表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/6

興味のなかった世の中と、流行

久々に感化された。

仕事中にYouTubeを聞くことが日課になり、一日14時間聞いていたりしている。内容はビジネスだったり、漫才だったり、ラジオだったり。ラジオに関しては違法視聴と言われてしまえば、この話も終わりだが、その媒体を知るきっかけにもなった。今はなるべくラジコで聞いてはいるが、なんせ僕の仕事場はオフライン環境に陥る、ガラパゴス職場なのだ。事務所にはWi-Fiが備え付けているが、仕事場全体が電波が入らない。

前なんて、上司が電話をかけていたのになぜ出ないんだ!と頭おかしいことを口走っていた。


仕事はルーティンで、段々と暇になってくる。だから、YouTubeの動画やポッドキャストをダウンロードして聞いている。

そうすると、聞きたい情報が入ってくるわけだ。朝倉未来やダルビッシュ有やキンコン西野やシバターやカモガシラさん。一日多くの情報に触れようと思っているわけではなく、単にその人に興味があって、その人の歴史を知れるからだ。歴史も興味はかなりあるが、やりたいことが多い。時間も少ししか割けない。あー、仕事辞めたい。

著名人以外にも一般の方の雑談を聞く。

一日最高14時間、最低5時間をYouTubeで聞き流してでも耳に入るから元々世界に興味がなかった僕は、27歳にして世界に興味を持ち始めた。


今までゲームやアニメでしか世界が広がらなかった僕の世界。元々から好奇心旺盛とまでは言わないが、それに近かった。でもそれは世間や親から言わせると『煩わしい』かったようだ。年々この子はこういう子、というジャンル分けされた。

左向いて! と言われても真上を向く子供だった。それを続けていると、阻害される。これは日本特有の文化だ! というわけでもない。

まぁそれもそうだ。空気を読めないことに長けていたからだ。話が進まない毎日、という極シンプルなことすら分からない僕だった。阻害、迫害されて当然だ。別にそこについて今更書くつもりは毛頭ない。


だけど、自分がやろうとすると必ずと言っていいほど否定されてきた人生だ。やりたいことをあるんだったら尺度を持て、なんて言われ続けてきた。ではその尺度は誰が作ったのだろうか。大したことをしてことなかった大人たちが作り出したユートピアにすぎないじゃないか。それに気づいたのは自分が大人に片足つっこんだときだ。手遅れにも程がある。カテゴライズを嫌がっていた僕が、まさか僕が大人たちと同じ行動をとっていたなんてことをしていたことを気付いたときは、恥ずかしくなったものだ。穴があったら入りたいというのはこういうことなのだろうと、このとき同時に思ったものだ。


反面、それに気づいて良かったこともある。

世間を全く知らないことを知れたことだった。義務教育と高校教育を経て、短大へ行き地方の会社に就職するまでの知能はあると思いきや、ただ他の人よりもブラック企業にホイホイついて行ってしまったただの能無しくんだったと思い知った。そのぐらい賢くないし、世間を知らな過ぎた。

頭がいいと賢い、は表裏一体ではあるが、全く別物としてとらえてもなんら損傷はない。

そして、もう一つ。この世界には流行、というものが素早く流れていることだ。

実際今、日本で一番人気なのは


タピオカ


ということぐらいだ。いや、タピオカが徐々に人気が落ち着いてきたことは理解している。次はどうやら


チーズミルクティー


がトレンドになるらしい。形状は見たことがない。けど、人気になるんじゃないかと言われている。

また、今は鈴木福君は子役ではなくいっぱしの大人と聞く。これは流行ではないが、それほどまでテレビを見ない、流行を知らない、トレンドを調べていないことがわかった。

まだあった、そうだ。鬼滅の刃が人気だそうだ。全巻持っているが、展開が早いのとバトルシーンが多いのとピンク髪の巨乳の女の子がいるぐらいしかない。別に流行る作品でもなさそうだなぁ、と鬼滅の刃ファンがこれを見たら怒りそうだから〆るとしよう。

さよなら、ミッフィーちゃん

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