失敗
そう言うと僕らの服をイケメンは見た
「その軍人っぽい服か!?俺の分もあるのか?」
そう言うイケメンはすごく嬉しそうだ
「あるっていうかまぁ今から取りに行くんだ」
そう言い僕たちはこの間いった銃砲店に向かった
ここから少し遠けどまあなんとかなるだろう・・・
僕が車を走らせていると生きている人が建物の屋上からこっちに手を振っていた。
「ニート!人がいるのに行かないのか!?」
「いきませんよ?」
「助けを求めているかもしれないのに!?」
「助けを求めているかもしれませんが、僕達には助けてもメリットが見つけられません」
「そ、そうは言っても・・・」
「もし彼らが盗賊だったらどうします?」
「そ、そりゃあ改心させて仲間にするとか・・・」
「僕達なら殺します」
「こ、殺すって何もそこまで・・・」
「改心させるのにも時間も道具もかかるじゃないですか」
「そもそも僕たちは偽善者集団です」
「助けてメリットも無くむしろデメリットの塊を持ち運びたくないですからね」
「そんなこと言うなよ・・・」
「なら降りますか?」
「くっ!・・・」
「まぁ田野くんなら降りて貰ったら僕達も寂しくなりますが・・・」
やっぱり説明をしても分かってくれないか・・・まぁこれは自分が今他の人を助けれる常態かどうか自分でわからなきゃ無理だろう・・・
そうこうしていると、学校まできた。
ゆっくり行って囲まれたり進路を塞がれたら動けなくなるので少し強めにアクセルを踏んだ。
「昨日通ったフェンスを超えます!いちようショック姿勢でいてください!」
「了解!!」
「分かりました!」
「お、おう!」
そして僕は校庭に侵入した
「昨日通ったんでかなり楽に通れますね」
「そうですね・・・でもやっぱり多いですよ」
そう言うと竜崎さんが笑っていた
「昨日みたいな運転はしないのかぁ?」
「しなくても通れるんでこのまま行きます」
そう言っているうちに一人跳ねてしまった
「はいニートォ一点減点」
「点数をつけるとか・・・」
竜崎さんも俺も笑ったが、僕らも少しづつ狂ってきているのかもしれない・・・
「結構簡単に通り抜けましたね」
「そうだなぁ・・・だが、一点減点だ」
まだこのおっさん引きずってるぞ
「じゃあこのまま向かいますね」
「そこで俺の装備を集めるんだな!」
「そうだが、服装は統一するぞぉ」
「え?なんでだんだ?」
「服装を同じにしておいたら分かりやすいだろぉ?」
「ですね、まぁ着こなし方とかはそこまで言いませんが、腕を捲っていて噛まれたとか言っても知らないですよ?」
「わ、わかったぜ・・・」
そんなこんな話していると銃砲店に着いた。
まだ店内の物は取られていないようだ。
「とりあえず此処で装備一式揃えてもらいます」
「ラジャー!!」
なんだかなー・・・
そうこうしているうちに、イケメンの装備も整ったようだ。
「他になにか持っていくものは無いかぁ?」
「そうですねぇ・・・スタンガンとかちょっと対人用の武器とかもほしいですね」
そういい防犯グッズあたりをふらふらしていると警棒が置いていた。
とりあえず31インチ四本と21インチ三本貰っておく。
スタンガンの所を見てみると
「収縮式スタンガン タイタンL」と、言うのを見つけた。
これを四本貰って31インチを二本にしよう。
他にもなにかないかなと見ていると「現行型最強スタンガンTMM社各種揃えています!!」と言うスタンガンを見つけた。
へぇ・・・こんなのがあるのか・・・
そのスタンガンも貰っていこう。
対人用の武器も揃ったしそろそろ合流するか・・・
ぶらぶらしながらみんなの声のする方に行くと全員揃っていた。
「ただいまです」
「あぁおかえりぃ」
「なにかいいものありました?」
「スタンガンとか特殊警棒を少し貰ってきました」
そう言い僕が31インチの警棒を取り出した。
「すごい大きい警棒ですね」
「威力だけ見て見つけたからね。21インチも見つけたからそれを使ってもいいよ」
「スタンガンもあるよな!?」
「ありますが、使うなら自分で一度試してください」
そう言いぼくはTMMのスタンガンを渡した
「これTMM社製のだけど気になるから一度試してみてよ」
「TMM製ってかなり痛いやつじゃねぇか!」
「大丈夫一瞬!一瞬だけだから!」
そんなやりとりをしていると店の前で車が止まった。
竜崎さんが目配せをして僕らは入り口の死角の位置に隠れた
「やったぜ!まだ誰も来てねぇみたいだ!」
「よしお前ら!此処にあるやつ全部積込め!」
そう言うと、わらわら人が入ってきた。
店内に入ってきたのは七人くらいで、外にも見張りがいるようだ。
入ってくる人たちは見た目は普通だから、下手に攻撃は出来ない。
とりあえず様子を見ようとすると。
「すみません!俺達が先に来ていました!」
何処のバカが叫んだのかと思って見るとイケメンバカが奥から出てきた。
「おい!お前!その武器をおろせ!」
「ちょっと待って下さい!貴方達は悪い人たちですか?」
悪い人たちが僕達悪い人たちです!っていうか!?このバカが!!
