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【設定資料】用語集(※ネタばれ有り)

どちらかと言うと、設定を忘れやすい作者用の資料だったり……。

おもいついたネタを書き溜めてるだけなので、後で不都合がでてきたら随時修正してます。

なので参考程度で見てもらうようお願いします(苦笑)



★用語集 目次

 紅の騎士団

 戦女神様【人物像】

 戦女神様【歴史】

 ヴァルディア教会(迷宮都市イルザリス支部)【組織】

 ヴァルディア大陸【地名】

 お化け屋敷

 ギルド【組織】

 銀行

 鉱脈

 こよみ

 サクラ聖教国【国】

 神獣

 神書

 荷竜と騎竜【魔物】

 探索者職業・補正

 治療女神サクラザカ【女神様】

 転移石

 転移門(中型)

 闘牛術

 特別報酬

 奴隷(★加筆中)

 ナンデモアルネ雑貨店

 魔樹

 魔法

 神子

 迷宮騎士団

 迷宮神殿

 迷宮都市イルザリス【街】

 迷宮都市イルザリス迷宮【迷宮】

 業物






★用語集

■紅の騎士団

 彼女達が通った後には、血で染まった紅い道ができるとか言われる程に山賊達を震え上がらせた、最恐の探索者パーティー。

 紅騎士、サリッシュ【紅銀狼】、ヴァスニア【紅牛鬼】、エンジェ、クエン、カリアズが在籍していた。

 最近の噂では、紅騎士、サリッシュ【紅銀狼】、カリアズは迷宮騎士団に入団したと言われており、あいかわらず山賊達を震え上がらせている。






■戦女神様【人物像】

 容姿:

 どうみても男性だろうといわんばかりのマッスルボディに、鳩胸かと思うような胸筋肉。

 丸太かと思うような腕に、頭の左右からはクワガタかと思うような2つの角が天に向かって伸びている。

 そんな勇ましい姿なのに、頭からは三角の猫耳と腰からは猫を思わす尻尾が生えている。

 いろんな物が混ざり過ぎて、何の獣人かは判別できない。

 ハヤトがその時代にいたら合成獣キメラという種族で呼んでいたかもしれない。


 種族:

 諸説はいろいろあるが、猫人と牛人の相の子として産まれたのではないかとの話もあるが、詳細は不明。

 結局は、天界人と言う種族だと言うのが定説になっている。


 性格:

 お茶目な性格もあり、「サクラ様」と呼ばれるのが意外と恥ずかしかったらしく、今は「戦女神様」と呼ぶのが普通になってる。

 神の力を持って獣人達を奴隷から解放した英雄でありながらも、常に獣人達と近い距離にいようとする気さくな性格だったと言い伝えられており、今でも獣人達から不動の人気を誇る神様。






■戦女神様【歴史】

 遥か昔の神話の時代に、獣人達を奴隷にしていた人間達から解放する為に、天界から現れたという歴史がある。

 獣人達が哀しみにくれたその想いから、天界から救世主として現れたという説もある。

 戦女神様を怒らせた過去の過ちから、人は戦巫女の許しを得ないと探索者職業に転職できないのは、この世界の常識。






■ヴァルディア教会(迷宮都市イルザリス支部)【組織】

 本来は怪我をした人達に救いの手を差しのべる場所なのだが、治療費がとても高いのであまり街での評判は良くない。

 「教会に行くくらいなら、お店で治療用の魔道具を買ったほうが良い」と探索者ギルドが教える程。

 現司祭になってから、治療費が更に値上がり探索者ギルドの職員達と度々対立している。


 現教皇になってから、急に言い始めた『創造神ヴァルディア』という神様を崇めている。

 ヴァルディア大陸を作った神様らしいと言われているが、胡散臭いと言って信じている者は少ない。

 当然ながら、サクラ聖教国はその神様の存在を認めていない。






■ヴァルディア大陸【地名】

 ヴァルディア語を話す者達が住む大陸。

 人間や獣人と呼ばれる者達が住んでいる。






■お化け屋敷

 迷宮都市イルザリスの人気のない場所にポツンと建っており、幽霊が出る事で近隣住民には有名な家。

 家に謎の植物が絡まっている。(この国の住人にはボロ家に見える)

