表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

第5話:解ける謎

「あの、どういう事か、ちゃんと説明して下さる?」

自分に起きた事が信じられない綾はそう言った。

「それはこっちが聞きたいぐらいだ。

(ただ)、一つ言えるとしたら、それは、昨日見た夢だろうな。」

夢・・・そう言えば、謎1話で綾がうなされていた。あの時、何があったのかを追求してみたいと思う。

「昨日見た夢?」

「そうだ。

昨日、俺=お前は夢を見た。その時、酷くうなされていた事を覚えているだろ?」

真の言葉に綾が静かに頷く。

「俺はそれが原因じゃないかと思う。」

「ちょっと待って。

夢でこんな事が起きるなんて、あり得なさすぎるわ。他に原因がある筈だわ。」

「原因ってどんな?」

「あの日、飲まされた薬の副作用とか?」

綾は真剣な表情で言った。

それには、なるほど、と真も納得した。

「他にもあるわ。」

綾は納得した真に、水をさす様に言った。

「昨日飲んだ、白乾児(ぱいかる)よ。」

ちょっと待て。何故高校生が白乾児を飲むのだろうか?

なんて、そんな事を問うと、話が進まないので、今回は目を瞑ろう。

白乾(ぱいかん)だと?」

真は口を開いた。

「あり得ない話では無いわ。

青○剛昌さんの、名探偵コ○ンで、APT○4869が出て来たけど、あれも白乾児で元に戻ってるわ。

だから、私たちも白乾児の成分によって、分裂したのかもしれない。」

「待て、コナ○はマンガだろ。

まぁ、あり得ないとは言い切れないかもしれんが・・・。」

真が口を閉じると、暫く沈黙が続いた。

「まぁ、その、兎に角、これからの事考えよ?」

綾が言った。

真は、そうだな、と答えた。




解ける謎と言いつつ、現実的にあり得ない展開になってます。

次回はこの二人が事件で大活躍!?



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