びっくりして少し鼻水出たじゃないか!
「いや!俺達は危害を加えない!だからその武器を置いてくれ!」
「わ、分かりました!」
おいおいおいおい!!!お前、武器をそこで置いたら確実に拘束されるぞ!!
そう思ってみていると竜崎さんが飛び出した。
そして直ぐに相手の一人を後ろから拘束してスタンガンを突きつけた
「おい!お前らぁ!少しでも動くとこいつが怪我をするぜぇ」
「ま、待ってくれ!俺達は自衛のために此処に来たんだ!」
そう言うそいつの目線がおかしい・・・
目線の先を見てみるとバットを持った人が立っていた。
畜生!!
そう思い僕も飛び出た
「全員動くな!動いたら後ろのバットをこれで撃つぞ!」
そう言い銃を突きつけた
姫華さんは僕のいた位置から竜崎さんのライフルで狙っている
「竜崎さん!どうしますか!?」
「とりあえず全員建物内に入れろぉ!」
そう言うとリーダーらしき人が
「だから僕たちは貴方達に危害を「いいから入れろぉ!!!」
「分かりました・・・みんな!入って来い!」
そう言うと外から二人入ってきた。
「お前ら武器を捨てろ!!」
そういうとバットとかナイフをみんな床に置いた
「じゃあ全員向こうの壁に手をついて後ろを向け!!」
そう言うと竜崎さんに拘束されている奴以外壁の前に立った
「じゃあお前!こいつらに手錠をかけろ!」
「え!?でも・・・」
「いいからかけろ!」
「リーダにはかけなくていいぞ!その代わりリーダ!お前がこいつの手錠をかけろ!」
「そう言われリーダー以外の手錠をかけた」
「ニート!全員の手錠がしっかり入っているか確認しろ!」
「は、はい!」
そう言われ全員確認したが、しっかりとはまっているようだ。
「大丈夫です!」
「じゃあ姫華ちゃんと田野!!こいつらを見張っておけ!」
「は、はい!」
「わ、わかりました・・・」
「じゃあニート!お前は俺とついてこい!」
「わ、分かりました!」
そう言われ僕はついていった。
事務室のようなところに入りリーダーを座らせた。
「ところでお前、此処には何しに来た?」
「じ、自衛のための武器を揃えに・・・」
「お前たちは避難場所で生活をしているのか?」
「は、はい!そ、それで此処にきました」
「ふむ・・・お前達の避難所に何人のこっている?」
「8人です」」
「じゃあなぜお前らだけ此処に来た?」
「お、女子供に危険な目に合わせる事はできません!」
「よし!じゃあニートこいつにも手錠をかけろ」
「分かりました」
「え!?なぜなんですか!?」
「まだ信用出来ねぇからだよ!」
「だから此処に他のやつも連れてくる」
「わ、分かりました・・・」
「じゃあニート、次のやつをだれでもいいから連れて来い」
「は、はい!」
そう言い僕は部屋から出た。
昨日更新とか言っておいて出来ませんでしたすみませんm(__)m
ほんとすみません!
ごめんなさい!
すまーん!
ってことで誤字脱字あるとおもいます!すみません!
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