 

 最近、『クロミコ』が住みだしたことで、いろんな意味で有名になる。

 

 二階建ての田舎にありそうな和風の家。

 室内も和が強調された作りになっており、畳部屋。

 

 1階には食堂、居間、お風呂等の共同スペースがある。

 (お風呂は地下に流れる温泉から湯を引っ張ってきている。※平民は風呂を使わない)

  貴族が使うような水洗便所も備わっている。

 2階には6人分の個室がある。

 地下にある隠し部屋には魔力炉があり、これが魔力を必要とする各設備とつながっている。

 外観さえ気にしなければ、貴族並の生活ができる。

 

 裏庭に大きな桜の木がある。

 桜の木は、家の屋根を越すほどの高さがある。






■ギルド【組織】

 登録をした者達を管理する組織。

 ギルドには国民ギルド、探索者ギルド、商人ギルドが存在する。

 ギルドに登録するとギルドカードが発行され、各ギルドで使用することが可能となる。


 ◆国民ギルド

  街の住民登録を管理しているギルド。

  街で借家や家を購入した際には、必ず国民ギルドに住民登録をする義務が発生する。

  住民登録された者は、必ず年内中に指定された住民税を納めないといけない。

  迷宮都市イルザリスの住民税:成人で16万セシリル。

                未成年や奴隷だと半額の8万セシリル。


 ◆探索者ギルド

  サクラ聖教国によって作られ、管理されている組織。

  街にある地下迷宮を攻略する者達が登録するギルド。

  探索者達を支援している組織。


  新規登録は無料。

  しかし、ギルドカード情報の更新時には有料となる。

  更新をする場合は1人2000セシリル。

  初級探索者だと、1000セシリルと安くなる。

  

  地下1階に魔導書を管理している部屋がある。

  地下2階に中級者迷宮の決められた階層へ転移する部屋がある。

  地下3階に上級者迷宮の決められた階層へ転移する部屋がある。


 ◆商人ギルド

  商売をする者達が管理する組織。

  また、中級者迷宮の浅層の狩場と魔樹農園地帯を取り仕切っている。


  狩場:二角兎、ラウネ等

  魔樹農園:シンス、ポッピー等

  迷宮蜘蛛捕獲:

       探索者を募って小隊を作り、鉱脈のある餌場にやってくる迷宮蜘蛛を

      定期的に捕まえている。

       黒鉄は利用価値の高い素材なので報酬金も良く、中級探索者に人気のバイト。


  余談ではあるが国民ギルドと商人ギルドは、探索者ギルドのノウハウをサクラ聖教国から指導されて、

 独自に作られた組織である。

  国民ギルドは国が管理しており、商人ギルドは商人達が管理している組織である。






■銀行

 ギルドカードを作れば使用する事が可能になる現金の預かり所。

 各ギルドには銀行窓口が有り、ギルドカードと本人がいればお金を預けたり、引き出すことが可能となる。

 ギルドカードに登録されているのは、銀行番号のみ。

 初回ギルド登録時に、魔力測定をしてその魔力を指紋代わりにして、銀行番号としてギルドに登録される。

 

 ギルドカードによる支払いの流れ(探索者の場合)

