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【設定資料】登場人物【第5章】【第6章】第34話~第46話

挿絵(By みてみん)

 

登場人物【メインキャラクター】


◆桜坂 隼人(ハヤト=サクラザカ)

種族:人間

性別:男性

階級:平民(周りからは、やんごとなき血筋の貴族だと思われている)

2つ名:クロミコ

   (※第13騎士団では『黒神子』。

     教会の新人巫女達の間では、『ミコ様』の愛称で呼ばれている。

     なぜかサクラ聖教国の関係者資料にも、『クロミコ』で記載がされている)

年齢:18歳(高校は卒業している。就職活動中だったのだが、異世界で神子に転職した)

身長:170cm

職業:神子ミコ(レベル11)※『蜘蛛の巣』討伐時。

趣味:ネット小説(ファンタジー世界への異世界トリップや異世界転生の話が特に好き)

性格:内弁慶ならぬ脳内弁慶。

   脳内では強気なご主人様だが、現実は強気な奴隷達におとなしく従ってる。

勘違い:自分は甲斐性無しで女装癖のあるパンダ野郎

    (※世にも珍しい黒神子という意味で)と思っている。

    皆に捨てられないように、大黒柱になるための方法を一生懸命考えている。

    周りでハヤトの凄さに気付き始めてる者達がいることを、本人は知らない。

特記事項:巫女の服を着ているので、男性でありながら外見上は巫女として認識される。

    第13騎士団内では、副団長であるサリッシュのおかげ(?)か、

    巫女服を着た神子である『黒神子』として、女性探索者と同じ扱いをされる。

    最近になって、サクラを家名で使うのはサクラ聖教国の貴族だけだと教えられる。

異世界に来る前の過去:

   おばさんと2人暮らしだった。

   父と母は、既に亡くなっている。

   悪友に田中(通称アホ田中)がいた。


パーティー内での立ち位置:ご主人様。後衛要員。リーダー?。通訳者。

特技:通訳(ヴァルディア語とニャン語の二ヶ国語が話せる)

    バイリンガルレベル(8)★★★★★★★★☆☆

特殊能力?:

   ヴァルディア語の自動翻訳。

    ただし、正しく書いてくれてた文章は理解できるが、

    文章が完成されてなければ何を書いてるのか分からない。

    それと、文字を書くことはできない。

装備:巫女服、魔吸石の腕輪、背負い袋(小)

修得魔法:小回復、毒消し

     中回復(縫わないといけない程度の傷が治せる。

         骨折は無理だが、ヒビが入った程度なら治せる)


以下、ギルドカード内に記載事項

 (なお、奴隷の活躍はご主人様の活躍として記載される)

探索者階級:中級探索者

称号:【迷宮都市イルザリス】

    初級者迷宮踏破

    初級者殺し討伐(※魔狼【亜種】討伐により獲得)

    ホブゴブリン【亜種】討伐

    迷宮蜘蛛討伐【臨時騎士】

    (※実際には単独パーティーで『蜘蛛の巣』を討伐しているが、

     探索者ギルドの公式記録ではツアング大隊長の援助有りで

     討伐したことになっている)

個人契約店:『ナンデモアルネ雑貨店』





◆アズーラ

種族:牛人(神童と呼ばれた酒好き不良牛娘)

性別:女性

階級:戦奴隷

2つ名:黒牛鬼

年齢:14歳(精神年齢+4歳)

身長:170cm

職業:【基本職業】獣戦士(レベル6)(※『戦女神様の加護』補正+レベル??)

    【副職業】獣人(レベル7)

   ※『蜘蛛の巣』討伐時。

性格:面倒くさがりや・豪胆・酒好き・臨機応変・意外と冷静・したたか

特徴:俺ッ娘

趣味:昼寝

欲しい物:神酒ソーマとついでに『戦女神様の加護』(ハヤト付き)

苦手な人:伯母ヴァスニア

台詞:「坊ちゃん」→「ハヤト」(口調もより砕けた感じに変化)

   「酒」

   「ウシシシシ」(してやったりや上機嫌な時に出る独特な笑い方)

   「ソーマ」(酔っ払って機嫌が良いとハヤトの名前をつい間違えて呼んでしまう)

