2/18
訓練生
そしていよいよ10歳の誕生日が来て
俺は戦士候補生として志願することになった。
「訓練生は列に並べ!!!」
訓練学校はランクによって大きく5つに分かれている。
「おーい!エナー」
「おう!ライアスも同じ学校になったな!」
声をかけてきたのはライアスだ。
ライアスは小さい頃から仲がいい友人で
2人でずっと戦士を目指していた。
ライアスはすでに戦士の目を持っていた。
他の候補生の大半も、濃さは違えど殆どが青い瞳だった。
ライアス「アクナもこっちの学校に来るみたいだよ」
「え?なんで?あいつは別の学校だったはずじゃ…」
ライアス「なんでだろう?でもアクナが居たら心強いよ」
「そうかな?」
「エナー!ライアスー!」
ライアス「ははっ噂をしたらアクナが来た!」
そういってアクナが飛びついてきた。
アクナ「2人と同じ学校で嬉しい!」
「おい!騒ぐなよー皆んなが見てる!!」
アクナ「えへへ」
まあ色々あったが、無事入校式を終え家に帰宅した。