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(二)-6

 田代はそう言ってデスクの上にA4の紙五枚の束を小内海の前に投げ出した。それは県警が電電公社とそのモバイル会社に照会し、情報提供された通話記録のコピーであった。

「だったら何だってんだよ。子会社に電話しちゃいけねぇっていうのかよ」

 小内海はその紙の束の上からこぶしでデスクを叩いて抗議した。

 この小内海は、MGKという企業連合の中の持ち株会社、MGKホールディングスという会社の経営企画室に所属していた。社長や会長の直属の部署で、新規事業の開拓や社長・会長のサポートなどをしていた。


(続く)



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