3話 花言葉無双
警察官を攻撃した俺、橘雄大は県庁のある一部屋に戻った。部屋に入ると、
『ねぇ!なんで攻撃したの?馬鹿なの?死ぬ?』
県庁の客人室のソファーに座っていた可愛い金髪の少女の星野皐月が俺の所にきて胸ぐらを掴んで叫んだ。
『まぁそんな怒らないでよ皐月ちゃん。仕方ないじゃん!警察官何人も来たんだよ!』
仕方がないし。それも攻撃したとはいっても、牽制みたいなもんだし?
『そういう事じゃなくて!な!ん!で!警察がいるのに突っ込んだの!?
ほら!テレビ映んなくなってんじゃん!テレビ映んなかったらみんなに伝わらないし!なにやってんの?
これでボスに怒られたらあんたのせいだからね!』
うわ、涙目になってる。あーかわい。
『あーごめんごめん。いや・・・ね。自分の周りをうっとおしく飛んでると潰したくなるでしょ?それと同じだよ。』
『相変わらず厨二病奴。きも。・・・ん、放送局に来てって。いこう。』
携帯を見て言った。ん?誰が厨二病だコラ。
『ハイハイ。じゃあいこうか。抱っこいる?』
『さっさと行くぞオラ!!』
俺の背中を蹴った。痛えよ。
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そして2人が手を繋いだ瞬間に県庁から消えたのが後の監視カメラにて警察により確認された。
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『やれやれ・・・能力をもっているからと言って勝手なことをされては困るんだがね・・・』
椅子に偉そうに腰掛けているじいさんが言った。
『いやほんとにすみませんでした!このアホを止めないといけなかったのに!』
皐月が俺の頭を押さえながら一緒に頭を下げた。
『え?囲まれたから攻撃しただけじゃん?』
俺の頭を叩いた。たたくな。
『ははは。まぁいいよ。これはこれで警察達もうかつに手出せないだろう。けど、一般人を巻き込んで怪我させてはいけないよ。警察も同じだ。』
分かっとるわ。
『こいつにはちゃんと言っておきますんで・・・もう・・・ あら、そういえば胸の花無くなってるじゃない。どうしたの?』
俺の胸ポケットを指して言った。
お?はっはっはっ!皐月よよく聞いてくれたな!
『ピンクのカーネーションかな?確か花言葉は「熱愛」だったような・・・』
あ!おい!
『なんでそんなこと知ってるんですか・・・』
若干引き気味に皐月が言った。
『君は彼の能力を知らないのかい?』
『いやなんか教えてくれなくて・・・』
『そうか。だったら彼の能力は・・・』
『ちょっとまってまって!俺言わせて!せっかくまだ言ってなかったのに!』
『『・・・』』
ボスは黙って能力の一覧が書いてある本をとって、そのページを見つけて皐月に渡した。
あぁ・・・なんでみせるんだよぉぉぉぉ!!!!!!
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花使い(フラワーユーザー)
〜〜〜〜〜さん、あなたの能力は
『花を手に持ち消費することで、その花言葉を具現化する能力です。』
1回使用することで5P消費します。
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ここまで読んでくれた方、ありがとうごさいます!
最近更新が遅くてすみません!
もう少し時間を見つけて書きます・・・!
あ!名前はまだ考えてないので考えたら埋めます!
サブタイトルも俺⟹〜〜〜になる予定!




