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ふれられる小雪2

私は人とかに触れられるの嫌なのだ。


まるでそう嫌いな虫を触ってる感覚に近い


さとしは好きな方だとは思うでも本当に悪いとは思ってるけどなぁ~


なんとなくきずけば放課後である


「こゆきなんでさとし君の手握ってあげないの」


楓は唯一の恋バナできる親友が私のためいつもそのネタだ


「だって嫌だもん」


「あなた昔からそうだもんね~でも彼氏なんだよ」


「えじゃあ彼氏は手を握るもんなの?」


「そういうのじゃぁないけどさぁ あんたは嫌だけど、


さとし君はそれだけでもうれしいのだよ」


「ふ~ん そうなんだ」


楓はさとしがくるとまるで避難するかのようにいつまにか教室を退散していた


「一緒に帰ろうぜ」


「うん」


いつも一緒に下校は日々だった


ある程度歩いていつもの小さな公園でベンチに座った


私達しかいない


無言だったのでさとしはアプリゲームを始めた


「なぁこゆきいつものチェックするからおまえも始めろよ」


私はすかすかなホームに唯一アニメの絵柄入ったアプリを押した


壮大なクラシックみたいな音楽が響く 


「ほらこゆきこんなに受け取り放置して」


さとしはなにもいわずわたしのスマホ取り上げ慣れた手つきで操作した


「まぁこれだけやっとけば序盤クエストは楽に進むだろまぁ今日は俺がヘルプすればなんとでもなるか」


こんときのさとしもこの上ないご機嫌である


たぶん私にキャラ自慢する時が一番うれしいでしょう


むかし飼っていた愛犬ポチの餌を食べるてるシーンがなぜ重なる


たぶんこの頃きづく子の表情はなんか好きなんだよな




「それでさこれで こうしてさ おいおいこゆきどこタップしてさ あっ・・・」


さとしはまたわたしの指に触れたのをきずいた




「ごめんな~」


「いいよ 握っても」


私はさとしに顔を見つめつぶやいた




さとしはあるいみご機嫌だったり違いない無言だったが顔を赤くして手をなんともいえない握力で握っていた


私はこの時まぁ仕方ないよねと思っていた。楓がいうにはカップルなら常識だからである


残念だがこんな時でも私の心拍数は安定している


「もぅいいかな」


私はさすがに15分間そんな状況には飽き飽きしていた


「すまない」


それから私達は手をつなぐことをするようになる



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