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クレイヴィング・コンカラー  作者: ですの
ATTACK OF THE OUTER ENTITY
4/15

第四話 執行者

『PINK』の世界観に関してまとめたWIKIを、有志の方が作って下さいました。

これはありがたいです。

本当にありがとうございます。


2018/01/11追記

重要な部分を普通にミスって書いてたので修正しました。


セイルは眼を覚ました。

意識がまだぼんやりとしている。


仄かに、綿飴に目玉を植え付けたかのような不快な姿をしたニューと名乗る存在や、そのニューに唆され、ドラゴンのような姿をした不気味な生物と戦った記憶が蘇ってくる。


直後、セイルはある違和感を覚える。


「このベッド、深い……!!」


有り得ない事だ。大学寮の安物のベッドとは全く違う。

まるでオーリアの貴族たちが用いる高級ベッドのように、深く身体を沈み込ませ包んでくれる柔らかいその素材。


肌に触れる全てが優しく、慈愛に満ちているかのように感じられた。

セイルは寝返りをうって、その心地の良い肌触りを更に味わおうとした。


不釣り合いな感覚が身体を走る。

四肢が全く動かせない。

首を持ち上げて四肢を確認しようとするが、しかし首もまた持ち上げることが出来ない。


どうやら、何かに拘束されているようだった。


「というか、ここは何処なんだ……?」


意識がハッキリとしてきたセイルは辺りを見渡す。

首回りに許されたわずかな可動域を駆使し、必死に内観を探る。


真っ白な部屋だ。

とても明るく、セイルは光が眼に染みるような感覚を覚えた。

天井全体が照明になっているように見える。

何もかも見覚えが無い。


「あらぁ、どうやらようやく意識が戻ったみたいね!」


その気色の悪い口調は覚えている。

夢、だとセイルは思っているが、その中で自分を誑かしたあの奇怪な姿をした監視者を名乗る存在、ニューだ。


「夢じゃないのよぉ! どうして信じてくれないのぉ?」


「……俺は本当におかしくなってしまったのか。そんな、俺はまだこの世界に対してやることがたくさんあるのに。ここは精神病院なのか」


「貴方あたしと出会う前からとっくにおかしいヒューマンだったじゃない! もう! なんでも他の事のせいにするの良くないわよ!!」


すると足元の方から、扉を開く音が聞こえた。


「な、なんだ! 誰だ!!」


セイルは怯えた声で叫ぶ。

足音から察するに、複数の人間がいるようだ。

それらが皆こちらに向かってくるのがセイルには判った。


「おぉ、どうやら今は人間の意識があるようです」


「少なくとも、またあの状態になって暴れ出す事は無さそうです」


「拘束具は外しますか?」


「外すの怖いです」


「同意」


「同意」


「対話してみますか?」


「私が話そう」


部屋に入ってきた彼らはブツブツとそんな事をやり取りしている。

その姿を視認できないセイルはただひたすらに不安を覚えるだけだった。


その内の一人が、セイルのベッドに近づいてきた。


「ひっ! 乱暴しないでくれよぉ!」


セイルは力無い声でその一人に訴えかける。


「やぁやぁ。まずは、簡単な質問だ。君は何者だ」


その声はとても落ち着いていて、優しさすら感じられるものだった。

セイルはそれでも尚怯えていた。


「えっ、あの、はい……。俺、俺ラモーン、セイル・ラモーンって名前で……」


「……そうだね。こんにちは。私はね、シオンという名前だ。よろしくね。いやね、混乱するのも無理はないんだ。一つ約束してほしい事があるんだけど、宜しいかな」


「シオンさん……。や、約束ってなんでしょうか」


「これから君の拘束具を解こうと思う。だが、暴れたりしないでほしい。暴れないと約束してくれ」


セイルは僅かな首の可動域を用いて全力で頷く。

室内にいた他の者がざわつくのを他所に、シオンはセイルの拘束具を取り外していく。


セイルはようやく身体を起こし、ベッドに腰かけた。

そしてシオンと名乗る人物の顔を拝むことにした。


シオンは初老の男性だが背丈は190センチはあるように見えた。

そして、シオンと後方でセイルの様子を伺っている他の人々は、皆一様にローブを身に纏っていた。


「なんだお前らああ!! パジャマパーティーでもしてるのか!! バカにしやがって!!」


目覚めたらいきなり拘束されて見知らぬ部屋に連れ込まれていたセイルは、その鬱憤を晴らすかのように大声で狂ったように叫んだ。


「まずいです! こいつまた暴れようと!」


集団の内の一人が慌てて何かを取り出そうとした。

それをシオンは制止する。


「いやいや、見てみなさい実に人間的な発狂の仕方だ。きっと混乱しているのだろう」


セイルがベッドから飛び降りようとすると、シオンが強烈なビンタをお見舞いした。


「痛っ……くはないけど、何をするんだ!」


「暴れるなって、約束したじゃあないか」


シオンの声色は先程までとは打って変わり、底知れぬ恐ろしさを内包したかのような不安を掻き立てるようなものだった。

セイルは一瞬で冷静さを取り戻し、大人しくベッドに居直った。


「さて、ラモーン君。まずはこの映像を見て欲しい」


シオンがそう言って、後方で構えている集団に合図を送る。

すると、彼らはテレビを部屋に運び込んだ。


シオンがテレビのスイッチを入れる。

すると、ニュース映像が流れだした。


「今、この国はおろか世界中がこの話題に注目しているよ」


ニュース映像に映しだされていたのは、あのバス事故の起きた田園地帯の道路だった。

道路には巨大なクレーターが出来ている。

多少は整理されているようだが、それでもまだ周囲にはバスや、救急隊の車両の残骸が散らばっていた。


「君はここに居たね?」


セイルは何と答えればよいか分からなかった。

今この瞬間もまだ夢の続きを見ているのかとすら思っていた。


ニュースキャスターの言葉にセイルは耳を傾ける。


「……市街地から少し離れたこの閑散とした田園地帯で、信じられない事が起こったのです。私達は全てを知っていると勘違いしがちですが、そうではありませんでした。このヴァンダ州の経済の中心地、ナナ地区にドラゴンが現れたというのです。それでは目撃者のアンソニーさんの証言をお聞きください」


そしてニュース映像は、目撃者たちの証言をまとめた映像に移行した。


「あれは何だったのか分かりません。悪魔だったのか、或いは神の化身なのか」


「私は当初、そのドラゴンのような生き物に対して底知れない恐怖を覚えていました。でも違ったのです。本当に恐ろしいものはその後に現れました」


「最初アイツはあの醜悪な竜を食べていたの! 私の夫や州警察が一斉にアイツに向かって発砲したわ。すると恐ろしい事に、アイツは……。ごめんなさい、本当に恐ろしいものをみたのよ」


