Appendix 1 登場人物紹介(1)
・主要登場人物
青梅賢治 16 ♂ 魔術師(現代魔術)・超能力者(〔鍵〕保有者)
本作の主人公。小学生と間違われるほど外見が幼い。読書家で勉強と運動は大の苦手。現世が悪の術師結社マガツに追われているところを助けて、〔鍵〕の能力を手に入れ、魔術が使えるように。内向的で素直な性格だが、理不尽な仕打ちには「てめえ」と連呼してキレる。現世との共同作業で、ゲーティアの精霊を召喚できる。
因幡現世 10(推定) ♀ 超能力者(〔扉〕保有者)
ヒロイン。長い黒髪の女の子。語尾が「なのだ」。天真爛漫で大胆不敵な性格。捨て子であるところを術師界のお偉いさんに引き取られる。全宇宙の霊力が集まる異空間・霊極にアクセスすることのできる超能力〔扉〕の保有者で、賢治と出逢ったら何故かゲーティアに変身できるように。
堺桐野 16 ♀ 魔術師(現代魔術)
現世の保護役その一。栗色の髪の一本結びで、スレンダーな体格の女子高生。孤児で親戚に冷遇され、家出してゲーセンにいたところを徳長に保護される。刺々しい態度を取るが、親しい相手には優しい。現世が好き好き大好っき。具現化系の呪文が得意。
小田イソマツ 15 ♂ 超能力者(サラマンダーの亜人)
現世の保護役の二。赤茶けた猫っ毛の少年。サラマンダーの亜人で、火球を放つ超能力を使う。イタズラ好きでお調子者。スペイン語のスラングを多用する。両親が死んで海外の児童養護施設で暮らしていたところを、徳長に引き取られた……らしい。桐野にちょっかい出してはドツかれる。