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掌の詩  作者: 若葉茂
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ひととき

パイナップル☆パイナップルさんを詩にしました。

野良犬が不気味に吠えている

降り続く雨がいっそう激しくなる

三十年こつこつフリーターとして働いている彼の

俺は在ると思うひとときである


月が笑っている

月に隠れて雲が見えない

三十年こつこつフリーターとして働いている彼の

俺は在ると思うひとときである


アルミ缶にあるみかん

甲羅の上にあるコーラ

三十年こつこつフリーターとして働いている彼の

俺は俺と思うひとときである


るーちゃんが平和公園に千羽鶴を折っている

三十年こつこつフリーターとして働いている彼の

おれおれと思うひとときである


大人になっても人生はつらい?

つらいさ

三十年こつこつフリーターとして働いている彼の

ジョン・レオンになるひとときである

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