20/23
告白
僕はヨーコと歩いていた。
「カオリって、彼とうまくいってるのかな?」
「どーなんだろ?」
よくわからない、カオリの彼とヨーコの関係。
「カオリの彼と、付き合ってたこと、あるの?」
「あるよ」
「そーなんだ」
あっけらかんとした自白に、僕はビックリした。
「あいつって、モテるの?」
「うん。そういうふうに見えないけどね」
「ふーん」
…。
「ところで、今日はどうして呼び出したの?」
「ケンと別れたくて…」
「えっ?」
「いい?」
まあ、カオリもいるし、いっか。
「わ、わかった。でも、突然だね」
「なんか、カオリのことで相談にのってたら、彼のこと、また好きになっちゃって…」
「なるほどね…」
「じゃあ、お別れのキス…」
僕らはキスした。