  商人ギルドに登録されている店であれば、ギルドカードを商人ギルド指定の魔道具に差し込むと支払い情報が登録される。

  後日、店員が商人ギルドの窓口に行って申請すると、商人ギルドから探索者ギルドを通して本人に請求書が届く。

  請求金額と内容に問題が無ければ本人が了承のサインをし、銀行から商人ギルドに振込みがされる。

  支払い期日までに振込みがされてなければ探索者ギルドを通して、振込みの催促が来る。

  金額を支払わず踏み倒した場合は、当然ながら以後ギルドカードの使用はできなくなり、各ギルドの窓口で受付もしてもらえなくなる。


 ただし、銀行システムと連動している魔道具は結構高いので、それなりに稼ぎの良い店でないと置いて無い可能性がある。






■鉱脈

 中級者迷宮で鉄鉱石が多く生える所を、鉱脈と呼ぶ。

 また、鉄鉱石を主食とする迷宮蜘蛛が立ち寄る危険地帯としても有名。






こよみ

 1年は360日。

 1月は90日とし、4ヶ月で1年と数える。

 1月の中で1日~30日を上旬、31日~60日を中旬、61日~90日を下旬と呼称する。

 月には、春月シュンゲツ夏月カゲツ秋月シュウゲツ冬月トウゲツがある。

 4つある月の1つが地上に大きく接近することから、各月の名前が暦に付けられている。

 月の考え方は、サクラ聖教国が始まりと言われている。

 

 春月だと桜色、夏月だと海のような青色というように、季節を表した様な色の月が4つ存在する。


 四季がある世界であり、春月の下旬を5月と考えればハヤトの世界で言うところの春月(3月、4月、5月)、夏月(6月、7月、8月)、秋月(9月、10月、11月)、冬月(12月、1月、2月)と予想できる?






■サクラ聖教国【国】

 猫族だけが住むことを許された楽園と言われている島国。

 戦女神様を、唯一の神と崇める宗教国としても有名。


 国名に桜があるように、桜でも有名な国。

 春月シュンゲツの上旬から中旬にかけて国中で桜が咲き乱れ、お花見をしに猫族達が街で楽しむ光景が目に映る。

 

 物を作る技術力がとても高く、「値が張ってでも良いものを買いたいなら、サクラ聖教国製を買え」と例えられるくらいに、他国の追随を許さない程の製品を作り続けている。

 言葉はニャン語(日本語と書いてニャン語と読む)を使っている。

 文字もヴァルディア語と違うサクラ聖教国独自の物が使われている。

 

 また、個人の力も秀でている者が多くおり、特に有名なのが『武神』とそれに連なる『武神の弟子』達。

 『一騎当千』の猛者達である彼女達がいる以上は、サクラ聖教国と戦争に勝つことは実質不可能と言われている。


 家名の一部にサクラを使うのは、サクラ聖教国の貴族のみらしい。

 サクラの名を勝手に使って悪いことをしてるのがバレたら、即座に身分詐称の疑いをかけられて怖い猫族達がサクラ聖教国からやって来ると言われている。

 

 現在、判明しているサクラ聖教国の家名:

  シバサクラ

  サクラザカ(戦女神の姉妹神として、神書に書かれていた名前らしい)






■神獣

 遥か昔、獣人達を奴隷にしていた人間達から解放する為に、天界から現れた戦女神様と共に戦った英雄達。

 また、獣人でありながら神獣とまでに呼ばれるようになった存在であり、生きる伝説でもある。

 

 

 ・猫人のモモイ様。

 『武神』の2つ名を持つ地上最強の猫人であり、サクラ聖教国の戦巫女。

 世界で唯1人、『戦女神様の加護』を授けることが可能な戦巫女。

 牛人達の祭りである『闘牛祭』と『裏闘牛祭』の主催者としても有名。

 

 

 ・狐人のヨウコ様

 迷宮都市イルザリスにある上級者迷宮の主。

 街の周辺にいる強力な魔物達を迷宮に引き寄せ、街の安全をずっと守り続けている街の守護神。

 

 迷宮都市イルザリスでヨウコ様を知らないと言ったら、狐人の商人から嫌われて、最悪店で何も買えなくなってしまう可能性があるので注意。

 ヨウコ様の悪口を言うのは、もってのほか。






■神書

 世界一の技術力を誇るサクラ聖教国でも、詳細に解明できない秘術の数々が記された書物。

 サクラ聖教国だけが持つことを許されている。

 

