俺のウンコが世界平和へ繋がったんだが...の件なんだが...異世界転生モノなんだが...
それはある晴れた春の日のことだったーー
ブリブリッ!ブビィ!
俺は同雷ナオト(どうらい なおと)!今日も良いオナラだ!
友達にはオナライと呼ばれているぜ!友達はいないがな!
ナオト「今日は学校も休みだし...うんこぶりでもしたら二度寝すっかな!!!」
ママ「こらナオト!アンタもう受験生でしょ!行く高校は決まったの?!」
ナオト「高校だあ〜?そんなことより俺の胃腸の調子がいいの方が大事だぜ!快便は健康の基本よなぁ〜!」
俺は口うるさい母親を華麗にスルーした。そしてお楽しみの排便タイムだ...期待と緊張で胸が高鳴る...
先に断っておくが俺はウンコのことを親愛を込めてぶりちゃんと呼ぶ。覚えておくことだな。
ナオト「うーん、今日のぶりちゃんの様子はぁ〜、個体:気体:液体 = 7:1:2 だな!健康的なバナナウンチが期待できそうだ!」
俺は呼吸を整え、精神統一を始めた。排便は言わばぶりちゃんを召喚するための儀式。勉強や恋愛などのままごととはワケが違うのだ。
ナオト「スーッ、ハーッ、スーッ、ハーッ、スーッ、ハーッ、スーッ、ハーッ、スーッ、ハーッ、スーッ、ハーッ、スーッ、ハーッ...よし!」
刹那ーーーーーーーーー
ブッ...ブブ...ッポン!
げに美しきぶりちゃん誕生の瞬間だ。俺は目頭が熱くなった。すかさずスマートフォンで撮影する。カシャカシャのカシャ。
ナオト「今日のぶりちゃんはまるでハリウッド女優のようだ!あまりに美しい!美しすぎルゥ!」俺は興奮のあまり射精した。
刹那ーーーーーーーーー
テクノブレイク!ナオトは死んだ。
次回予告
神さま「同雷ナオトーー贅沢な名だねえ。お前は今日から屁だ!分かったら返事をしな!屁!」
???「よろしくな、ナオト!」
ナオト「俺はお前が神であることを認めねえ!かかってきやがれ!全世界が相手だ!」
ナオトのあしたはどっちだー