プロローグ 迷子
初めての投稿です
誤字、理屈が通ってない、物理法則無視とうそこら辺適当なので
ご容赦ください
「お金がない・・・」
溜息しか出ないな、そう呟きながら歩く
金子アルは20歳 フリーター。高校は中退してアルバイト三昧。
稼いだお金は父親の借金の返済にほとんどあてている。
やりたいこともできない、食べたいものも食べられない、返しきる当てのない借金を返す日々。
もううんざりだ。
「はぁ、お金が手からあふれ出てこないかなー」
むなしい願望が口から出ていく
今日はコンビニのバイトのはずが人数が足りていたとかで、急に時間が空いてしまった。
次のバイトは18時から、現在13時。5時間もある
「時間があっても金がないから何もできない、5時間あれば4000円稼げたのになー」
1時間くらいふらふらしていると
「やべ、道に迷った。ここどこだ」
気が付くと入り組んだ道に迷い込んでしまった。
まだ時間はあるがバイトに遅れるわけにはいかない。なんとかわかる場所に出なければ。
携帯を使いたくてもお金が払えず停止されている。地図アプリも使えない。
もうどのくらい歩いただろうか、歩いても歩いても小道から出られない。
人も誰とも出会えない。泣きそうだ。迷子とか小学生か!。突っ込みたくなるが独り言ではただむなしいだけだ。
だがさすがに違和感を覚える。
「こんなに大通りに出ないものだろうか、人っ子一人で会わないなんて」
叫んでみようか、さすがに恥ずかしいな。
おや、おやおやおやおや
目の前にご老人が!なんか洋風なハットをかぶった紳士っぽい人。
なんか怪しいが、道を聞くだけだこの際だれでもいい。バイトに遅れる。
その一点で近づき声をかける。
「あの~すいませ~ん」
「おや、めずらしいのぉこんなところに人が来るなんて」
駆け寄って息を整える
「道に迷っちゃって、大通りはどこですか?というかここどこですか?」
「迷子かい、ここはどこでもない。世界と世界のはざまですよ。普通の人は来れない場所のはずだが」
・・・・・・
やばい、かなりご高齢な方だったみたいだ。かかわると時間がかかりそうだ
「あ、やっぱり大丈夫です。あっち行ってみます。ありがとうございました~。」
立ち去ろうとしたとき
「そっちは何もないぞ。お望みなら元の世界に戻して差し上げよう。どこからおこしで?」
元の世界って、爺さん大丈夫か・・・
「本当に大丈夫です、これからバイトに行かないといけないので!」
「あぁバイ都からおこしですか、でしたらまっすぐ行って突き当りを左、そのあと一つ目の角を右に行って、突き当りの中央広場にいけば付きますよ」
なんか変な勘違いが起きているような・・・ まぁとりあえずさっさと進んでみよう
「わかりました。ありがとうございます。」
急がねば、お礼を言って立ち去ろうとしたとき、
「そういえばどういったスキルをお持ちで?あそこはスキルがものをいう世界ですからな」
「???」
なにをいったかよくわからなかったが、聞こえなかったふりをした。
とりあえず言われた通りにはしてみた、知っている場所には出るのだろう。ただ大通りに出たいといったのに広場とはどういうことだ、もしかして有名な公園か?
以外に遠い、やっとついた。けど
「行き止まりじゃないか」
はぁ騙されたのか、いや爺さんの言う通りにしたのが間違えか、戻ろう
今日はなんて日だ、振り返り一歩目を踏み出そうとしたその時
広場の中心から光がこぼれ周りに広がっていき、あっという間に広場全体が輝きだした
「なんだこれ!どうなっているんだ」
急いで出ようとするが体が動かない、やばいやばいやばいなんかやばい
だんだんと光が強まっていく
慌ててどうしていいかわからない
このままじゃ、このままじゃ、
「バイトに間に合わn 」
そこで意識が途切れた
「そういえばあの小僧あの世界とは反対の方向からきたのぉ・・・・まぁよいか」