表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

悪神の花嫁 〜世界を壊すはずの少年を救ったら〜

作者:yummy
異世界に転生した元社畜の私は、森の村で静かに暮らしていた。体も幼くなり、不便この上ない。
そんなある日、森の奥で傷ついた少年を拾った――彼の名は「ヘンドリック」。

……その名前、そして美貌、冷たい瞳。
彼は、前世で読んだ異世界小説の“ラスボス悪役”とそっくりだった。

膨大な魔力、カリスマ性、そして人を人とも思わない、凍てついた心。
悪神"ヘンドリック"。本来なら大量殺人を犯し、世界を混沌に陥れる存在。

だけど私は見てしまった。
夜、悪夢に怯えて泣く小さな背中を。
私の名前を呼んで震える声を。
だから私は、彼を「守る」と決めた。

――5歳差のヘンドリックと過ごす、穏やかな日々。
彼は少しずつ変わっていった。
だけど、どこで間違ったのか、彼は私にだけ笑い、私にだけ優しく、私にだけ執着するように。

私が命を狙われ、石に変えられた日、
彼は“神人”となり、10年かけて帝国を掌握した。

目覚めた私に告げられたのは、
泣いたことのない彼が流した一筋の涙と――

「私と、結婚してください」

これは、
世界を滅ぼすはずだった神人が、
私にだけ愛を捧げ、私も絆される物語。

※ 毎日更新、十五話以内で完結予定です。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