肌:褐色肌

瞳:小麦色

髪色:小麦色

髪型:後ろ髪を適当に縛っただけ

耳と尾の色:灰色

勘違い:家名があるハヤトのことを貴族だと思ってる。

牛人の女の感:ハヤトに『戦女神様の加護』がついてることに気づく。

       今後でてくるであろう邪魔者(牛人の女)を排除するために、

       裏闘牛祭での優勝を目指して本気で身体を鍛えている。

特記事項:『紅牛鬼』の2つ名を持つ伯母がいる。

     伯母に奴隷になってることがバレたら土に埋められるらしい。


パーティー内での立ち位置:前衛要員。

特技:立ったままでも昼寝ができる。口笛。

装備:悪魔騎士系黒鉄製全身鎧、4本角の悪魔兜

   棘メイス、魔吸石の腕輪

迷宮探索経験:祖母からお小遣いを貰う為に、

       荷物持ちの手伝いとして一緒に潜っていた経験有り。

       10階層までは挑戦経験有り。

       浅層(10階層)階層主のサイクロプス(幼体)も遭遇経験有り。





◆アカネ

種族:狼人(豪腕系肉食女子)

性別:女性

階級:戦奴隷

年齢:14歳(精神年齢+4歳)

身長:150cm

職業:【基本職業】獣戦士(レベル6)(※『戦女神様の加護』補正+レベル??)

    【副職業】獣人(レベル10)

   ※『蜘蛛の巣』討伐時。

性格:食欲旺盛

苦手な事:狙って投擲(ハヤト以上にノーコントロールな為、命中率がかなり悪い)

     魔狼を見た時にメリョンが走ってるように見えて、

     我慢できずに暴走してしまう。(※ファルシリアン家の血が濃過ぎるため)

身体的特徴:痩せ気味(最初の頃より体力が少しついてきたが、スタミナ切れが早い)

      意外と力持ち

好物:肉、メリョン(※サクラ聖教国で栽培されている高級な果物・甘くてすごく美味しい)

台詞:「~であります」

   「ハヤト殿」

瞳:青色

髪色:金色

髪型:ポニーテール または 団子

耳と尾の色:茶色

剣術の師匠:ツアング=ファルシリアン

  (オーズガルド第13騎士団の第2大隊長)

家族:父は聖騎士。名はアドル=ファルシリアン。

    左腕の肘から先を無くし、『豪隻腕』の2つ名を持っていた。

    ※ただし、聖騎士の話をしてるのはハヤトにだけ。

     聖騎士の職業に転職するのはとても難しいので、他の人にいっても

     到底信じてもらえるような話ではないから。

   母は巫女。名はカネリア。

   両親は、流行病で亡くなっている。

勘違い:家名があるハヤトのことを貴族だと思ってる。

秘密:『豪腕』の2つ名で知られるファルシリアン家の血をひく狼人。


パーティー内での立ち位置:前衛要員。

【古き血】:豪腕の血

特技:嗅覚で人や魔物を嗅ぎ分けれる。

   耳もすごく良い。

   咆哮(威嚇用・威圧効果を含む。ただしスタミナの消費が激しく、

      お腹が減りやすいのであまり使いたくない)

   兎肉の高速解体(パーティー内で一番早い)

   ニャン語は分からないが、ヴァルディア語の語学力はアイネス以上の貴族並。

    バイリンガルレベル(5)★★★★★☆☆☆☆☆

装備:黒鉄製ロングソード(両手剣・直剣・主に叩き斬るタイプ)

   迷宮蜘蛛の硬皮装備(帽子、胸当て、籠手、すね当て、ブーツ)

   魔吸石の腕輪、携帯水筒(奴隷用)

   背負い袋(大:草刈り鎌、野苺入りの小瓶・スコップ

          アイネス特製のスタミナ弁当(二角兎肉特盛り))

迷宮探索経験:初級者用迷宮に父親と潜っていた経験有り。

       ギルドカードは作っていなかったので、

       街の外にある穴から入って行って、

       父親に指導されながらレベル上げをしていた。

       父親からは勉学を優先して教育されていたので、

       剣術は基礎程度しか習得できていない。





◆エルレイナ

種族:狐人(『夜叉の血』を受け継いだ野獣姫)

性別:女性

階級:戦奴隷

2つ名:紅銀狼の弟子

年齢:14歳(※ヨウコ様から、教えて貰えた)

身長:140cm

利き腕:左利き

職業:【基本職業】剣士(レベル3)(※『戦女神様の加護』補正+レベル??)

