第11話 そろそろ、お勉強
「おかあさま、このほんよんでほしい」
長い長い廊下をわたりきり、疲れながらもお母様の部屋までたどり着いた。
ずっと、部屋でひとりで遊んでいたから、体力も落ちて今まで以上にお屋敷が大きく感じる。
ティナに重い扉開けてもらってようやく、部屋に入る。
「アンナ、何の本を持ってきたのかしら?」
本当に娘が好きなんだな。明るく弾んだ声でお母様が聞いた。
「5にんのせいれい」
この絵本は、火、水、風、土、光の精霊達が協力してくれることで魔法が使えて、その精霊達は物に隠れてるから物を大切にしましょう
みたいなことを昔から子供に言っている。
実際は、魔力量で魔法の資質が決まるされているんだけどね。
「こうして、人々は精霊さんに魔法を借りて生活しているのでした。めでたし、めでたし。」
あぁー、前世の記憶があってもやっぱり家族と過ごす時間っていいよね~
ここ数日はお母様の体調もよく毎日、絵本を読んでくれた。
そんなこんなで、あっと言う間に一週間がすぎた。
「あぁっ、満喫した一週間を過ごしたけど、家族の好きなもの確認してない...まぁ大丈夫だよね?お兄様の誕生日は秋だし。お母様とお父様は冬だし。」
「アンナ様、体調大丈夫そうですしそろそろお勉強始めますか?」
「やりたい!!」
現在やっている習い事は、乗馬と、ピアノと、ダンス。
この辺は感覚的なものが重要になるから大抵の貴族の子供は遊びとして週に1回は幼い頃からやっている。
「文字は私が教えますね。」
前世の記憶があるとはいえ、文字や言語は違うから、学ばないと分からない。
「それと、今のアンナ様はやる気があるようなので、魔法や礼儀作法を教えてくださる講師を呼ぼうと考えているのですがどうですか?」
最近は良い生活週間を送っているから、魔法や礼儀作法教えられるほどの身分の方を呼んでも問題ないと判断されたようだ。努力の賜物だね。
魔法は血統が大事だから、伯爵家以上の方になるんだよね。公爵家とはいえ、伯爵家にあまりに失礼な態度はとれない。
「教わりたい!!」
「かしこまりました。早速、講師になれないか確認しておきますね。」
「ありがとうティナ。」
毎日ほんとに少しずつの更新でようやく、アンナの状況をまとめ終わりました。
次の章から、やっと忙しいアンナを書けます!




