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イリアと舞い踊る少女

イリア視点なのかな?

何だか 説明が多い回 です


上座から出て来た少女は異国情緒漂う美少女だった(イリアも前世OLからしてみれば異国情緒漂う美少女であるが)。

褐色の肌に軽くウェーブがかった腰まで伸びた黒茶の髪、茶色い瞳。何といってと衣装が素晴らしい!真冬なのにブラジャー風のトップスに薄いヴェールを頭から羽織っているだけ。お尻に密着したベルトと共に宝石か何かキラキラ光る物が飾られている。ハーレムパンツで脚を覆っている。腰はふくよかで臀部は大きめ胸も大きく、全体的に丸みを帯びており、痩せすぎでもなく太り過ぎでもない調度良い感じ。おっとりとした瞳が庇護欲をそそるのに紅を塗った唇が扇情的だ。イリアとは真反対の美少女と言える。


「あ、アギフ、オレ間違ったこと、言った?」


同じく褐色の肌に黒髪のサーデクが恐る恐る少女――アギフに聞く。イリアも一緒に緊張してしまう。


「間違ってはないけど……(お客さんの前で言うことではない。今日の客がつまり、ゼロなんて)」


アギフは困った顔でサーデクを見ている。そんな表情も萌える、と前世地味オタクOLのイリアは思う。

イリアは兄の肩を軽く叩いて、アギフに微笑んだ。兄が手を離したのでサーデクは一目散に下座(アギフの居ない方)に飛んで行く。でも完全に消えてしまわないで、先程のイリアの様に顔だけ出して此方を見ている。


「開演します?」




たった二人の客の為に、バリア一座は開演してくれた。現代のように先払いでは無く、良かったら……の後払いらしい。良ければチップを弾み、悪ければ売上ゼロ。厳しい。

結果からいえば、イリアは惜しみない拍手を送りチップも勿論弾んだ。兄もイリアに「良かったね」と微笑みながらチップを弾んでいた。今日の買い物はこれにて終演って事だ。


因みに、これまた露出度の高い衣装の男性陣が現れ、ギターの様な形の撥弦楽器『ウード』、斜めに構えた管楽器『ナイ』、膝の上に抱えて両手の指を使う打楽器『ダルブッカ』などで音楽を奏で始めると、釣られるようにお客さんが入って来て、あっという間に満席となった。立ち見の人もいれば入口から覗いている人もいる。

イリアが迷ったように、ここが旅の一座の天幕と気付かなかった人が結構居たようだ。看板も無いし入口は閉まっていたし、何時から開演なのか分からないし……宣伝が足りない。稼ぐ気あるのか?

サーデクの軽業も見物だし、ナイフ投げや体操で見るようなアクロバティックな動きは、とても興奮した。前世でもテレビで見た事があるだけで、実際にサーカスを見た事が無かったので、余計に凄いと思った。

なのでもっと宣伝すべきだとイリアは思っていた。


何より、アギフの舞いは圧巻だった。

『ウード』の音を伴奏に、一人で舞い踊る美少女。ヴェールがふわりと(くう)を舞うとまるでアギフが飛んでいるような気がした。アギフの表情や動きの一つ一つが音楽から想像する感情を豊かに表していて、何だかよく分からないけど、切なくて鼻の奥がつんとして目頭が熱くなってしまった。

そんなイリアに兄はハンカチーフを貸してくれた。一応自分でも持って来たけど、兄の心遣いが嬉しくて有り難く借りる。鼻水は、ティッシュティッシュ……が(存在し)無いっ!仕方無いので自分のハンカチーフを使用。これからは沢山持ち歩かなきゃダメかしら。


閉演するとアギフとサーデクがイリアと兄の所へやって来た。






アギフは 聡明な という意味だそうです。

アギフが踊っているのは『ラクス・バラディー』エジプト読みで、民族舞踊という意味です。

アラビア語だと『ラクス・シャルキー』というらしいのてすが、シャルキーが東という意味なので(物語上、アギフ達の故郷は北にあるため)使用しませんでした。


今回

アラビアの楽器。アラビアの男性・女性の名前。ベリーダンス(アラビアの踊り子の衣装)などで検索しました。

興味のある方は、そちらへお願いします。


アギフの舞いなど上手く説明出来ず、申し訳ない限りです。

精進します。

今後ともよろしくお願いします。

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