    【副職業】獣人(レベル15)

   ※『蜘蛛の巣』討伐時。

性格:好奇心旺盛、興味があることに関しては覚えが早い

   アクゥアがすることに関しても覚えが早い、狩りが好きな狩猟民族

特徴:野生児

好物:ラウネ

好き:ヨウコ・銀狐・温泉

台詞:「あいあいあー!」『はい、お姉様!』

瞳:金色

髪色:灰色

髪型:ぼさぼさロング

耳と尾の色:灰色

味覚:吐き気をもよおす程のラウネの実を平気で齧れるくらいに鈍感?

上下関係:エルレイナ脳内ピラミッド

   アクゥアお姉様リーダー>自分(副リーダー)>アズーラ=アカネ>アイネス

   >>>>>【越えられない壁】>>>>>ラウネ>かいしょうなし

剣術の師匠:サリッシュ【紅銀狼】

  (オーズガルド第13騎士団の副団長)

育ての親:ヨウコ(狐人の神獣)


パーティー内での立ち位置:遊撃要員(教育中)。

【古き血】:夜叉の血

装備:黒鉄製シミター×2(片手剣・曲剣・主に斬り刻むタイプ)

   サバイバルナイフ

   迷宮蜘蛛の硬皮装備(帽子、胸当て、籠手、すね当て、ブーツ)

   投擲ナイフ(5本)

   魔吸石の腕輪、背負い袋(中:ラウネ、ゴブリン亜種のミイラ首)

修得中特技:ナイフ投擲、忍び足

      二刀流

      ニャン語(教育者:アクゥア)

      ヴァルディア語(教育者:ロリン)

最近覚えた言葉:「ロリン」、「またね」(手を振るアクション付き)

        「アカネ」、「ラウネ」、「うしゃぎ(兎)」

        「アイネ(アイネス)」、「かいしょうなし」、「ぶたやろう」

        「サリィ(サリッシュ)」、「アジュ(アズーラ)」

        「ブリン(ゴブリン)」

    バイリンガルレベル(2)★★☆☆☆☆☆☆☆☆

迷宮探索経験:上級者迷宮(※ヨウコと銀狐達に育てられて、迷宮で生活していた)

秘密:『夜叉の血計画』と呼ばれる研究により、地下研究所にいた母親が脱走した際に、

   神獣のヨウコに託され、育てられることになった。

   ヨウコの眷族である銀狐に狩りを習ってたせいか、自分を銀狐の子供と思うように

   育ってしまい、戦闘力はとても高いが、語学力がとても低い子供になってしまった。

   神獣のモモイに相談して、モモイが考案したとある『計画』の中で、天界人である

   ハヤトに様子見で預けてみることになった。

   ハヤトの知らないうちに、潜り込まされていた。





◆アクゥア=ヤミサクラ

種族:豹人(猫人は、任務によって演じてる表の顔)

性別:女性

階級:戦奴隷

年齢:14歳(精神年齢+4歳)

身長:140cm

職業:【基本職業】狩人(レベル3)(※『戦女神様の加護』補正+レベル??)

    【副職業】獣人(レベル15)

   ※『蜘蛛の巣』討伐時。

性格:真面目・恩には恩で報いる

趣味:お花観賞・武者修行

得意な事:体術(闘牛術は修得済み)

苦手な事:座学(異国語の習得)・剣術(※ただし、一般人からすれば高レベル)

嫌いな事:今のヴァルディア教会は、目に入れたくないくらいに嫌い。

台詞:『ハヤト様』

瞳:黒色

髪色:黒色

髪型:ボブカット

耳と尾の色:黒色

出身国:サクラ聖教国(異国語であるニャン語を喋る)

師匠:モモイ(神獣と呼ばれる猫人)

   『武神』の2つ名を持つ世界最強の猫人の弟子。

   なのだが、アズーラ以外は気づいていない。

宿敵ライバル:クエン(紅豹の一族)

秘密:

 本当は猫人ではなく、ヤミサクラ家の末裔である豹人。

 今回はお師匠様からの密命で、要人であるハヤトを護衛するために、

ハヤトのパーティーへ忍び込んでいる。

 ただし、お師匠様から聞いてる情報は必要最低限なモノなので、

ハヤトの秘密については独自の探りを入れている。


パーティー内での立ち位置:遊撃要員。エルレイナの教育係。

【古き血】:夜叉の血(※短時間でなら、完全解放まで可。1日1回の制限付き)

特技:夜目で、暗闇でも昼並みに目が良い。

   ニャン語が話せる。ヴァルディア語は勉強中。

    バイリンガルレベル(5)★★★★★☆☆☆☆☆

装備:苦無(業物)

