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掌の詩  作者: 若葉茂
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三日月の椅子

おおかみの遠吠えは月の面に響いてきます

オレンジ色の

三日月は

椅子のようにできています

小さな子供が

こねこのように

星空の椅子にのぼって

あそんでいます

月の水面に

子供が帰るころ

私もひとり

星空の椅子に腰かけます

ここからは青い地球が見えます

荒野はるかに

おおかみの遠吠えが聞こえます

遠い異国のおともだちよ

ここからあなたに詠んでみます

 テルテルと降る雪は中の雪

 空と地面も見えなくて

 さびしいけれど

 寄りそう木々の林のように

 仲良しこよし

朝がくるまで私はここで

深い祈りを捧げます


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