インタビュー映像が終わり、スタジオに切り替わった。

ニュースキャスターは専門家と何かを話し込んでいるが、セイルはもうその言葉は耳に入ってこなかった。


シオンがセイルに話しかける。


「ちょうど今もニュースで、この事件の話題になっていたね。ラモーン君、君が君としての意識を失っていたこの一週間で、世間の認識はどうやら相当変化しているようだね」


「えっ……? い、一週間だって!? 俺は一週間も寝てたのか!?」


シオンは少し困った顔をした。


「うんまぁ、寝てたというか、ある意味君は、うん。そういう意味では君は一昨日まで起きてはいたが、それは君自身では無くて。難しいね」


シオンは、再度後方で待機する集団に合図を送る。

彼らは今度は別の機材を運び込んできた。

最近は一般家庭にも普及しつつあるビデオカメラの一種のようだった。


「ラモーン君。これから見せるのは、恐らく君が意識を失った後の映像だと思う。どうだろう、少しショッキングなものになるよ」


シオンは淡々とした口調でセイルにそう伝えると、セイルの返事を聞くことなく録画を再生する。


映像は、どうやらあの時現場に駆け付けた州警察の内の一人が撮影したものらしかった。

撮影者は慌ててカメラを構えたらしく、手ぶれが激しい画面にセイルは少し気分を害した。


映像は道路に横たわる巨大な何かにズームしていく。

ドラゴンもどきだ。

そして、そのドラゴンもどきの近くに倒れている青年に、カメラはピントを合わせた。


「俺だ……」


正にそこに映しだされていたのは、ドラゴンもどきの肉を心ゆくまで味わい尽くした後、数発の銃弾を受け倒れ込んだあとのセイル自身であることは明白だった。


倒れ込んだセイルの肉体が奇妙な痙攣を起こし始めた。

撮影者とその周囲に居た人々がざわめいている。


横たわっているセイルの背中から、突然巨大な柱のようなものが生え始める。

柱というよりも、それはまるで人間の肉で作り上げた大木と言った方が妥当かもしれないものだ。


そしてセイル自身の肉体にも変化が現れ始めた。

撮影者は相当なパニックに見舞われていたらしく、カメラのピントはずれてしまっている。

だが、そのぼやけた映像からも、セイル自身の肉体が異常な変化を起こしている事だけはわかった。


どうやら、セイルの背からは肉の木が生え、四肢は分裂し、夥しい数の奇妙な触手を垂らしているようだった。


次の瞬間、カメラが極端なぶれ方をし始める。

どうやらセイルの元から全力で走って逃げているようだった。


カメラには撮影者の吐息と、恐らく発砲音であろうものが納められており、地面を粗く映した映像にその音だけが暫くは続いた。


そして、カメラが宙を浮いた。

セイルは、撮影者がカメラを投げ捨てたのだと思った。


だが違う。

撮影者の脚も地面を離れている。

そして、断末魔の叫び声が聞こえた。


カメラが地面に落ちる。

合わないピントで映し出された微かな映像には、全身から触手を生やし、背に翼を備え、空高く肉の木をそびえ立たせた奇怪な生物がわずかに映し出された。

直後にレンズに血しぶきが降りかかり、映像から鮮明さを更に剥ぐ。


シオンはここで映像の再生を止めた。


「……さて、我々が君に何を聞きたいのかもう理解は出来ていると思うが。改めて問おうか。君は何者だ」


セイルはなんと答えたらよいのか分からなかった。

あの化け物は自分なのか。恐らくそうなのだろう。

だが、分からない。


ふと頭の中に、ニューの言葉がよぎる。


