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23・まだ魔法が使えないみたいだよ。
「あなたに内包する魔力は多いけれど、この世界の元とは質が違うように思えるわ。この世界の理になじむまで、魔法を使うのは難しいかもしれません」
「そうですか」
「でも、その魔力量ならば精霊と契約することで、精霊を媒体に簡単な魔法を使うことができるでしょう」
「契約?」
「あたしが、あなたに力を授けましょう」
ラミーノーズが詠唱すると、誰もいなかった場所に二人の女性が立っていた。
「あたしが使役する風と水の精霊よ」
「あなたに内包する魔力は多いけれど、この世界の元とは質が違うように思えるわ。この世界の理になじむまで、魔法を使うのは難しいかもしれません」
「そうですか」
「でも、その魔力量ならば精霊と契約することで、精霊を媒体に簡単な魔法を使うことができるでしょう」
「契約?」
「あたしが、あなたに力を授けましょう」
ラミーノーズが詠唱すると、誰もいなかった場所に二人の女性が立っていた。
「あたしが使役する風と水の精霊よ」
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