   シミター(※基本的に、エルレイナが壊した用の予備として持ち歩いている)

   忍装束(目出し帽付き)

   迷宮蜘蛛の硬皮装備(帽子、胸当て、籠手、すね当て、ブーツ)

   魔吸石の腕輪、投擲ナイフ(10本)、背負い袋(中:予備の投擲ナイフ10本)

必殺技・特殊技:

 シミターで、狼の両足一刀両断

 ジャンピング片手4本投擲ナイフ同時投げ

迷宮探索経験:初級者用迷宮と中級者用迷宮に潜っていた経験有り。

特記事項:牛娘のアズーラ並みの腕力がある。脚力もかなりある。

    (※狩人に転職してるので、更に身体能力が向上している可能性有り)

     握力はアズーラより上で、本気を出したらアズーラでも目で追えない。

     剣士(中級職業)に転職した二刀流のエルレイナと苦無1本で渡り合える程に

    反射神経も良い。

    ハヤトが加護持ちなことを気づいてる。





◆アイネス

種族:兎人(う詐欺人)

性別:女性

階級:戦奴隷兼家内奴隷(元侍女)

年齢:14歳(精神年齢+4歳)

身長:155cm

職業:【基本職業】魔法使い(レベル7)(※『戦女神様の加護』補正+レベル??)

    【副職業】獣人(レベル2)

   ※『蜘蛛の巣』討伐時。

性格:腹黒・ツンドラ

得意な事:家事全般

     料理(侍女時代は、厨房が忙しい時に助っ人として呼ばれていたらしい)

趣味:世話焼き・ご主人様イジメ

身体的特徴:おっぱい。(ハヤトはDカップと予想)

特殊能力:読心術(ハヤト用)

台詞:「ご主人様」「ミコ様」(※外用)

   「旦那様」「甲斐性無し様」「お猿様」

   (※自宅・奴隷達・第13騎士団のみの場合)

   「豚野郎」(※自宅・奴隷達のみの場合&お怒り時)

瞳:桃色

髪型:腰まで届くゆるふわロング

髪色:桃色

耳と尾の色:白

侍女時代:お城で侍女の仕事をしていた。

     貴族達に関する多少の知識はある。

     侍女としては、未成年の中でも優秀な部類。


     ガヴァネス(女性家庭教師・文字の読み書きや算術などを教える人)の

     教育を受けていた姫様の宿題を、よく手伝っていた過去がある。

     その為、語学力は貴族の子供並にある。

     冒険好きで活発な姫様の付き合いで、姫様の趣味の1つである

     迷宮騎士団の兵法書をよく読まされてたり、迷宮騎士団の話を

     聞かされてたりしていた。

     (そのため、第13騎士団のことを知っていた)


     以前世話になっていた姫様には未だに恩義を感じており、

     自分が重罪人となった過程絡みで、姫様に迷惑が掛かりそうなことを

     したがらない節がある。

     そのため、姫様に関する過去は、必要以上のことは語りたがらない。


     大人顔負けの美貌を持ってるために、奴隷時代は性的な奉仕を求める

     男性貴族が多かった。よって、特に男性の貴族は嫌い。

     当然、身体を許すわけがなく、意趣返しの嫌がらせをしていた。

     ハヤトに関しては性奴隷として求めて来なかった為に、別段嫌いでは無い。


勘違い:家名があるハヤトのことを貴族だと思ってる。

    世間知らずのワケ有り貴族の馬鹿坊ちゃんという認識。


    桁違いに強いアクゥアが大人しく従っている上に、様付けで読んでる様子から、

    かなりの大物の血筋だと予想している。


パーティー内での立ち位置:財産管理。後衛要員。参謀。影のリーダー。

             侍女長(部下:ロリン)

特技:自作翻訳資料を読みながらであれば、多少ニャン語が分かるようになった。

   事前に打ち合わせをしていれば、資料無しでもアクゥアの単語(ニャン語)を

   理解して、皆に戦闘の指示を出せる。

    バイリンガルレベル(6)★★★★★★☆☆☆☆

装備:メイス(普段は収納用腰ベルトに挿している)、迷宮灯ランタンもどき

   魔法使いのローブ、三角帽子(兎耳隠し用)、標的の指輪(火の加護付き)

