし....

とりあえずは、自分の家を拠点として活動してもらってもいいが、やっぱりキツイものが有る。

この家の周りもそこそこゾンビとかが居るが、数はまだ少ない。

多分学校や、平日にゾンビが湧いて来たので、街にみんな居たんだろう....


まぁこの街にも居ないわけでは無いから多分建物の中でドアを開けられずうねうねしているんだろう。


って事でボウガンと斧を持って、周りの家が使えるかどうかだけ見ていこう。

勿論サイドアームは9mmだ。


外に出て、隣の家に行く。

見た感じは、庭とかには、ゾンビとかは居ないが、家の中にもしかしたら居るかもしれない。

塀をよじ登り、庭に入る。 庭には、ゾンビが見かけないので、多分大丈夫だろう。

庭を一周し、窓から家の中を見るが、ゾンビらしき物は居ないが、少し物が散乱している。

おおかた、慌てて避難をして出て行ったんだろう。

建物に入ろうとすると鍵が閉まっていた。

「やっぱりか....」

少しぼやいてしまったが、まだ望みはある。

玄関の隣に物置的な所によく鍵を隠しているのは知っていた。

まぁ昔、此処に幼なじみがいて、良く遊んだりしていたんだが、大人になるにつれ、どんどん疎開になり、高校に入学したら、ぱったり合わなくなってしまった。


あの時を懐かしみながら鍵を探す。

あ、あと、可愛いか可愛くないかで言ったら、俺よりたくましいです。


鍵を見つけ、少しガッツポーズをする。

扉の鍵を開け、中に入るが、誰も居ないようだ。

名前を呼ぶが返事が無いということはこの建物はクリアでいいだろう。

一部屋づつ回ったがゾンビは居なかったんで外に出て、物置に置いてあったラッカーで扉に丸をつける。


周りの人が見ても大丈夫な用にだけしておこう。


その隣の家に行くと扉が開けっ放しになっていた。

見た感じアウト!って言うくらいに血痕とかが付いている。

しかし、近くにゾンビが居たらやっぱり気になるので、建物に侵入する。

玄関で此処に住んでいた人の名前を呼ぶが返事がない。


玄関から斧を構えつつ侵入する。

一階の応接室らしき部屋に、ゾンビが倒れているが、見たところ此処の住人では無さそうだ。

この家には夫婦ふたりで暮らしているのは知っている!

まぁ、若干田舎なんで横の繋がりは大きいし、なにより、自治会によく出席していたので、このあたりの人たちは皆分かる。


台所、リビング、と見ていくが、見当たらないので、二階に上がる。

階段に血痕が付いていたため警戒しながらゆっくり登った。


二階に上がり、扉に入ろうとすると、下には結構の血が付いていた。


ゆっくり開け中を見ると男性が一人倒れていた。

部屋に入り男性を見ると、どうやら延髄辺りを噛まれたようで、即死していた。

しかし、ここで一つ、見逃している事があった。


ドアが閉まっている状態で、中には一つの噛まれた死体。

必然的に、中には、噛んだ本人が居るという事を.....


男性を見て、後ろを振り向こうとすると、ドンッ!と言う衝撃とともに、肩に激痛が走る。


びっくりしながら、肩を見ると、この男性の奥さんが肩に噛み付いていた。

幸い、方には、プロテクターがついていたが、どうやら、すさまじい噛む力によってプロテクターが割れてしまっている。


急いで、サイドアームを取り出し銃口を突きつけ引き金を絞る。


パンッ!

