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第22話 さらに南へ

毎日18時に投稿します。お読みいただければ幸いです。

 海岸に戻ると、次の目的地をどこにするか、皆で相談しました。するとアーリヤから、「私たちが住む砂漠より南に木が覆い茂った場所があり、猛獣や毒虫が多く住む土地があります。そこには、肌の黒い民が住み、動物を狩って暮らしていると聞きます」と言ったので、そこに行くことにしました。


 海岸沿いに進むと、ジャングルが見えてきました。海岸まで木々が茂っており、恐ろしげな鳴き声がジャングルの中からします。

 しばらく進むと、大きな川が見えました。そこに船を付け、上陸することにしました。とりあえず、火魔法であたり一帯を焼き尽くし、土魔法で壁を作って、橋頭保を作成しました。


 ロバート指揮のもと、物資の積み出しが行われ、僕は地面の聖地や小屋づくりをしながら、周りの探査をしていました。


 するとしばらくして、複数の人らしきものが、この場所に使づいてくるのが感じられました。直ちに皆に知らせ、臨戦態勢を取りながら、壁の上からそれらの様子を確認しました。

 突然、矢が飛んできました。壁の上という立地と警戒していたおかげで、矢をよけることができたのですが、矢には毒らしきものが塗られていました。

 矢は何本も飛んできました。僕は水魔法使いと協力して、相手の足元に泥沼を作り、沈めて身動き取れなくしたところで、地面を固めてしまい、捕らえました。


 捕らえた彼らにいろいろ尋問してみました。さすがにこの土地では、共通語が使えないので、多言語が通訳できる魔道具を使って意思疎通します。

 彼らはこの土地に住む民とのことで、いきなり火柱が上がり、土の壁ができたので、何者かが攻めてきたと考え、攻撃をしたとのこと。


 我々は遠いところから来たこと、この地域の探索をしたいので、協力するよう依頼した。

 彼らは、我々にすぐにここから出ていけの一点張りだったので、魔法を見せてから、我々に従えば報酬を渡すこと、逆らえば部族全員を捕らえると脅迫したところ、我々を恐れたのか、協力を約束してきました。


 この地域の食べられる物や、何かに使えるものはないか聞いたところ、いくつかの植物と牙が工作の材料になる動物、あと金色に光る鉱物について伝えてきました。

 彼らを釈放し、その場所に連れていくように言いました。彼らに報酬の一部と言って、食料や医薬品を渡したところ、村に連れていかれました。


 村は100人ばかりで、みな肌が黒い色をしていました。

 彼らから植物や牙を見せてもらいました。


 ミリアが現地の民と話をしながら、いろいろ説明してくれました。「これはコピというもので、火で蒸し焼きにして、粉にしてお湯をくぐらせると、黒い水ができます。苦いですが、これを飲むと頭がすっきりし、元気になります。これはカーオと言い、乾かして粉にして水で溶かして飲むと、やはり苦いですが、滋養強壮に効くそうです」さらに白い牙を指さして、「それは大きな長鼻と言われる動物の牙だそうで、いろいろ加工して使用するそうです」

 我々がびっくりしたのは、金色の鉱物や青い石や緑色の石です。石はみなとてもきれいで、魔法で加工すると、石は輝きを増し、貴重なものであることが分かります。

 金色の鉱物は火魔法で溶かし、土魔法で金色の部分だけ抽出すると、小さな金塊ができました。

 僕らは彼らにその石や鉱物が取れる場所を聞きました。すると、報酬と引き換えに教えてくれ、その土地を使う権利も我々が得ることができました。


 更にコピなど有用な植物の取れる場所も教えてもらえることになり、その植物を何本も根っこごと取ることができました。

 この場所は未知の宝庫でした。その部族からいろいろな話を聞きました。

 金色の鉱石はあちこちで取れること、北に行くと砂漠があること、東に行くともっと深いジャングルがあり、見たことのない生き物がたくさんいることやきれいな石があることを教えてくれました。

 我々は彼らに報酬を渡し、今後も珍しいものがあれば食料や飲み物、薬などと交換したいことを伝えたところ、相手は快諾しました。


 僕としては更に冒険を続けたい思いがあったのですが、すでに10月が終わろうとしていました。ジェーンさんやミーアさんの出産も年明けには予定されており、年末から年初にかけて王としていろいろ行事や近隣諸国との対応もあるため、今年中に戻る必要があります。ここで戻らないと、年内に帰り着けません。涙を呑んで、冒険の旅を終えることにしました。

 この地域をニューランドと名付け、スカイ公国及びグランド公国の保護領と宣言してから、帰路に就きました。


 キャサリン諸島に着き、ニューランドに人を派遣し、開発を進める手続きを行うと、持ってきた植物をキャサリン諸島に作った農園に植えました。対岸の陸地にも農園を広げており、ある程度増えたらそちらでも栽培する予定です。


 僕らはいろいろな珍しいものをお土産に国に戻ることにしました。いろいろな宝石や珍しい食物、物品を持ち帰りました。


お読みいただきありがとうございました。もし少しでも気になりましたら星かブックマークをいただけると大変ありがたいです。星一つ頂けたら大変感謝です。ブックマーク頂けたら大大感謝です。ぜひとも評価お願いいたします。

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