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掌の詩  作者: 若葉茂
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☆がる

☆がるを作文しました

星を、僕に、下さい

星を、僕に、下さい

一つ星でもよい、五つ星ならなおよい

星を、僕に下さい


いいえ、これは、不条理だ

万里の壁に頭をぶつけても

漫画の少女の瞳を覗いても

星などありません


ありません、ありはしません


雨も催いの日でした

空は低く垂れ込めて

承認欲求が「なろう」を赤く染めながら

凄まじい速さで私を追ってきた


星を、僕に、下さい

星を、僕に、下さい

殿(しんがり)でもよい、先達ならなおよい


いいえ、これは、不条理だ

おっとっとをつまんでも

かに座の方に正座しても

星などありません


ありません、ありはしません


雨模様の日でした

雲は頭上近くにあり

承認欲求が「なろう」を朱に染めながら

凄まじい速さで私を追ってきた


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