2-EX.世界の基準について
この部分は場所的に2章部分に入れましたが、世界観の説明回になります。
興味のない方は飛ばしてください。
ざっくり書いたのでツッコミどころが多いかもしれませんが、温かい目で見ていただけると助かります。
絶対どこかで矛盾や、物理的におかしいところが出てくるかと思います。
もし、見かけたら教えていただけると幸いです。
11/24使用言語追加
次の話を書いている途中ですが、書いている途中で自分で混乱し始めたので、舞台となっているドリス皇国と世界観についてメモ書きした内容になります。
このため箇条書きになっています。
あくまでも参考程度として考えている程度なので、話の流れで変更になったり、改稿されたりします。ご了承ください。
それでもよろしい方は下の方までお願いいたします。
世界の大体の規模感
根幹世界…女神や神のいる世界
枝世界…多夢和やアスティベーラたちの生まれた世界
ドリス皇国
この世界の中では小さめの国だが、約40万平方メートルの領地を持つ。
(日本より少し広いくらい?)
山岳地が多い。人口23万人ほどの予定。
皇都の人口6万人程度の予定。
各公爵公都の人口は1~3万人程度の予定。
中世パリが5~15万人程度とみるとかなりの大都市。
(11世紀末(ノルマンディ時代)のロンドンが1万人?)
山岳に囲まれているため、経済力は高くない。港が多数あるため貿易は船による貿易がメイン。
もう少し領地割増やした方がいいかも。
約3000年くらいの歴史を持つ国にしては人口が少ないか?
要検証。
使用言語
ドリス語…現在のメイン言語。
古聖ドリス語…儀式で使われる言語。
交易共通語…商人や取引で使われる言語。
皇都
名前未定。
人口6万人。
城壁内約550ha。約5.5㎢。外縁部の農地は除外
城は町の北側にあり、湖の裏は崖。崖を無理やり上ると城壁は1枚。
西南側に町が広がる。
城の周囲に直径1.5km程度のいびつな円形の湖を持つ。
湖の中に1.2km程度の陸地があり、そこに城を構えている。
ペガサスなどを停めるための大きめの広場が城上部に設けられている。
1つの貴族区、2つの商人区、1つの職人区、公共区、皇家直轄森林を持つ。
3階層からなる城壁を持つ。
第1層…城の周囲の湖の外側に張られた城壁6mほどの高さと、複数の塔、水門、湖を渡るための跳ね橋を2つ持つ。
第2層…貴族区と商人区・職人区・市民区を分ける壁。2つある跳ね橋のうち1つの先にある。第3層と第1層の中間にある。シャルロッテが第一章で通っていた跳ね橋とは違う側にある。こちら側が正門になる。シャルロッテの祖父の代に完成した跳ね橋(シャルロッテが通った跳ね橋)は商人区と城を結んでおり、皇家が持つ魔法のみで反応するため、最低限の軽微でよくなっている。
多夢和が最初に降り立ったのはこの商人区。
第3層…直径5kmほど。いびつな円形で高さ4mほど。内部に住居部を持つ。外縁部に農地を持つ。
湖から外縁部に向かって川が流れており、街には水路が張り巡らされており、上下水道が完備されている。上水道は水道橋を使用している。
川は下流の港町を通り、海に流れ込んでいる。
城の周囲半径10kmは古くから開発禁止区域(詳細未定)に指定されている。このため、農村部は建国時から増えていない。
食料は街の外からの持ち込みに頼っている部分が大きい。
シャトワ
皇都南30kmにある港町。
皇都との間には一つの農村部がある。
東京ドーム=4.7ha
第1階層…150haほど。
貴族区…80haほど。800m×800mと考えると割と狭い?
