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高校生は蛇になる  作者: sterl
四章 魔王生活
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22話 暴動魔王 開戦

 今俺は森の中を進んでいる。

ちなみに、フィートは俺の上を飛んでいる。


 たまにどこかへ飛び去ったと思えば、狼やら猪やらを咥えて戻ってくる。

そして、それをどうするのかと思って見ていると、そのまま丸呑みにしてしまうのだ。


……まあ食い散らかすよりかはマシなんだけどな。


 で、俺は出会った生き物は全て巨体で引き潰している。

つまりどういうことか。

めっちゃグロい。

そして腹になんとも言えない気持ち悪い感触が伝わる。


 それと比べればフィートの行動も否定できない。

フィートは食欲に従って動いているだけだが、俺はSPと言う物欲に従って動いている。


……まあ仕方ない。俺のSP稼ぎのためだ。

どんな雑魚を殺しても必ずSPが1000以上に成るのだから仕方ないのだ。

決して無益な殺生ではない。

綺麗に死んでいるかどうかは関係ないのだ。


 ちなみに、俺が引き殺した生き物の中にはゴブリンやスライム等、ファンタジーの定番もいた。

流石異世界だ。


 そんなこんなで俺のSPは効率よく貯まっていたわけなのだが、SP稼ぎも一旦止めなければいけないらしい。


 フィートにはここで待っておくように伝え、俺だけが先に進む。


 少し進むと湖が見えた。

そして、何かを咀嚼する音も聞こえる。


 俺は湖の傍まで進んだ。

すると、湖を挟んで反対の場所にそれは見えた。


 赤色の鱗を持ち、その威圧感は今まで見たどの生き物よりも大きい。

そこにいたのは、およそ7mの体躯を誇る巨大なドラゴンだった。


 ドラゴンは俺に気づいたらしい。

口からはみ出ていた人間の腕(・・・・)を呑み込むと、俺を睨み付けてきた。


 今まで戦ってきた相手より圧倒的に強い。

だが勝てない相手ではない。


 その事実が俺を冷静にさせていた。


「グオォォォォォォォ!」


 ドラゴンが吠える。


 技能魔王と暴動魔王。


 魔王同士の戦いが、今始まった。

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