   魔吸石の腕輪、携帯水筒、金銭腰袋、ギルドカード

   アイネス特製のサンドイッチ入りバスケット

   背負い袋(小:資料、光石

          携帯ナイフ(※戦闘用としてではなく、果物ナイフ的な扱い))

修得魔法:発火、火球ファイヤーボール雷気線エレキライン風槌エアハンマー

迷宮探索経験:キルリナ・イルザリス迷宮(初級者迷宮)の1階層~3階層は、

       探索経験有り。









登場人物【サブキャラクター】◆サクラ聖教国


◆モモイ

 世界最強の猫人であり、生きる伝説とも言われる神獣の1人。


 黒く長い髪と瞳を持ち、耳と尻尾は桜色。

 見た目は華奢で美しい容姿だが、中味は数々の伝説を持つ武術者の頂点に立つ女性。

 エンジェ、クエン、アクゥアの師匠。


 『超越者』『国崩』『武神』と様々な2つ名を持つ。

 個人で国と喧嘩を売っても、勝てるくらいに強いという噂がある。

 (猫人の皮を被った魔王としても恐れられている。

  人間を嫌い、全ての人間は滅ぶべきという過激的な思考の神獣達の中では、

  唯一人間達との平和的関係を望んでる者。

  それ故に、彼女を怒らせた場合は……)

 

 アズーラの祖母とは古い友人。

 エンジェ、クエンが在籍していた『紅の騎士団』にも多少の縁がある。

 

 ハヤトが異世界に召喚される切っ掛けを作った人物。

 何やらハヤトを使った『計画』とやらを、裏で進めているらしい。




◆シズニア=ユキサクラ

 サクラ聖教国・法王代理。

 アクゥアの幼馴染。

 幼馴染が行方不明になってから塞ぎ込みがちになり、部屋に引き篭もっている。




◆カルディア(迷宮都市イルザリス サクラ聖教会の小聖堂)

 サクラ聖教国から派遣されている猫人。

 サクラ聖教会の小聖堂に訪れる探索者達の転職を受け持つ。

 煌びやかな装飾をした白衣で全身を包み、真っ白くて綺麗な長い髪を持つ女性。


 雪のような白い体毛を持っている。

 髪、耳、尻尾の全部が白。

 瞳は金色。

 そして、爆乳。




◆エンジェ=シバサクラ

 サクラ聖教国・法王代理近衛隊長。

 『紅の騎士団』と呼ばれる実力派の探索者パーティーの1人。

 アクゥアと同じく、『武神の弟子』の1人でもある。


 豹人の女性。

 目と髪は深緑色。

 耳と尻尾は灰色。

 愛弟子のカリアズが、迷宮騎士団にいる。




◆エメナス=シバサクラ(迷宮都市イルザリス 探索者ギルド 副ギルド長)

 サクラ聖教国から派遣されている猫族の女性。

 目と髪は深緑色。

 耳と尻尾は灰色。

 鋭い目つきの瞳とインテリ系と呼ぶのが相応しい眼鏡が特徴的。

 髪を顎のあたりで綺麗に切り揃え、探索者ギルドの制服をきっちりと着こなしている。

 初対面のはずなのに、なぜかハヤトに敵視するような視線を送っていた。





登場人物【サブキャラクター】◆迷宮騎士団


◆団長(※名は作中で明かされず)【紅騎士】

 狼人。女性。


 オーズガルド第13騎士団の団長。

 ファルシリアン家のお嬢様。

 かなりの大食いらしい。




◆サリッシュ【紅銀狼】

 狼人。女性。

 肩まで伸ばした銀髪と銀の切れ長の鋭い瞳。

 耳も尻尾も銀色。

 身長はハヤトと同じで170cm。

 探索者職業:魔剣士(上級職業)

 携帯武器:サーベル(腰に2本帯剣している)


 オーズガルド第13騎士団の副団長。

 『紅の騎士団』と呼ばれる実力派の探索者パーティーの1人。

 役職柄か強面の厳しい表情をしているが、意外とお茶目な一面も持つ。

 実は悪戯好き?