 本人のレベルを調べられる魔道具然り、ギルドカードや魔吸石に奴隷の従属の首輪という魔道具等、高度な魔道具の起源はその『神書』にあるらしい。

 転移の技術も、この『神書』に書かれた内容を応用した技術。


 かつてはその技術を盗もうと画策した愚かな人間達が、尽くサクラ聖教国に国ごと滅ぼされていた歴史がある。






■荷竜と騎竜【魔物】

 正式名称はフレンドドラゴン。


 荷物を運ぶ竜を荷竜と呼び、騎士を乗せて運ぶ竜を騎竜と呼ぶ。

 体長は荷竜がばんえい競走馬程度、騎竜が馬程度の大きさ。

 怒らすようなことさえしなければ、見た目に反して比較的温厚な性格の魔物。

 頭の良い竜種は、人の会話も理解できる。


 雄はパワータイプの荷竜、雌はスピードタイプの騎竜として、

 人と共同生活をしていることが多い。


 野生のフレンドドラゴンは、中級者迷宮の深層に生息している。

 三角兎を持って根気よく餌付けをしていれば、稀についてくるらしい。

 野生のフレンドドラゴンは警戒心が強いが、記憶力が良いので顔を覚えており、

 コイツは安全な奴で私に美味い物を食わせてくれる奴と理解してくれば、

 仲良くなれる。


 ただし、雌は雄以上に気難しく気まぐれな性格なので、騎竜として

 連れて帰るのはかなり困難をきわめる。

 飼い慣らされたつがいから産まれた雌を譲ってもらい育てた方が、

 気は長くなるが懐く確率は高くなる。


 食事をきちんと与え、飼い慣らすことができれば移動手段としては最適。

 世話をしている人の顔を覚えているので、知らない者による盗難は不可能。

 むしろ、盗難者を捕まえる可能性がある。

 

 竜種の中でも身体が小さい方だが、かなりの力を持っている。

 死にたくなければ、絶対に怒らせるようなことをしてはならない。

 

 値段はかなりお高いので、主に商人ギルドや国に所属する騎士達、

 または貴族達が購入している。

 

 ・荷竜

  主に、商人ギルドが荷物の運送時に利用している。

  中級者迷宮の浅層にいる魔物程度なら、荷竜に警戒して寄って来ないので、

  商人の護衛としても最適。

  鉄鉱石を取るために鉱脈へ行く場合は必須の魔物。

 

 ・騎竜

  迷宮騎士団が、迷宮内を素早く移動する時に重宝する乗り物。

  緊急時の重症人の搬送、迷宮内で発生したトラブルに駆けつける時など。






■探索者職業・補正

 ◆基本職業と3つの副職業が転職可能。(転職できる枠は4つ)

 ※現在作中で判明している探索者職業


    獣人(産まれながらにして、獣人が持っている職業)

 

  ・初級職業

    戦士  (戦士職・人間限定)

    獣戦士 (戦士職・獣人限定、人間の戦士より優れた身体能力が得られる)

    魔法使い(魔法職)

    巫女  (魔法職・女性限定)

    神子  (魔法職・男性限定、

         10歳未満程度のような体力の無い者が転職する職業、

         女性にモテない職、無能者、商人ギルドにさっさと行け)


  ・中級職業(転職条件:初級職業が一定のLvであること + 本人の才能)

    剣士  (転職条件:戦士職。剣術が得意な職業、二刀流も可)

    狩人  (転職条件:戦士職。隠密が得意な職業)

    騎士  (転職条件:戦士職。騎士団がなる職業?)

    神官  (転職条件:戦士職。回復魔法も使える戦士職)

    僧正  (転職条件:巫女・神子)


  ・上級職業

    魔剣士 (転職条件:魔法使い&剣士?