旧商人区…30haほど。階層型店舗が多い。
新商人区…50haほど。広場、市場もここにある。
職人区…10haほど。
公共区…15haほど。ギルド、役場、教会がある。
直轄森林…50haほど。墓地を備える。
市民区…165haほど。城に近いほど多階層になる。
ドリス皇国は4公爵領(うち1公爵領は王直轄)、12侯爵領、38伯爵領、8子爵領、64男爵領
12侯爵のうち4侯爵はドルエスの仲間で構成されていた。
宮中を含めると貴族の数は4公爵、16侯爵、52伯爵、15子爵、98男爵の爵位がある。
各都市を指す名称の定義(あくまで目安です)
正確には街と町は違うものを指す単語だったと思いますが便宜上、村<町<街とします。
この世界には町の上位を示す、街と訳せる単語があると思っていただければ……。
商人街、職人街のような本来の使い方もあります。
村…人口1000人以下。人口密度が低い。
町…人口1000人以上。5000人以下。かつどこかの冒険者ギルドの支店があり、役場の機能を持った建設物がある。
街…人口5000人以上。ギルド、役場がある。人口密度が高く、多くの場合、専用区画が設定されている。
王…公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、士爵などを任命できる。
公爵…伯爵、男爵、士爵を任命できる。
侯爵以下…任命はしない。
以下土地持ちの貴族。
貴族は基本的には王に任命される。
公爵には領地経営のため、伯爵・男爵を任命する権利が3年間で3名分あり、彼らには一部の領地が与えられる。ほとんどの場合、公爵領の中には4~6伯爵領、10~15程度の男爵領が存在する。当然領地が少ないと与えられるものがないため、ほとんどの場合は使われない。公爵位のほかに伯爵位を所持している。
公爵が任命した貴族はその爵位を持つものが死ぬと公爵に返納されるが、ほとんどの場合はその子、孫に再び与えられる。
侯爵には任命権はなく、領地の中に男爵領などを持たない。王直轄領の管理人で、管理人に相当する貴族縁戚の人間は配下にいる。領地の中に男爵領が5~10程度ある。
伯爵はドリス皇国の一般的な領地職の一つ。領地の中に貴族の縁戚を持つことも多い。任命権はないが宮中子爵、宮中男爵を皇家に推薦できる。
子爵は領地を持つが、伯爵領ほど税収が良好ではない地域にの一般的な伯爵の名称。差別的名称ではなく、上納のうち一部が免除される、他領からの援助が受けやすいなど、利点のほうが大きい。
男爵はドリス皇国の一般的な領地職の一つ。
このほか土地を持たない、宮中貴族が存在。
各爵位の前につく領地は領地を持っている貴族のことを指す。
宮中は領地を持たない貴族のことを指す。
家格的には領地貴族のほうが上だが発言力は同等とされている。
宮中貴族は基本的に皇王に仕えている形になる。
士官以下は貴族ではないが働きによっては貴族位を与えられることもある。
士爵は騎士冠爵の略称である。
宮中士爵は準貴族の最高位。爵位継承権はある。
爵外貴族は貴族家の3男や4男など爵位を継げない者に与えられる位だが、当代で終わる。
皇王
皇家
領地公爵
宮中公爵
領地侯爵
宮中侯爵
領地伯爵
宮中伯爵
領地子爵
宮中子爵
領地男爵
宮中男爵
領地士爵
爵外貴族
宮中士爵(準貴族)
準男爵(準貴族)
準士爵(準貴族)
一級士官
二級士官
三級士官
準士官
男爵領…切り分けられた領地の中に、町が1。村が1~5程度あるのが一般的。
子爵領…切り分けられた領地の中に、町が1~3。村が5~10程度あるのが一般的。領地は伯爵と同程度の広さ。
伯爵領…切り分けられた領地の中に、街が1~2。町が1~3。村が5~10程度あるのが一般的。
侯爵領…切り分けられた領地の中に、街を1~2持つ。基本的には王直轄領の管理者。
公爵領…切り分けられた領地の中に、街が5程度あるのが一般的。公爵領の中に伯爵領が1~8程度、男爵領が10~30程度あるのが一般的。
皇家直轄領…12侯爵領、26伯爵領、4子爵領、33男爵領で構成される。
12侯爵領…1領に対して、1伯爵領1~2男爵領で構成される。
皇家直轄領から12侯爵領を引いた数字。14伯爵領、15男爵領。
ドミニオ公爵領…6伯爵領、10男爵領で構成される。
ガルアーノ公爵領…4伯爵領、15男爵領で構成される。
グレスノース公爵領…2伯爵領、4子爵領、6男爵領で構成される。
ざっくり単純計算(伯爵換算)…国全体、街76?町114?村380?
農村部増やします。多分もっと増えます。
この規模感だと現代に行ったアスティベーラは相当驚いただろうなという印象。
もっと現代の状態に驚かせてもよかったかもしれない。