と言う軽い銃声とともに、ゾンビの体の力が抜け、ゾンビを振りほどく。

倒れたゾンビにもう一発頭を撃ち抜き、トドメをさした。


急いで外に出て、周りを警戒しつつ上着を脱ぐ。


プロテクターが歯形に割れている。

歯は、どうやら、上着を貫通せずに、そこで止まったようだが、方には歯型に内出血を起こしている。

骨にも異常は無いようで、感染はしていないようだ。


服を脱ぎ、豊満な上半身を見せつつ、家に帰ろうとすると、ハンヴィーが走ってきた。

どうやら、竜崎さんたちのようだ。

自分の隣に車を着け竜崎さんが話しかける。

「ニート!もう返ってきたのかぁ!はやかったなぁ!」

「はい!とりあえず銃器類をかなり拾えたし、車輌も見つけたので、一度帰ってこようと思いまして....」

「そうかぁ!ん?.....ッ!....義剛さん....先に帰っといて貰っていいか?」

「分かりました.....どうかしましたか?」

「いやぁ!今日入った新人の話を先にニートにしとこうと思ってよ!まぁ言えねぇ事もあるかも知んねぇしな!」

どうやら竜崎さんは、この肩の事を話すらしい。

「わ、分かりました....」

そう言い竜崎さんは、車を降り、義剛さんは先に帰った。


そして竜崎さんはおもむろにショットガンを構える。

「ニート....お前噛まれたのか?」

「い、いやぁ....まぁ歯は服で止まったんで、内出血で済んでいるだけですよ」

「その場で動くなよ!肩をゆっくり見せてくれ!」

ふむ....下手に動かないほうが得策か....まぁ俺がヘマをしてこうなったわけだから従うほかならないな....

「わ、わかりました....」

そう言いゆっくり肩を見せる

「ふむ....どうやら本当の事のようだ....」

そう言い竜崎さんは、銃を下ろす。

「いやぁ~焦ったぜ!噛まれてたら俺が引導を渡さなければならなししな!」

「仕方がないですよ こう言う事になってしまっているんで、まぁその時になったらおねがいしますね」

「そう言う事にならないようにお前はしろよぉ!」

そう言いポカっと叩かれた。


「所でニートお前結構早かったな!」

「いやぁ予想以上に自衛隊の基地で長引いて、米軍の駐屯地に行く頃には日が暮れそうで」

「じゃあ結構物資とか集まったのか?」

「それは帰ってからのお楽しみです!それより拳銃ゲットしたんですよ!」

そう言い9mmを取り出す。

「おおP220か!どうせゾンビからかっぱらったんだろ?」

「ま、まぁ否定は出来ないんですが....」


「そちらはどうでした?」

「こっちか?こっちは新たに3人増やしたぜ!」

「ほほぉ~どんな方ですか?」

「一人警官で、もう一人が、警官の友人、後一人が、ニートのようにこそこそ動いてたんで捕まえた感じだ」

「ならかなーり使えるやつですね!」

「お、おう....」

そう言いながらタバコに火を着け帰る。


家に着くと佐藤さんが待っていてくれた。

「ニートさんおかえりなさい!」

「ただいま....じゃあとりあえず自己紹介でもじましょうか」


「じゃあ僕はニートっていいます。年齢は22歳で、いちよう此処の集団ヒポクリトで、リーダーをしています」

「そうだぞぉ!俺らの総大将だ!」

なに訳変わらんことを言っているんだ?」

「ん?なにか言ったか?」

「い、いやぁ何も言ってないですよ」

少し漏れてた

「じゃ、じゃあ私から言います。 私は日向勉ひなたつとむです年齢は28歳です」

「俺は、向井慎吾むかいしんごです。日向の友達です。年も日向と一緒です」

「つ、次は僕ですね....塩川智しおかわさとしです年は20歳です」

日向さんと向井さんと塩川さんか....おぼえた...かな?


「日向さんが警官ですか?」

「はい、警察官です。 此の災害が起こった時は、非番でして、向井と出かけていて、逃げながら生きていた感じです。」

「そうですか....では向井さんもそんな感じですか?」

「そうですね...逃げつつ殺しつつ....」

「ふむ....塩川さんは?」

「出会った時は、ゾンビに見つかって、一人二人と殺してたんですが、手に負えなくなり、死んだ!と思ったら竜崎さんに助けてもらいました」

「ほほぉ~」

ふむふむ....まぁ三人共ここまで生き残った猛者になるのか....

