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あなたは私を信じますか?  作者: 古月 うい
中学一年

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12/15

部活

「え~!」


藤岡さんの声がしたのでわたしはそこからすっと離れて目をそらした。


藤岡さんは苦手なタイプだ。


きらきら輝いて、茶道部の厳かさと全くあっていない。


先生の話も聞かないし、そのくせ先生の話は聞かずよく注意されている。


「何かやることある?」


「あー、今はないかな。ごめんね」


移動した先で声をかけたが断られてしまった。


葵も片付けをやっているので完全に手持ち無沙汰になってしまった。


仕方なく部室の窓を開けてこもって空気を入れ替える。


そのあと半紙に糊をつけて出席簿に貼り付けることにした。


茶道部では、名前を半紙に書いて出席簿に貼り付けることになっていた。


……けれど、糊がなかった。


いつも置いている場所以外も探したが、ない。


「先生、糊ありますか?」


「水川さんはいつもよく気が付くね。周りを見てやるべきことを見つけられるのはいいことですよ」


ほめられながら糊を渡された。


「……ありがとうございます」


部活では、いいこともある。


それでいい。


たとえ藤岡さんに嫌な顔をされようが、お菓子を毎回渡されなかろうが、苦笑いされようが、楽しいのだから。

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