表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

175/300

10-12.団体さん、ご案内~

注意:申し訳ありません。今回かなり短いです。いろいろあって投稿を優先しました。

「し、失礼いたしました!神獣様!」

「いや、まぁ良いよ。こっちも連絡してなかったわけだし」

「しかし……」

「いいって。シャルロッテさん達にもこのことは黙っているから。これはただの事故」

「承知いたしました」

 やっと納得してくれた。

 もー。ロウフィスやアマンダさん、2人の騎士団長にしてもそうだけど、真面目なのも考え物だな。

 なかなか自分から罰してくれって粘らないと思うんだけど。

 まぁ、俺の居た世界とは違うわけだし、そういう教育を受けたんだろうから仕方ないだろう。


「ところで神獣殿、こちらへは何故?」

 現代営業職バリの謙虚合戦を繰り広げていた俺たちへ公王が話しかけてくる。

「あぁ、そうだった。いや、移動が大変かと思ってさ。迎えに来たんだよ。こんな山がちの地形だから歩いていくのも大変だろ?」

「迎え?しかしどのようにして?」

「それは、こいつだ」

 俺は転移魔法をその場で発動した。

 するといかにもな魔法陣が俺達の足元へと現れた。

「こ、これは?」

「今から君等全員、皇都の近くに転移するから。後はドラゴン便に乗って帰ってきてくれ」

「え?て、転移とは一体……」

「まぁ、やれば分かるよ。じゃ、そういうことで!あとよろしく!」

 俺は片手を上げると魔法を発動した。

 するとその場にいた何人もの人と馬車が次々転移されていく。

 転移先に指定したのは先程の会場から1kmくらい離れた地点。

 影の情報でそこには誰もおらず、森の中でも比較的平坦な場所なのは確認していた。

 後はなんとかしてこっちまで帰ってくるだろう。

「いやはや、なんとも。転移とは。しかもこれだけの人数とは」

 ってなんだ。公王まだそこにいたのか。

「わかってはおったが、とんでもないな。お主」

「そんなことないよ。普通の人間だ」

「ははは、どの口が……」

 そう言いかけた公王は転移されていった。


 う、うん。

 なんか、ごめん。

 結果としてセリフ中に転移してしまった。

 ほんとごめんよ。






 さて、思ったより時間が余った。

 ってよく考えたらそりゃそうだ。

 なんたって、迎えに来たといっても、俺が飛んできて転移魔法で全員を送るだけだ。

 あとはドラゴン便で彼らが皇都に入るのを待つだけ。

 そりゃ時間も余るか。

 しかし、こんなことなら皇都に直接送ればよかったかな?

 あぁ、でも皇都って地味に入市税とかあるんだよな。

 空を飛んで行き来できる俺には全く関係ないことだが。

 ちなみにだが当然ながら、俺達やノブナガ達、三勇士の面々、今回来る捕虜の護衛の一団は入市税がかからない様に手が回されているが、この時の俺には知る由もなかったが。

 ちょっと思いのほか暇になったなぁ。


 そんなことを考えていると、何処からか羽根の音が聞こえてきた。

 ん?羽根の音?

 振り返るとそこにはガブリエルと戦乙女族の一団が。

「あら?主様?」

 え、なんでこんなところに?

「いえ、神聖公国の公王がドリス皇国に入った気配がしたので。お迎えに上がったのですが」

「あぁ、すまん。つい今し方、皇都に転移しちゃったよ」

「「「「え゛っ?」」」」

 なんか、とんでもなく低い声が天使たちから出た。

 いや、ほんとごめんよ。

この度この小説を書いている、HDDが壊れました。

現在サルベージ作業中です。

サルベージ作業は順調で、思ったより被害は少なそうです。

この暑さに起因する熱暴走だと思われます。

皆さんもPC内の掃除や外付けHDDなどの温度管理には十分にお気を付けください。


バックアップ、超大事。


今回、本来は赤百合騎士団と公王一行を寝床まで案内し、聖女に会うところまで考えていましたが。

割愛して次回以降のプロットを書き直します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