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プロローグ
光の先から歓声が聞こえる。
いやこれは罵倒か。
光が近づくにつれ観客の言葉がはっきりと聞こえてくる。
学の無い、あまりにも稚拙で汚らしい文言の数々。
刑務所の中の囚人の方が上品に見えてくるレベル。
それだけではない。
腐った血肉、吐瀉物、排泄物、そしてこれは..............そうエナジードリンクといったか、甘ったるい人口甘味料の嫌な臭い。
地獄の空気の方がまだ澄んでいるだろう。
だが嫌いではない。自分とてこの地獄未満の糞っ垂れな雰囲気を味わうために来ているのだから。
込み上げてくる吐き気を嗚咽交じりの咳で誤魔化す。
そして見据える。
光の先を。
この荒んだ世界の底辺を。
真面目に書くつもりはあるけど、ネタよりのものを書きたい。はっちゃけたいだけの作品です。