閉話27 ジェミニとミリアの冒険旅行その1
今度はジェミニとミリアの凸凹コンビの旅行です。お読みいただければ幸いです。
ジェミニとミリアはロンディニウムにたどり着き、ロバートとバードの行方を捜した。
情報を集めたところ、東にあるストーンヘンジに向かったことが分かったので、部下たちを率いて東に向かった。
ジェミニとミリアには情報部直属の暗殺兵たちが身を隠しながらついていた。
しばらく行くと森があったので、そこを進んでいくと、しばらくたって何人かの男たちと会った。
「ちょうどいいわ。ここにローンとバーンと名乗る男が来なかった?」ジェミニが聞いたところ、その男たちの中でひときわ立派な体をした男は胡散臭い目でこちらを見て、「お前たちは誰だ。この森は俺たちの縄張りだ。勝手に入るな」と言ってきた。
「あっそ、答えないならそれでいいわ。急いでいるから今回は見逃してあげる」と言って先に進もうとした。
「まて、この森は俺たちの縄張りだと言っているだろう。勝手に……」
そこにいた戦士たち全員の首にナイフが突きつけられていた。
「うざいからさ、さっさとどっか行ってくんない。弱いくせに粋がっているとあんたたち死ぬことになるわよ」ジェミニがどうでもいいことのように言うと、彼らを離すよう言って、先に進もうとした。
恥をかかされた戦士たちは顔を真っ赤にして、襲い掛かってきた。次の瞬間彼らの首は胴から離れた。
「ほんと嫌になるわね。死体は回収しといて。後でどこかで捨てましょう」ジェミニは吐き捨てるように言うと先に進んだ。
ジェミニ一行は東へと進み、いくつかの村を通過していった。最初にたどり着いた村では、けんもほろろに扱われたが気にせず進もうとすると、いきなり武装した男が持っているものをよこせと言ってきたので死体にしたら、村中で襲ってきた。その結果、その村はたくさんの死体が村中に転がることになった。そんな調子で、二つ三つばかりの村に死体を転がしたところ、その噂を知ったのか、ある程度丁重な扱いになった。
敵対しない村からの情報では、東の村で二つほど壊滅に近い状態になったとの情報があった。どうも二人の男がやったらしい。
「間違いなくロンとバースね」ジェミニが言うと、「私もそう思います。二人とも相変わらずですね」とミリアがいうと、「ほんと、さすが虐殺者アントね。二つも村を滅ぼすなんて」
「でも、ジェミニさんも負けてませんよ」とミリアがいうと、少し照れたように「でももうすぐ会えるわね。ほんと待ち遠しいわ」と言ってごまかした。
ストーンヘンジに着くと、大きな神殿があった。そこへ行くと、何十人もの女たちがそこで暮らしていた。
「何の御用でしょうか」何人かの巫女が近づいてきて、そのうち一人が訪ねてきた。
「バーンとローンという二人の男を探しているのだけど、知っているかしら」
そう言うと巫女たちはびっくりして、「はいよく知っています。われらはみな彼らと情を交わしております。あなた様はどのような関係でしょうか」といった。
「私はローンの妻で、こっちのミリアはバーンの妻よ。あなたたち私たちの夫と情を交わしたの?」恐ろしい顔をしながらジェミニは尋ねた。
「妻?夫?それは何ですか?」巫女は聞いてきたので、ミリアが怒り狂うジェミニをなだめながら妻と夫について説明した。
「申し訳ありません。私たちの習慣にそのようなものがないのでわかりませんでした。お二人はあの方々と専用に情を交わす約束をされている方なのですね。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
「私の名前はジュリア、この聖地を守る巫女の代表です。われわれは彼らに助けていただきました。二人と情も交わしました。もし罰が必要でしたら私が受けますので、他の皆は許していただきたい」と頭を下げた。
ジェミニは不満そうにしながら、「あなたロンとバースとも情を交わしたのよね。あの二人が情を交わした相手を見殺しにすることは絶対にないわ。もし、私があなたを傷つければ、お兄ちゃん……ロンは間違いなく怒り狂うわ」そう言って、ため息をつきました。
そして「代わりに二人がどこへ行ったか教えてくれる?」そう尋ねました。
「二人とも竜の住む北の湖に行くと言っていました」
「竜の住む湖?」
「ここより遥か北、この地が終わるところにある湖に竜が住む場所があると言われています。あくまで言い伝えなので、真偽のほどはわかりません。そこを目指すと言われました」ジュリアは答えた。
「それじゃそこに向かって出発ね」「ええ、行きましょう」ジェミニとミリアは言いました。二人の冒険は続くこととなりました。
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一応ロンとバード、ジェミニとミリアの旅行話はここまでです。次の話では、北に向かうロンたちの冒険とそれをって進むジェミニとミリアの冒険を描きたいと思います。
あと2話ほど投稿しますが、タドン君のお話になります。お読みいただければ幸いです。