「お、俺に何をしたんだ!! ニュー!!」


ニューは何も答えない。

姿も見えない。


セイルは自身の前歯を引っこ抜こうとする。

だがそれをシオンは制止した。


「やっぱり、自覚が無いんだね。それがわかっただけでも上々さ。少し休みなさい。またあとで話そう」


シオンと、後方でセイルの様子を伺っていたローブの集団が部屋から出ていった。

セイルはただ茫然と、彼らの出ていった扉を見つめていた。




「説明しようと思ったのよぉ。ホントなのよぉ」


ニューの声が聞こえた。

セイルは辺りを見渡す。


すると、いつの間にかベッドの隣に、ニューがふわふわと綿飴のような姿で浮いていた。


「お前……!! 俺に何をした! 俺は一体何になってしまったんだ!! お前、お前許さないぞ!!」


「貴方はもうヒューマンじゃないのよぉ……。あたしの専属執行者として生まれ変わったのよ。でも、更にその先を目指せるわよ! 言ったじゃない! 貴方とあたしの目的は一致するの!」


セイルはニューを乱暴に掴み取る。

そして地面に叩きつけた。


「ちゃんと説明しろ!! 全部だ……!!」


ニューは、ふわふわと再び浮きあがり、ただ一つの目玉をセイルに向けた。


「……あたしは監視者ニュー。14番目の使徒が生み出した外なる存在」


ニューは相変わらずふわふわと宙を舞いながらも、少し落ち着いた声色で言葉を続けた。


「この世界に未だ存在する数多の残滓の世界を見守る存在の内の一つなの。ここは、貴方にとっては唯一のこの世界は、数多ある残滓の内、ヒューマンの世界。14番目の使徒が、究極の存在を自ら生み出す為にある世界を作ろうとしたの。でもね、いきなり本番はちょっと不安でしょう? だから使徒は、その本命の世界に創り出す生命の選定の為に、まず夫々の種族が夫々中心となっている実験的な世界を創り出したの。ここもその一つよ」


セイルはその言葉をただ聞き入れていた。

だがその内容は非常に理解しがたいものだった。


「夫々の世界があるのよ。ヒューマンの世界、エルフの世界、マーロウドの世界……。でもね、この使徒はおバカさんで、いつしか本命の世界を生み出した後、これらの実験世界の事を忘れてしまったの。悲しいわよね。貴方にとってはここが唯一の世界なのに、ここはただの残滓。生命創造の為の踏み台に過ぎなかった」


「踏み台だと……?」


セイルは数年に渡り鍛え上げた脳内妄想力を駆使し、なんとかニューの話を整理しようとしていた。

自分を散々苦しめたこの世界が、数多ある世界の内の一つであるという点に納得がいかなかったが、それをセイルは一先ず心の中に押し込めた。


「ある時、使徒の作り出した本命の世界に異変が起きたの。なんとか正常化させようとしたけど、その頃にはもう手遅れだったの。究極の存在を生み出す為だけに使徒が生み出したその世界は今や混乱の中にあるわ。それどころか異変は他の世界にも影響を及ぼし始めているの。そしてこの残滓の世界なんかとも相互に影響を齎し合ってしまったの」


セイルはここで一度脳内で整理をつけるためにニューの言葉を制止する。


使徒、と呼ばれる存在が居る。

その使徒によって生み出された世界の内の一つがこの世界である。

しかし、彼らの意図とは全く違う事が今起き始めている。


恐らくそういう事だと、セイルは納得するしかなかった。

この世界に居るはずの無い存在、即ちニューと名乗る醜悪な綿飴や、ドラゴンもどきといった存在と実際に対面したという事実がセイルの中にあった以上、これを欺瞞と捉える訳にもいかなかった。


