表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなたは私を信じますか?  作者: 古月 うい
中学一年

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/15

変化の時

それ以来特に何があるということでもなく平穏に過ぎていき、いざ学年末に差し掛かったころ。


「先生たちを招待してのお茶会をやろうと思ってます」


部活終わりの連絡の時に茶道の先生がそう言った。


「先生ひとりひとりに招待状を配るので誰が誰を担当するか決めていきたいと思います。では、学年ごとに集まってください」


一年生は一二人。


二人ペアになって、それぞれ三人づつぐらいの先生を担当する。


わたしは葵とペアになり、それぞれの担任の先生ともう一人、茶道部が一人もいないクラスの担任の担当になった。


「期限はあしたまでにします。こちらにも準備があるので。では、次に担当を決めていきます」


明日か……昼休みと放課後に、いるかどうか確認しないと。


面倒な係にはならずに済んだ。


そもそもあまりうまい方でもないので当然の結果だ。


お点前を披露するのは二年生が主で、一年からは一人だけ静子さんが担当になった。


二年生全員がやりたがらなかったので一年生の中から指名された。


とてもうまいので当然だ。


「葵、誰のところいく?」


「私の担任の先生だけでいい?明日は早く帰らなきゃなんだ」


私は快く引き受けた。


ーーーーーーーーーーーーー

次の日


「え、休みですか?」


「はい」


担任の先生には無事に渡せたが、もう一人の先生は欠席だった。


今日までにやらなきゃいけないのにとは思いつつ、いないものは仕方がないので明日に回すことにした。


しょんぼししつつ帰ろうとしていると、後ろから大きな声が聞こえた


「あー!水川さん!」


藤岡さんはいわゆる陽キャに分類れるすごくかわいい人たちと一緒だった。


「あ、藤岡さん。こんにちは」


早く逃れたいと思いつつにこやかに返事をした。


「どうしたの?」


「なんでもないよ。じゃあ」


さっさと逃げ帰った。


このとき藤岡さんが私のことをどう思ったのか一切わからないが、これが一つのきっかけだったのは確かだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