         魔素の濃い迷宮の深層に潜り続ければ、魔剣士の適正が現れる者も偶にいるらしい)

    忍者  (転職条件:狩人。暗殺が得意な職業)

    守護者 (転職条件:騎士)

    聖騎士 (条件がかなり厳しい? かなりの才能が必要?)

    闘牛士 (牛人限定?)

    大僧正 (転職条件:僧正)



 ◆3つの補正

 【1】職業補正(※基本職業限定)


 【2】副職補正

    Lvを上げた分の身体能力と魔力の引継ぎが可能となる。

    職業限定の取得可能な呪文を使うことが可能となる。

    

    ・副職にした場合のデメリット:

      経験値と職業補正は得られない。

      中途半端にLvを上げた職業を副職にしても、大した効果が得られない。

      また、副職にしてしまうと重複補正の条件解放の対象外になってしまう。


 【3】パーティー補正(パーティー申請した仲間の基本職業限定の支援補正)

   下位:重複補正(『初級職業と中級職業』限定。

           同じ『基本職業』が5人以上の場合)

   中位:通常補正(上級職業限定)

   上位:加護補正(『戦女神様の加護』)

    ※『戦女神様の加護』は、闘牛祭で優勝した牛人の男性にしか授与されない加護。


   ※パーティー補正は最も高い補正値が優先される。

    例:(初級職業)戦士の腕力補正より(中級職業)剣士の腕力補正の方が高い。

      その場合、(中級職業)剣士の補正値が適用される。






■治療女神サクラザカ【女神様】

 サクラ聖教国にある神書とやらに、最近になって新たに追加された女神様の名前らしい。

 この世界の神様の1人である戦女神様と、姉妹関係になる神様。


 ハヤト君の住む世界の住人がその名を聞けば、取り敢えず苗字を女神様の名前にしてみましたと

 言わんばかりのやっつけ感に聞こえてしまう。


 また、その姉妹神の存在を確定させる物が、最近ヴァルディア大陸より発見されたことで、

 サクラ聖教国の評議会にて、その姉妹神を崇めるための『サクラザカ聖教会』の設立を

 容認することになったらしい。






■転移石

 指定された場所に転移が可能な、とても便利な魔道具。

 サクラ聖教国製の転移門を小型化携帯可能にした物。

 100万セシリルの価値があるらしい。

 

 主に初級者迷宮で、初級探索者パーティーに無料で貸し出される物。

 小さいため魔力量と距離的な問題で、初級者迷宮でしか貸し出されない。

 大抵は受付所の近くにある召喚陣を指定しており、転移石に魔力を流せばパーティー全員を転移してくれる。

 

 盗んだとしても、転移先の指定場所を書き換えられなかったら、ただの石に成り下がる。

 実質、サクラ聖教国の優秀な錬金術師にしか細工不可な魔道具。






■転移門(中型)

 迷宮内を短時間で移動するために用意された物。

 10人くらいが同時に移動できる。

 探索者ギルドの地下2階や中級者迷宮の5階層などにあり、

 魔力を流した転移石を特定の場所にはめ込むと転移される。

 

 鍵自体に座標が刻まれており、どの転移門を使っても決められた所に移動する。

 

 料金は5階層へ行く場合は片道500セシリル。

 戻る時に利用した際には、更に500セシリルを払う。

 (奴隷の場合は、半額料金となる)






■闘牛術

 遥か昔に、戦女神様が牛人達に指導した武術。

 ハヤト曰く、カポエイラとムエタイを合わせたような技。

 力持ちの牛人は重装備に闘牛術を使うらしいが、その様はある意味『全身凶器』とも言えるだろう。






■特別報酬

 探索者ギルドの課す特定の条件を満たした者に、称号と共に褒美として支払われる報酬。

 