 初めて初級者迷宮を訪れた時に、受付所で知り合った女騎士。

 迷宮騎士団で、ハヤトの噂を広めた人物。

 巫女服を着ているハヤトが、男性であることを知ってる人物。

 

 エルレイナと模擬戦をした際に、かつての仲間であるクエンを思わす才能を見出した。




◆カリアズ

 犬人。女性。僕っ娘お姉さん。

 髪は短くボーイッシュな雰囲気を持つ女性。

 髪と瞳は深緑色。

 灰色の垂れた耳と尻尾。

 苦無を得意武器として使用している。

 師匠:エンジェ


 巫女服を着ているハヤトが、男性であることを知ってる人物。

 妙に丁寧口調なニャン語も話せる。


 オーズガルド第13騎士団に在籍。

 『紅の騎士団』と呼ばれる実力派の探索者パーティーの1人。


 勘違い:アクゥアのことをとても才能のある子供だと思っている。

     師匠の妹弟子だとは気付いていない。




◆ツアング=ファルシリアン(『豪腕』の2つ名で有名な貴族)

 狼人。女性。

 瞳も髪も耳も尻尾も、全てが金色で統一されている。

 身長はハヤトの目測で、約190cmの大柄な女性。

 美人というよりは、格好良いお姉さんという言葉が似合うよな、キリッとしたような引き締まった顔つき。

 もうすぐ、三十路……。

 探索者職業は守護者を修得しているが、聖騎士になるために神官も鍛えている。

 携帯武器:大剣


 オーズガルド第13騎士団の第2大隊長。(600人の部下を統率する実力者)

 サリッシュ(副団長)の指示で、アカネの剣術指南を担当している。

 また、サリッシュの指示で、一族に関係ある人物を調査している。






登場人物【サブキャラクター】


◆ヨウコ

 狐人の神獣。

 神話の時代から生きており、生きる伝説とも呼ばれる獣人の1人。


 銀色の長い髪と耳と尻尾を持ち、目は金色。

 見た目は優しそうな和風美人だが、二刀流において最強と言われる女性。


 上級者迷宮の深層で、眷属である銀狐達と生活している。

 エルレイナと血は繋がってないが、育ての親。

 

 言葉を覚えず、銀狐の子供のように育ってしまったエルレイナを

 狐人として育て直す為に、神獣のモモイに外の世界に連れ出すように頼んだ。

 

 エルレイナの出生に関わる悲しき過去を知っている人物。

 それ故に、今のヴァルディア教会をとても嫌っている。

 

 アクゥアとは神獣のモモイを介して面識が有り、剣術の指導を少しだけしていた。




◆セツナとチトセ(銀狐)

 狐人の神獣であるヨウコの眷属。

 セツナがエルレイナの姉、チトセがエルレイナの妹になる。


 上級者迷宮の深層に生息する銀狐と呼ばれる魔物。

 全身を銀色の体毛に覆われおり、目は金色。

 ハヤトの世界に存在する象並に、とても大きな狐。

 聖銀ミスリルの鎧である魔装具を装備しており、竜に匹敵するくらいに危険な存在。


 竜種並みに頭もよく、ヴァルディア語を理解する。

 更に賢い者になると、ヴァルディア語を喋りだし、群れを指揮するリーダーになったりする。


 エルレイナとは乳母繋がりで、姉妹のように育てられた為にとても仲が良い。

 というか、重度のシスコン。


 チトセはエルレイナより後より産まれているが、1年で大人の身体になる銀狐なので、

 どちらかというとエルレイナが妹に守られる側だった。




◆モンテザヒューナルス=ヴァルディア

 通称ロール嬢、又は金色ウ○コ。


 ヴァルディア教会に所属している巫女。

 ヴァルディア家の貴族。


 頭の左右から生えた、金色の巻き髪が特徴的。

 貴族を意識しているのか、扇子を常備している。


 ヴァルディア教会に無断で、平民達の治療を無償で行っている

 ハヤト(クロミコ)を敵対視している。

 ハヤト達との初対面は、アイネスの(毒舌)精神攻撃で散々な目に遭った上に、

 アズーラ(黒牛鬼)の活躍(?)で、撤退することになった。




◆ホーキンズ

 奴隷商人。

 ハヤトに問題児娘達を売った人。

 奴隷商会から問題児娘達がいなくなって、最近はとても機嫌が良い。

 お陰様で髪の砂漠化が止まったらしいが、気のせいだろう。




◆ヴィッシュモント=オゼアルト(通称:アイヤー店長)

