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16・魔物の大群が迫ってきているよ。
「セイゴ、逃げるわよ!」
すでに起きていたシイラにそう言われる。
「結界があるから、大丈夫なんじゃないの?」
「ある程度弱い魔物ならね……」
見張りの話によると、魔物の上位種である魔獣が何匹かいるということなのだ。まだ、遠くにいるらしいが、こちらに向かっているようだ。
僕らは軽く荷物をまとめ、いくつかの集団に分かれて移動した。魔物も幾つかの群に分かれる。こちらの様子が分かるかのように……
「逃げ切れるのか?」
「セイゴ、逃げるわよ!」
すでに起きていたシイラにそう言われる。
「結界があるから、大丈夫なんじゃないの?」
「ある程度弱い魔物ならね……」
見張りの話によると、魔物の上位種である魔獣が何匹かいるということなのだ。まだ、遠くにいるらしいが、こちらに向かっているようだ。
僕らは軽く荷物をまとめ、いくつかの集団に分かれて移動した。魔物も幾つかの群に分かれる。こちらの様子が分かるかのように……
「逃げ切れるのか?」
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