6話 コンビニ
「サトメ!そのオンナ送って行くの?私も帰るから送って「隣だろ?」よ!」
「サトメちゃん…そんなことより私と稽古「女の子の一人歩きは危ないよ。」しましょ?」
ワカナとフミはサトメを締め上げ問い詰めていた。
「サトメ(君ちゃん)!!!」
サトメは助けを求めるようにまわりを見回す。父親と目が合う。「たっ………」何か言おうとしたが、スッと目線を外された。
サトメは諦めて3人で最寄りのコンビニ(3キロ離れている)までアキをお送り、そこからアキはバスで帰ることにした。バスが来るまで30分…サトメの試練は終わらない。
3人はコンビニであたたかいコーヒーを買う。ちょっと小腹が空いたなーってホットスナックを見る。
「サトメ!ホットドッグ買いなよ!ワタシはフランク買うから!半分こしよ!(クソアマどもに見せつけてやるわ)」
「サトメちゃん!一緒にロングチョコプレッツェル食べようよ!両脇から食べ合いしましょう!(コムスメども…格の違いを見せてあげるわ)」
「サトメ君。あったかいコーヒー美味しいね。(サトメ君やさしいなー送ってくれるなんて)」
「…………(なんかみんな怖い…道場に帰りたい…)」
サトメはホットドッグとあんまんとチョコプレッツェルを買う。
外に出てワカナにはホットドッグ、フミにはチョコ、アキにはあんまんを皆に半分づつ渡す。
サトメはいつもみんなに女の子達に囲まれて羨ましがられるのが不思議に思っていた。「これなら師匠と稽古したり山で熊と戦うほうがよっぽど楽だ。」と思った。
3人でワチャワチャしてるとバスが来る。
「サトメ君また明日ねー(サトメ君の道場楽しかったな。また明日も来たい)」
「また明日ー気を付けてねー(また来てくれるかな…明日も来てくれるといいなー)」
サトメが手を振って別れる。
ワカナとフミはニヤリと笑うとサトメに迫る。
「「サトメ(ちゃん)帰ったら稽古するよ!((敵は消えた!あとはクソアマ・ゴリラ女のみ!))」」
サトメは泣きそうになりながら2人に引き摺られて帰るのだった。
つづく




