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4-2・不思議な少年。(シイラ視点)
私が出会ったのは、弟のシクリッドと、同じ年くらいのサル族の少年。
旅をするにはあまりにも軽装で、連れがいるのかもしれないと思ったのが、尋ねてみると、彼は自分の置かれている状況を、今思い出したかのように、とても困惑していた。
「……僕も何でここにいるのか……」
記憶喪失。
私の脳裏に、浮かんだ言葉。
「私の村に来る? 歓迎するわ」
大丈夫、お姉さんが、あなたを守ってあげるからね。守れなかった弟へのせめてもの償い。
私が出会ったのは、弟のシクリッドと、同じ年くらいのサル族の少年。
旅をするにはあまりにも軽装で、連れがいるのかもしれないと思ったのが、尋ねてみると、彼は自分の置かれている状況を、今思い出したかのように、とても困惑していた。
「……僕も何でここにいるのか……」
記憶喪失。
私の脳裏に、浮かんだ言葉。
「私の村に来る? 歓迎するわ」
大丈夫、お姉さんが、あなたを守ってあげるからね。守れなかった弟へのせめてもの償い。