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第2章 第7話‏ 命令

このままだと、更新の遅さを毎月謝ることになりそうですが(泣)…

とりあえず最新話をどうぞ


am.04:00


いきなり艦内のサイレンが大音量で鳴り響いた。



「何なんだ!?」


真っ先に飛び起きたのは松村だった。「起きた」とはいっても昨夜の…、いや、少佐の質問攻めで結局数分しか眠れなかったが…。



「落ち着け、起床の合図だ。皆起きろ!」


重ね重ね、松村は数分しか寝てないのだが…。



ドンドンドン!


すると、誰かが個室のドアを叩く音がした。


「何だよ!こんな時間に。集合は20分後だろ!?」



少佐はイラつきながらドアの前に立ち、ドアを開けた。


少佐は、ドアをノックした奴に何かを言おうとしたが、その声は瞬時に止まった。


立ち尽くす少佐を退けて入ってきたのは、黒人の男だった。

男は松村の前に立ち、鋭い眼差しで彼を睨みつけた。


「What happened?」


少佐の声だ。


男は舌打ちをして少佐の方に振り返った。


「It is the order from the captain. I question two unconfirmed people than this in question.」


「Is an unconfirmed person them?」


少佐と男の間でやり取りが続いた。

松村には勿論チンプンカンプンだったが。


「The other people gather on the deck. The major is a general manager report. Go!」


「There is not the report! I attend them.」


「The matter is not approved.」


「I attend them!」


「No! this is an order!」



「何だって!?」


松村が二人の間に割って入るように、少佐に話し掛けた。

少佐は息を荒くしながら答えた。


「艦長の命令で、お前と岡田を尋問するらしい。」


「ハ?尋問!?」


「どうやら二人は危険人物扱いされてるらしいんだ、俺は着いて行けない。」


「着いて行けないって、じゃあ二人だけで尋問を受けるのか?」


少し言うのを躊躇ったような間が流れる。


「そういう命令なんだ。」




「…何を騒いでるんだい?」


岡田がのんきに起きてきた。実をいうと、部屋の誰かに踏み付けられて目覚めたのだが。



「俺達が尋問されるらしいんだ!」


松村は焦り気味の表情で答えた。


「尋問ん?楽しそうだな?」


もっとも、その表情も寝ぼけ気味の岡田の目には入らなかった様だが。












さて、二人は寝起き早々連行された。

黒人の男は、途中で同じ背丈ほどの白人と合流して、二人を歩かせ続けながら、何やら英語で相談をしだした。


松村にはさっぱりだったが、岡田には多少内容は掴めた。



「松ちゃん。」


やっと聴こえるか聴こえないか位の囁き声で岡田が話し掛けた。



「こいつらの話の内容は多分時空移動の事だ。」


「タイムスリップの事?なんでわかる?」


「次元変換装置の話をしてる。」


「そりゃ随分偶然な…」



その時、松村の頭にある記憶が蘇った。

空中戦を披露したり、英雄扱いされているうちにすっかり忘れていた記憶が。




偶然じゃない。





「岡田!オレ達のタイムマシンはまだ甲板か?」


「え?あ!そうだ!!」




「Don't talk!!!」


黒人の男の怒鳴り声に、二人の内臓は思わず畏縮した。

その声はいつまでも、広いとはいえない船内中で反響した。




この時代を離れるまで、あと60時間。


目的地到着まで、あと204時間。


現代に帰るまで、あと276時間。








中途半端なとこで終わってすみません(泣)。まだ続きが書き終わってなくて…。

この一ヶ月で、また新しい映画プランが起動したりしてました。反戦映画なのですが、我ながら脚本が上手く書けたので、いつか掲載できればと思います。

とはいっても、この連載が終わった後の次の連載小説まで決めているのですが…。


ネタバレすると、この物語は全部で五章構成です。

とにかくこの連載を終わらせることに全力で取り組みたいと思います。

毎日更新がいつの間にか毎月更新になってますが…、次回お会いできるのが2011年にならないようにしたいと思ってます。

それでは。


あと、wetafunの名前でツイッター始めました。



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