開始
本編開始。さあ、読み干してください!
多分、名乗りくらいは上げておいた方が、分かりやすいだろ。
俺の名前は、「佐久間 流23歳、スフィア所属の追撃者だ。」
噛み砕いて言えば、約2年前起きた大災害によって起きた被害の"補償"を政府宛に声が多く上がった。その"補償"として、出来たのが、この「スフィア」という組織だ。
…で、そこに勤めている人間は、「追撃者」と呼ばれている。何故そのように呼ばれているかって?何故かと言うと…
「ピー、ピー、第三都市ターミナル付近で執行事案(仮)発生。佐久間 流 出動要請をします。4時53分までに出動、または執行を図れる'追撃者'を出動させてください。只今の時刻、4時50分です。」
何故追撃者と呼ばれるか。
単純な答えだ。
ゲイザーは、 被害者の"補償人"であるだ。
スフィアは、第三都市の近くにある。
オートドライブのパトカーで、2、3分くらいで着くはずだ。
ターミナルに到着。
" 相棒"の準備も完了。
ターミナルの付近には、人があまりいなかった。いないと、思いたかった。
そこにいたんだ。修羅、そのものが。
だが、此方には修羅をも消し去る"銃"がある。
「何か、用でもあんの?」
相手から話しかけられたのは、久しぶりだ。
「スフィア所属のお前には、執行事案並びに任意尋問を受けてもらう。」
「任意なら要らないっしょ。…って言おうかなあ、って思ったけど。あんた、強そうだから、やっぱり殺ることにした。」
「やむを得ん、名前を呼ぶ銃!」
木枯らしが吹く。
『はあああああああああ』
戦いの火蓋が切って落とされた!
せいぜい食らって死にな。
「ノールールブック!」
「くっ、」太刀筋が、まるで見えない。
なら俺は、「金属の錬成!」
「無駄だねぇ。ノールールブック!」
早い早い早い早い早い早い早い早い早い
早い
グッ「…あ、、あ、足に」
メタル・マグナは、俺の足に命中していた。
「もう、終わりかよ。拍子抜けだったな。」
ああ、面白そうに笑ってやがる…。
「 だが、まだ負けるわけにはいかない!、回復の錬成!」
「ノールールブック」
う、「打ち消しの力もあるのか。」
ハハッ、残弾も打ち消し行きか。
「俺の負けだ。もう、残弾もねえし。
足も動かねえよ、血も出続けて体に力が入らねえ。人生初の敗北だ、俺の命もくれてやる。」
ああ、何もねえな。
「ふっ、ああそうかい、そうかい…
まだ、立ち向かってくるなら救いもあっ
たのに、残念だ。
なら死ね。ノールールブック。」
ああ、終わった…いや死んでない。むしろ、傷口が治っている。何故だ、俺は食らった筈だ。あの理不尽な技を。
「馬鹿かよ。
本当に殺すわけねーだろ(笑)
まあ、戸籍上は殺したんだけどね〜」
「何故殺さない?」
「あ〜嫌い、このベタな展開。」
「説明しねーよ、取り敢えずお前が面白そうだから殺さなかった。でも、戸籍上死んでるから、お前はツ○ヤのカードも作れないんだよね〜。ああ、18禁のコーナーの○○も借りれないんだよね〜。
あー可愛そう。まあ、私はそこに立ち寄る理由も需要も無いからいいんだけどね〜」
「一つだけ、聞こう。何故、俺の傷をなおすことができた。」
馬鹿だね〜「私こそが、規則正しい規則だから。」
ここまで読んでくださりありがとうございました!
相変わらず、ポンコツな作品ですがよろしくお願いします!