 迷宮都市イルザリスの場合


 ・初級者迷宮踏破

  初級探索者が初級者迷宮踏破の証を手に入れた場合に、特別報酬が支払われる。

   報酬金額:1人1万セシリル



 ・初級者殺し討伐

  初級者迷宮に現れた魔狼【亜種】を倒した場合に、特別報酬が支払われる。

   初級探索者:1人10万セシリル(※表向きには公表していない)

   中級探索者:1人 2万セシリル






■奴隷(★加筆中)

 元犯罪者。

 刑務所行きの代わりに、御主人様のもとで無償奉仕を義務付けられた人達。

 初犯だと刑期が軽く、短期間の奴隷による無償奉仕となる。

 再犯だと、当然ながら刑期が重くなり、奴隷期間も長くなる。

 迷宮都市イルザリスの場合、住民税の不払いによる不法滞在は初犯だと1年。


 御主人様の身の安全を守る戦奴隷が、性奴隷の次に高い。

 自分の身を守る装備を買う代わりに、自動車の中古品を買うような感覚で買ってる?

 殺人などを犯したような重罪人は、一般人では取り扱わせず、国の管理下のもと厳しい環境で労働させる。






■ナンデモアルネ雑貨店

 ハヤト達ご用達のお店。

 おっぱい大好きな店長が商売をしている雑貨店。

 事前に注文さえしておけば、謎の伝手を使って様々な物を取り寄せてくる。

 貴族にしか売らないサクラ聖教国製の高級石鹸が平民でも買えるのはここだけ。

 胡散臭い風貌をしている狐人のおっさんであるが、腐っても商売人なので常に良いネタを確実に仕入れてくれる。

 

 おっぱいの大きい兎人お姉さんがいる娼館情報もハヤトに教えてくれたが、兎娘のアイネスに阻止された。






■魔樹

 迷宮内の魔素が含まれた土地を使って育てられた特殊な植物。

 原材料が迷宮で効率よく育つから、市場で平民でも安価に買える物になっている。

 

 商人ギルドが取仕切って、迷宮都市イルザリスの中級者迷宮の浅層を魔樹農園や狩場としている。

 ただし、最近起こった『迷宮の心臓』盗難の絡みで2つの中級者迷宮が一時閉鎖され、残りの1箇所に商人達が集中して1階層~4階層が商人達の狩場となってしまっている。

 その弊害により、5階層は大変なことになっているという噂も……。

 

 主な植物

  光苔:迷宮内の暗闇を薄っすらとした光で照らしてくれる。

     沢山生えている所は足が躓かない程度に見える。

     しかし、ほとんど生えてない所はかなりの暗闇になる。

     知恵のある魔物に暗闇に誘われると危険。

     よって、たいまつや迷宮灯があると迷宮探索には便利である。

  ポッピー:麦酒に使われる。

       ハヤトの世界で言うところの『ホップ』のような物になる実。

  シンス:シャンプー代わりになる液体の原材料になる実。

 

 迷宮内には、武器となる物を生成する武樹と呼ばれる物も存在する。






■魔法

 魔力を使って火を作ったり、水を作ったりする不思議な力。

 魔法を修得するためには、職業、魔導書、魔力の3つの条件を満たすことが前提となる。

 修得できる魔法は職業毎に異なる。

 また、魔導書は探索者ギルドに行けば有料で読む権利を買うことができる。






■神子

 探索者ギルドで転職可能な、巫女の男性版の職業。

 回復が主な男性専用の支援職業。

 巫女と同じ魔法が修得できる。


 10歳未満の身体能力無し、才能無しの男性に探索者ギルドで唯一選択できる職業。

 無能者の称号でもある。

 今すぐ探索者はやめて商人ギルドに行って商人をした方が、良いのかもしれない。

 

