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水曜日(プロローグ)

 ガタッ ダン

   ガタッ ダン


  キー キー


 ガタッ ダン

   ガタッ ダン


  キー キー



 僕の目の前には髪の毛が艶やかに濡れているセーラー服姿の美少女が、妖しい微笑みを浮かべている。

 満員電車の中、僕は彼女とほとんど密着してしまっていた。


 濃いプールの塩素臭が鼻を突く。

 今日の彼女のセーラー服は水を吸っており、肌が密着して、瑞々しい肌が透けて見え、僕に触れ触れと誘っているようだ。



 そして、スカートからは恐ろしい黒い塊が此方を覗いて待ち構えているのも見える。





 ――どうする。

 僕は彼女に手を出すのが正解なのか逆なのか。


 そもそも僕はこんな化け物に手を出せるのか?




 どうしたらいいんだ……。

 ああ、あの音が僕を急かす……。



 チチチ チチチ パチッ


  バチッ! バチッ!



 車内の明かりが明滅を繰り返す。



 チチチ  バチッ! バチッ!



 彼女がグニョリと顔を歪めて嗤った。






 僕の選択は――――。







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