「じゃあ多分説明とかされてると思いますが、私達の集団はなにかわかりますか?」

そう言うと日向さんが答えた。

「ヒポクリトですよね....助けるのは助けるが、その後は知らないよ と言う集団ですよね?」

「そですね まぁ自分の尻を拭ける人だけ仲間にして、拭けない人はそこでさようならっていう感じの集団です」

「まぁ実際何人か助けたが、俺置いてきたもんなぁ」

「仕方がないですよ....自衛すらままならないのに周りの人達を助けていくって....」

「私も警官なんで、出来れば助けていきたいんですが....」

「そうですね....救えそうな人は私達も助けて行こうと思います」

「ですが、そこで集団の輪を乱したりする人がやっぱり出てきますよね。 他にも自分で物資を取りに行かないとか、皆を助け合わない、あと一番重要なのが、”使えない”奴はとことん切っていこうと思います」

そう言うと新しく来た三人が複雑な顔をする。


「まぁ子供とかは、これから人も増えていくでしょうし、仲間と、までは行きませんが、極力助けていこうと思います」

そう言うと、皆の顔に安堵感が生まれた。

「ですが、お年寄りや、自分で動けない方とかは、見捨てます。 メリット・デメリットで言うと将来性がない方は、見捨てますし、私達の足枷にもなります」

「まぁそれでも良いというなら入ってください....物資とかは、かなり潤沢にありますが、人でが足りません。 あと、このヒポクリとは、竜崎さんが言ったように総大将ほど偉そうな物ではないですが、一応リーダーです。選挙せいとかではないので、自分がリーダーに向いていないとかこの人では駄目だ!とか言うならすみませんが、出て行ってもらうことになります」


「あと、ヒポクリトに入ると私達は、家族になります。 集団の中では、誰々がムカつく!とか、アイツが嫌い!とかは無いようにしていこうと思います。どうしてもムカついたり、腹が立ったりした場合は、周りの人に相談してください。ちゃんと助言や、ギスギスした環境にはしないようにしていこうと思います」

「ニートww人のこと言えねぇじゃねぇかww」

「まぁこんな感じの集団になります。あと裏切りとか陥れたりした場合は、どこまでも追いかけ酷い殺し方をします」

「「「わ、わかりました....」」」

「まぁ 最後に変な話を持って行きましたがどうですか入りますか?」

そう言うと三人共頷いた。

「分かりました」

そう言い三人と握手をしてこれからの事を話した。



「とりあえず、隣の家は安全なんですが、どうしますか?まだ部屋は2つ開いているのですが...」

「俺は、向井と同じ部屋でいいですよ」

日向さんがそう言うと向井さんも良いと答えた。

「塩川さんはどうします?」

「じゃ、じゃあ僕も此の家に泊めさせてもらっていいですか?」

「分かりました....あと、武器とかはなにか持っていますか?」

そう言うと日向さんが取り出したのは金属バットだ向井さんもバットを取り出した。

塩川さんは、大ぶりの山刀を取り出した。

「ふむ....じゃあ銃器を渡しますね」

そう言うと向井さんが緊張した声で言った。

「じゅ、銃器類って....」

「あ、警察官から奪ったり殺したりした物ではないですよ。まぁ撃ってきた警官もいましたが、その人は.....」

そう言いつつ裏にある倉庫に連れて行く。

「おいぃニート!お前なんてものを持って返ってきているんだ!?」

そう言う竜崎さんの指す方は74式大型トラックである。

「まぁ良い拾い物をしましたよ」

そういいドヤ顔をしつつ倉庫を開けると全員おぉと言った。

「この中の銃器を皆さんに使ってもらいます。掃除の仕方とかは、竜崎さんに後ほど」

竜崎さんを見るとものすごくびっくりした顔で、返事も返せないようだ。

「とりあえず皆さんの銃も変更しましょうか。 サイドアームは、P220ぐらいしか無いですが、ライフルとかは有るので使っていいですが、銃声が鳴るとゾンビがかなり集まってきたりします」

「ですので、あまり撃ったりすることはしないようにしましょう」

だめだ....聞いちゃいねぇ

そうこうしつつ皆は銃を選び始めた.......


いぇーい!!祝22歳!

7月10日に22歳になりました!皆コメントを残していってもいいのよ!

あ、あと誤字脱字&感想ほしいなぁ!!

更新もかなりあいてしまったしもしかしたら罵詈雑言がくるかもww

まぁまたあいましょう!!

ミスってニートの異世界生活録に投稿してもうたww

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