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精霊幻想録~絆で繋ぐたった1つだけの物語~  作者: ハル
第1章 どうやら別世界に行ってしまったようです
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始まりの唄~平穏な日々~

―ここはこの世界とは隔離されている別世界、精霊や獣人等多趣味が暮らすいわゆる異世界と言える1つの世界があった。その世界の一角、『始祖の都』では精霊が『火』,『土』,『水』,『風』をそれぞれ4大精霊を中心に司り、獣人は自由気ままに生き、神々は天空都市から見守る。多くの種族が互いに干渉しすぎず、過ごしていた。

そして、そんな世界に生きる2人の物語がとある物をきっかけに幕を開く―


~野原の上~


??「あーあ、暇だなぁ・・・」


と呟く声が1つ。この声の主は白髪でピンクと青のドットアイの瞳が特徴的なミミであった。


ミミ「ねぇねぇ、ユイ〜。何か面白いこと知らない?」


ミミは横にチラッと見て、傍らにいる人物へ話しかける。


??「知っていたらこんなに苦労はしないよ。遊びを考えるのはミミが得意でしょ」


ミミの問いに半分素っ気なく答えるのは、ユイ。いつも少し変わったヘッドホンを付けている先が青みがかった髪の少女。仲がいいこの2人の出会いの話は突飛なものだが、その話はまた後日。


ミミ「えー、私ユイが言うほど得意じゃないんだけど・・・」


ユイ「だっていつも面白い遊びを考えてくれるじゃん」


こうして何もすることがないまま時間が過ぎていく。そしてちょうど時計の短針が2つ進み、ユイが流れる雲を100個数えた頃、


ミミ「あ、そうだ!この前あそこの道を歩いていたら気になるものを見つけて拾ったんだ!!」


ミミはわずか先に見える道を指さして、ユイにも伝わるように言う


ユイ「ミミが気になるもの?」


ミミ「そうそう」


ユイ「見せて見せて」


ミミ「勿論いいよ!」


そう言うとミミはポケットの中から、ある物を取り出した

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― 新着の感想 ―
[一言] 台本のように、どちらの台詞書くという手法は面白いですね。自分が駄作で書くとどっちの台詞かだけを示すためにいれる言い回しで苦労してますので、こういう手もあるのかと、参考になりました。続きを楽し…
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