「その影響で他の世界との境界が薄れているの。あたし達監視者は、使徒に忘れ去られた今もこの役目を果たさないといけないのよぉ。夫々の監視する世界にイレギュラーが起きた時に、それに対処しなければならないの。例えば、ヒューマンの世界にドラゴンが現れたら、それを排除して正常化させないとね。おバカさんのせいでそういう事が再び起きるようになったから、あたしは今久しぶりにお仕事に復帰してるってわけなのよぉ!」


「……それが、俺を化け物に変えた理由とどう繋がるんだ」


セイルは静かにニューに問いかけた。

この点がまだあまりにも不明慮だった。


「監視者の約定というものがあるの。あたし達は基本的にイレギュラーに直接介入しちゃダメなの。夫々の世界の中心となる存在に言わば代行してもらわないといけないのよ。それが執行者。執行者って、14番目の使徒の創り出した数ある世界のどの存在とも少し違う特殊な存在なのよ」


セイルはまるで納得の無い視線でニューを見つめていた。

自分を化け物に変えた理由に関して、ニューは素直に答えてくれるようだ。


だが、まだ不明慮な点はいくつもあった。

まず、ニューの言う目的の一致がセイルには見えてこなかった。


セイルの目的、即ちこの世界を思いのままにする事。

その為に自分が化け物になる必要があるとは思えなかった。


ニューはそんなセイルの思考を読んでいたのだろうが、構わず話し続けた。


「14番目の使徒が創り出した存在に一貫する性質。成長と進化よ。時には世代を跨いでこれを繰り返していくわ。そうする事で言わば経験値をため込んでいって、いつか究極の存在が現れる事を想定してたのね。でも執行者はそこが少し違うのよ!」


「どういう事なんだ……?」


セイルは嫌な予感がしていた。

セイルがドラゴンもどきと対面した時、ニューはセイルにドラゴンもどきを喰えと、何も迷わずそう言った事を思い出していた。


「イレギュラーに対応するにはイレギュラーな存在になるしかないのよぉ。執行者は他者を取り込む事によって自身を成長させるの。何が起きるか分からないから、特別にそういう仕様になってるのよ。それ以外に方法は無いわ。貴方はもう子供を作る事は出来ない。新しい何かを習得したいなら、その能力を持っている存在を、取り込むしかないのよ」


「そんな、何を、一体何を言ってるんだお前は」


「ポジティブに捉えなさいよ! それって凄い事なのよ! 裏を返せば、欲しい力を持った存在を取り込めば、直ぐにその力が使えるって事よ!! 世界を支配したくてしょうがない異常者の貴方にはうってつけで手っ取り早いじゃない特性じゃないの!!」


セイルはベッドに居直り、頭を抱え込んだ。


「あたしの目的はこの世界からイレギュラーを取り除きたい。貴方はこの世界の支配者になりたい。その為に執行者として頑張れば、お互いの目的はいずれ達成されるじゃない! ……そして、執行者になった貴方が最初に取り込んだのは、あたしよ」


その言葉は、セイルにとって予想外だった。


「何……? ちょっと待てよ、それは一体どういう事なんだ」


「貴方は一度死んだの。でもね、死に際の貴方の身体から発せられたあまりに汚くて深い闇に包まれたエネルギーは、あたしの中にある直感を生んだの。だから貴方を執行者として選んで、あたし自身を貴方に取り込ませたの! 上手くいってよかったわよ! あたしは監視者ニュー、使徒の創り出した概念。その本質は"正常化"よ。貴方は外傷では死ぬことは無いわ。あたしの特性を取り込んだから」


「あの、化け物みたいな姿は……」


「貴方の意識をつかさどる器官はヒューマンの頃と同じ、頭に在るわ。そこが一時的にダメージをうけてしまったのよ。そして貴方が取り込んだあたしの意識とドラゴンもどきちゃんの意識が、貴方の意識の檻から抜け出して暴走しちゃったの。ごめんね。その結果があんな感じになるだなんて、あたしも知らなかったのよ……。だって監視者がその下に付くはずの執行者に取り込まれるなんて事、全ての世界で初めて起こった事だと思うから……」


セイルはベッドに力なく倒れ込み、仰向けに居直って天井を見つめていた。

話としてニューの言っている事は理解は出来た。


だが、それを直ぐに受け入れろというのはセイルにはとても無理だった。

セイルは今はただ眠りたいと思っていた。




「……14番目の使徒の最大のミスは、あたし達の存在を忘れてしまったという事なんだけれどね」


ニューがそんな事を呟いたが、セイルにはもう聞こえていなかった。

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