 基本的に神子の職業をしている人はいないので、神子の服を店で取り扱ってる所は希少である。

 置いてたとしても、大抵は子供服であるが……。






■迷宮騎士団

 国から派遣された騎士。

 主に迷宮を管理・警備する者達。

 迷宮前に受付があり、不審者を早期に発見する為に、ギルドカードで探索者の素性を確認したりする。


 ◆オーズガルド第13騎士団

   団長:(※名は作中で明かされず)【紅騎士】

  副団長:サリッシュ【紅銀狼】


   第2大隊長:ツアング=ファルシリアン

         また、サボリ魔のカリアズも在籍している。


  人数:1200人(女性騎士の中でもトップクラスの精鋭騎士が在籍している)

     また、約200名の臨時騎士がいる。


     【臨時騎士】

       若い女性探索者が騎士達と混成部隊を作って、

      迷宮内の巡回に参加してバイト代と経験値を稼いでる。

       男性探索者とパーティーを組むよりは安全なので、

      女性探索者には人気のあるバイト。


  特徴:全員が犬族なので、人間騎士よりも鼻も身体能力も高い。

     故に人間の男性騎士達よりも優秀なのだが、それをよく思わない人達もいる。

  配置:初級者迷宮:1中隊(150名)

     中級者迷宮:3中隊(450名)

           (中級者迷宮は3つあり、1つに1中隊を配置している)

        主な任務:中級者迷宮の巡回・転移門への魔力の補充・

             鉱脈を訪れる商隊の警護・5階層のゴブリンの掃討等

     探索者ギルド等の警備:2中隊(300名)

           (魔導書、転移門等。特に銀行関係は人を多く割いてる)

     緊急時の待機者:2中隊(300名)

           (主に訓練。応援要請があれば、即座に駆けつける)


  分隊:騎士6名(臨時騎士1名が参加する場合も有り)

     【探索者職業の内訳例】

      例1:騎士5人・神官1人

        (※騎士5人が必ずいるのは、パーティー申請による補正を受ける為)

      例2:騎士5人・神官1人・獣戦士1人(臨時騎士がいるので7人編成)

      例3:騎士5人・神官1人・剣士1人 (臨時騎士がいるので7人編成)

  小隊:30名(5分隊)

  中隊:150名(5小隊)

  大隊:600名(4中隊)






■迷宮神殿

 迷宮の最深部にある迷宮の心臓が収められている部屋。

 魔法対策に魔吸石を砕いた特殊な壁を使っており、一部の魔法を除いて使うことができない。

 迷宮の心臓を守るように大きく頑丈な扉が有り、その国の象徴である神獣が模った物が扉の表面に刻まれている。






■迷宮都市イルザリス【街】

 ハヤト達が住んでる街。

 地下迷宮が存在する。

 

 神獣であるヨウコ様の影響により、狐人の商人が多い街。






■迷宮都市イルザリス迷宮【迷宮】


 迷宮都市イルザリス迷宮には、上級者迷宮、中級者迷宮、初級者迷宮が存在する。

 ただし最近、迷宮の心臓の盗難事件により3つあるうちの2つの中級者迷宮が機能を停止し、攻略不能な状態となっている。

 

 キルリナ・イルザリス迷宮:初級者迷宮(5階層)

 ルレリオ・イルザリス迷宮:中級者迷宮(?階層)

    ?・イルザリス迷宮:中級者迷宮(?階層) 一部崩壊のため攻略不能。

    ?・イルザリス迷宮:中級者迷宮(?階層) 一部崩壊のため攻略不能。

    ?・イルザリス迷宮:上級者迷宮(?階層) 迷宮主であり、神獣の狐人のヨウコ様がいる?


 ※イルザリスの中級者迷宮に挑戦する目安としては、獣人のLv15、戦士のLv10、獣戦士のLv5が一般的な基準と言われている。






■業物

 非常に丈夫に鍛えられた武器。

 通常の武器に比べても、切れ味がとても良い。

 例えば短剣に該当する苦無であっても、シミターと斬り合ってシミターを折ったりする。

 大抵は、有名な鍛冶師の銘が彫られてる。

 安い物でも、10万セシリルを超える高価な値段が付くことが多い。


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