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高校生は蛇になる  作者: sterl
二章 力の差
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10話 この世界

 これで2章完結です。

なんか章が進むのが早いような……。

 あれから親父といろんなことを話した。


 どうやらこの大陸の名前は『リーズヴェルテ』と言うらしい。

この名前の由来は、人間の支配地『リーズ』と、魔人の支配地『ヴェルテ』がこの大陸に存在しているからだそうだ。


 ならこの世界の名前は無いのか?と聞いてみたところ、無いらしい。

前世に読んだ創作物には有ることも多かったのだが、俺達の前世には有ったか?と聞き返されてしまった。

 確かにそうだ。

『地球』は惑星の名前であって世界の名前ではない。

と言うことは世界の名前は存在しないのが普通なのかな?


 人間の支配地の王国は『ラズワード』、魔人の支配地の帝国は『ヴォルバルフ』と言うことも教えてくれた。

残念ながら人間と魔人でなぜ王国と帝国と呼び方が違うのかは

教えてくれなかった。


 ちなみに親父はラズワードで王国騎士団団長をしているらしい。すげえな親父。


 他には、人間と魔人は共存関係を結んでいることも教えてくれた。

これも、理由は教えてはくれなかった。


 親父が説明を面倒臭がったので、聞き出せた情報はこのぐらいだった。


 そして、少し話しをしていると、親父が突然

「やばっ、仕事部下に押し付けて来たんだった。」

と言い出した。


 親父、何してんだ。

まあ親父が来てくれなかったら俺は死んでいたんだがな。

そこは感謝するべきだろう。


「ちょっと俺もう帰るわ。」


「じゃーなー。」


「あ、健……じゃなくてカヴァタ。この世界で暮らす上で言語共通化は取っとけよ。」


「りょーかーい。」


「そんじゃまたな。……転移!」


 親父が行ってしまった。


 もうちょっと話したかったんだけどなー。

これじゃ分からないことが多すぎるわ。


 だが、ただ1つ、俺がしっかり理解していることがある。

それは、

「この世界は楽しいな。」

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