 商人ギルド所属。

 『ナンデモアルネ雑貨店』の店長。


 おっぱい大好きなオッサン。

 狐人。金色の大きな狐耳とフサフサの尻尾を生やしている。

 細い狐目(糸目)と口元から生えた細長い口髭と、目を隠すようなスモークのかかった怪しげな丸眼鏡が特徴的。

 見た目は怪しげな物を売りつけてきそうな、胡散臭い容貌をしている。

 サクラ聖教国とも独自のパイプを持っており、本当にいろんな物を店に仕入れることが可能な謎の人物。


 その店名に嘘は無く、サクラ聖教国製の商品も沢山陳列されている。

 異世界出身のハヤトにも馴染みがある物が多く有り、見てて飽きない。

 雑貨店なので、食料系も市場にある物を事前に注文しておけば何でも揃えてくれる。

 ハヤトパーティーが、探索者生活をする上では欠かせないお店。


 ハヤトと『個人契約』をしている。

 よって、迷宮で取った素材は店長に必ず売り渡すようにしている。

 その代わりに、迷宮探索の為の支援(全品3割引き等)が可能となっている。

 愛用の算盤片手に、胡散臭い笑顔で今日もお金の勘定をしている。


 (※商人ギルドの元会長)

 猫人の神獣であるモモイの依頼で、ハヤト達を支援するために、商店街の片隅で儲けの少なそうな店を構えている。




◆ビュガント=オゼアルト

 商人ギルド所属。

 商売根性逞しい、商人一族の貴族。

 

 金色の狐耳を生やした狐人。

 優しげで温和そうな表情をした青年。


 迷宮にある鉱脈から鉄鉱石を取るために、よく商隊に参加している。

 探索者に登録して、わずか10日で魔狼の亜種を討伐した、期待の大型新人である

 ハヤト(クロミコ)に並々ならぬ興味を持っている。

 アイヤー店長とハヤト(クロミコ)が個人契約をしているのを知ってるが、

 だからどうしたとばかりにセールストークを繰り広げて、ハヤトに個人契約の変更を

 勧めてくるくらいに、商売根性逞しい青年である。




◆マリン

 人間。女性。15歳。

 透き通るような蒼い瞳と長い髪を持つ教会の巫女。

 成人の儀を終えて、新人巫女になった。

 う詐欺娘の被害者。ハヤトの嘘情報を刷り込まれている。

 以後、ハヤトに負けない巫女になるために教会で日々奮闘中。


 う詐欺人の詐欺被害者。

 勘違い:ハヤトを尊敬すべきミコ様(巫女?)として認識。




◆ロリン

 種族は人間。

 6歳の幼女。

 マリンの妹。


 透き通るような蒼い瞳と動きやすそうなショートカット。

 背が低くて、かなり小さい。

 家事の手伝いをする時は、踏み台は必須。

 エルレイナの友人。(最近は、しっかり者な妹的存在になりつつある)

 現在、アイネスのもとで侍女の勉強中。

 

 アイネス(侍女長)から特別報酬として貰ったキッチンナイフセットがお気に入り。

 収納ホルダーに入れていつも腰に下げている。

 愛用調理器具:果物ナイフ・兎肉切り分けナイフ等

 アイネス秘伝の料理の味付けを猛勉強中。


 う詐欺人の詐欺被害者。

 勘違い:ハヤトを貴族と勘違いしている。




◆ロリンパパ(35歳)※本作で本名は語られてないので、本名は表記せず。


 親の家業である魔樹農園の手伝いをしながら、15歳から探索者として迷宮に潜り始める。

 (午前と夜は親の家業の手伝い、午後から友人と迷宮探索でレベル上げの生活)

 15歳の時に、小さい頃からの遊び仲間兼農家仲間である近所の友人達と戦士としてパーティー申請する。

 25歳の時に、戦士から剣士に転職している。


 幼馴染であるロリンママと結婚後、20歳の時にマリンが産まれる。

 武術者としての腕は並よりやや下くらいだが、魔樹を育てる才能は高いので魔樹農家をしている人達の中では、稼ぎは良い方。

 ただし、現在は魔樹農園があった中級者迷宮が一時閉鎖している絡みで休業中。

 

 最近一番ショックだったのは、どこで覚えてきたのかロリンが「お父さんは、甲斐性無しなの?」と嫁にこっそり聞いてる現場を目撃したこと。

 嫁がそれを聞いて、力強く頷いていたのが更にショックだった。

 早く現場復帰できることを切に願っている。




◆マルシェル

 探索者ギルドの受付嬢。


 犬人特有の垂れ耳を持つ女性。

 若い時は、探索者としてバリバリ活躍していたらしい。

 茶色の髪を三つ編みにして、美人と言うよりは可愛らしい印象がある。

 2児の母親であるが、きっと若い頃はモテたに違いない。

 「おばさん」は禁句。もれなく回し蹴りがおみまいされる。

 「打倒、ヴァルディア教会!」が口癖。

 (※倒したら駄目だと思うのだが、そういったツッコミをしては駄目です)


