第69話 エラム観光
毎日18時に投稿します。お読みいただければ幸いです。
当初の任務を終えた我らはエラム観光に乗り出しました。古代の遺跡やイム教の聖地を回りました。
古代の遺跡については、ミリアがよく勉強しており、いろいろ解説してくれました。
その昔、この地域には、高い文明を持つ王国がいくつも存在しており、その中心に存在していたため、多くの遺跡が残っていました。
イム教の聖地はザキーヤが解説してくれました。ほとんど身内話のようなものでしたが。
「この場所で預言者様が神の言葉を聞いた時、弟子たちは感動して、記念の碑を作るべきと言ったのだけど、私が、預言者様は何時いかなる場所でも神の言葉を聞くことができるので、一々碑を建てる必要がないと言ったら、パシーラが逆ギレして、あんたは預言者様のことを心から信仰していないと言い出して、それから大ゲンカ。結局、小さな石柱を立てることになったのだけど、こんな立派な建物にするなんて。ほんと何考えているのかしら」とか「アケメネスって、ほんと預言者様が好きで、預言者様が昇天した時、あまりの悲しさに自殺しようとしたのよ。何とか説得してやめさせたのだけど、そのうち、預言者様は再び地上にお戻りになると言いだして、他の弟子たちと対立してメシア派を立てたのよね。私は最初はあきれたけど、まあ、これ幸いと逃げ場所にしたのだけどね」とか言っていました。
観光に来たら絶対に外せないのは、現地のおいしいご飯です。この国では、羊肉が主体で、ホレシュトやフェセンジャーンという煮込み料理とナンという平べったいパンを一緒にして食べるのがふつうです。この国では、各種フルーツが取れる国であり、ドライフルーツにするのが一般的です。
そのドライフルーツがとてもおいしい。保存も効くし、ナッツと一緒に食べることが多い。
そうそう、珍しいところでは、北にある内海居るサメの卵を塩漬けにしたものは、パンと一緒に食べるととてもおいしいです。
そんなこんなで各地を回り、観光し、おいしいものを食べ、ついでに病人を治したり、土地の開墾や井戸掘りを行いました。
えらく感謝されて、いろいろな食べ物を食べさせてくれた。どれもおいしかったです。
そんなこんなで、満足した旅もそろそろ終わりしなくてはならなくなりました。
キャサリン姉さんから「遊んでばかりいないで早く帰って来い」と連絡があったからです。
やむなく、帰国の途に就くことにしました。
今度もめちゃくちゃ引き留められました。
宮殿美妃1000人を用意すると言われたが、ミリアとザキーヤの冷たい目に見られながら丁重に断りました。
名残惜しまれつつ、私たちは船でローマにもどりました。
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