 以下、アイネス参謀長による情報。

 年齢:30代?(※年齢の話は怖くて聞けなかったらしい)

 子供:2人いる

 探索者暦:~15歳 成人の儀をするまでは近所の子供達と一緒に、

          初級者迷宮の1階層でゴブリンを狩って遊んでいた。

           昔からやんちゃな性格だったらしい。

      15歳 探索者として本格的に活動するため、初級職業の獣戦士に転職。

      15歳~20歳

           迷宮騎士団の女性騎士と混成チームを作って、

          初級者迷宮と中級者迷宮の浅層の巡回バイトをしていた。

           犬人の女性の中でも優秀な部類だった為、

          10代のうちに中級職業の狩人に転職。

      20歳~ 結婚して子供を出産。

           無茶をして亡くなった友人の死をきっかけに、

          若い子達を支援する探索者ギルドでの受付嬢の仕事を始める。

           先輩の話を聞かずに無茶をする若い子達には、

          鉄拳制裁ではなく回し蹴りがおみまいされる。

 

  回復魔法が使える巫女を囲っていることを利用して、

 高い治療費を請求するヴァルディア教会のやり方が大嫌い。

  打倒ヴァルディア教会に執念を燃やしている。


 う詐欺人の詐欺被害者。

 勘違い:迷宮都市イルザリスの現状に憂いを感じ、

     己の貴族の身分も放り投げ教会にも所属せず、

     身分に関係なく治療をできる立派な神子を目指して

     日々迷宮に潜ってるというハヤトの話

     (マリンに語った嘘話も交えて)に感動して、

     すごくハヤト達を応援している。




◆ヴァスニア【紅牛鬼】

 アズーラの伯母。

 『紅の騎士団』と呼ばれる実力派の探索者パーティーの1人。


 闘牛祭を優勝した者のみに許された、ドレッドと呼ばれる変わった髪型をしている。

 鉄下駄でアズーラをよく蹴り飛ばしてたらしい。




◆ヴェランジェ

 ヴァスニア【紅牛鬼】の娘。

 アズーラの従姉。

 裏闘牛祭で優勝するために、母親のもとで日々厳しい猛特訓をしている。




◆ばっちゃん

 アズーラの祖母。

 ヴァスニアの母。

 

 裏闘牛祭で優勝した経験が有り、そのことを自慢気に何度も繰り返し話す。

 お喋り好きな牛人のおばあちゃん。

 60歳を超す女性なのに、『戦女神様の加護』により30代の若さと美貌を維持している。

 一時期、アクゥアにも闘牛術を指導していた。


 最近の悩み:武術者として稀に見る才能はあるのに、

       未成年の癖に酒好きでサボリ癖のある孫のアズーラ。




◆アドル=ファルシリアン【豪隻腕】

 アカネの父。

 狼人。男性。

 元貴族であり、『豪腕』の2つ名で知られるファルシリアン家の血を受け継いでいる。

 不義を働いた(婚約の解消)ことにより、貴族の身分を剥奪。

 平民としてアカネ達と暮らしていた。

 金の瞳と金色の体毛を持つ聖騎士。

 左腕の肘から先が無い。


 流行り病で、亡くなっている。




◆カネリア

 アカネの母。

 狼人。女性。平民。

 青い瞳と髪を持つ巫女。

 耳と尻尾はアカネと同じ茶色。

 平民でありながら、戦士職になればファルシリアン家のお嬢様以上の

豪腕になったらしい。


 流行り病で、アカネが物心つく頃には亡くなっていた。




◆クエン

 『紅豹』の一族の優秀な豹人の女性。

  『武神の弟子』達の中でも、『武神』に最も近い存在と

  言われている最強の武術者。


 若い頃は『神童』と呼ばれていたサリッシュも認めるくらいに、

実力では『紅銀狼』のサリッシュより上だったらしい。

 特徴的なのは血のように紅くたてがみのような長い髪。

 エルレイナのように、戦闘における勘がとても良い獣人だったようである。

 ただし、性癖にいろいろ難があったようだ。

 

 『紅の騎士団』と呼ばれる実力派の探索者パーティーの1人。

 アクゥアと同じく、『武神の弟子』の1人でもある。


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