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30話・目*フォニと10回言ってみよう!*目

待ってくれよ!あいつとはまだたくさん話したいことがあったんだ!!


――ジリィィィィイイイイイ


ん?え?ジリィィィィイイ?それなんだ?


――ジリィィィィイイイイイイイ!!


うるさい!なんだ?この音は!?


――ジリィィィィイイイイイイイイ!!!!


「うるさい!!!黙れぇえええ!!」

俺は体を起こす。

――チュンチュンチュン

スズメの声が聞こえる。しかも、何故か俺パジャマだし…。なんだこれ?

――ジリィィィィイイイイイ!!

とりあいず俺はさっきからうるさいこの目覚まし時計を止める。

ほんで、ついでに時間を見てみる。

――1時13分

昼だ!昼ら!昼らァァァ!!

ってか、どうなってんの?これ?え?ん?なんでこうなってんの?理解不可能…。

う〜ん…。

―数秒後

アイ アンダスタンド!!(俺は分かったぞ!!)

夢だったんだ!!そうだ、先程のは夢以外なんでもないもんな〜。鬼になるなんて絶対ありえないっての!

漫画とか小説でしかありえない世界だもんな〜…でも…すごくリアルだったよな…。あれ…。

なんか知らないけど、寝た気にならねぇ…むしろ疲れたような…。

けっこう俺血を出す夢みていたな…ッは!?もしかしたら…!?

俺は布団を急いでチェックする。

べべ別にオネショしたかとかチェックしているわけではないんだからね!!このエッチ!このエロス!(独り思い)

よかった、俺の布団はすべすべだった。この年でオネショはちょっときついもんな〜ハハ。

………。

――でも、あれは本当に夢であったのだろうか?

俺はなんとなくテレビをつけてみた。いくら俺が住んでいる場所がボロアパートでもテレビぐらいはある。

まぁ、テレビは俺に似てとても小さいが…。

――プツン

テレビに電源が入った。テレビの画面には10月31日、そう日にちが書かれていた。

今日が10月31日ってことは…やっぱり夢だったんだな…。そうだよ!俺が鬼なんてありえねぇもん!ありえない…もん…なぁ。

そう…だな…ありえねぇもんな…。

ニュースも「鬼出現!!」とか何も書いてないし。いったって普通な日常。

平和的な日曜日の昼。うん、ですよね。

俺はベットから起き上がり洗面台へとむかう。

鏡に映った俺は鬼のような角もなく、鬼のような尖った牙もないし、ましてや髪が赤いわけでもなかった。

いつもの俺。茶色の髪、童顔の153,7cm男の子が鏡に映っている。でも、これでも高校二年生「鬼山 ひろし」。

う〜ん…何にも変わっていないオラの日常。ウッス!

じゃー…あの夢は?

フォニになったことは?

犬屋先生がホモ発覚したことは?

猿木に俺のファーストキスとられたことは?

陰陽師に殺されかけたことは?

鬼になって俺が暴れたことは?

俺の中の「アイツ」と出会ったことは?


――桃と楽しい話とか、桃にいろいろと助けてもらったことは?


――すべて夢?


――すべて夢だったのかよ?


なんかいやだ…。夢だったことが嫌だ…。

不思議だよな、あんなにも鬼になって散々な目にあってきたって言うのに夢であってほしくない。

あの一日がとても大切な一日だったような気がする。不思議だよな。

なんでだろう?

そもそも犬屋先生ってホモだったんだろうか?

猿木と陰陽師って本当に存在する人物なんだろうか?

――桃はあの一日を忘れているのだろうか?


そうだよな。「俺」の夢だもんな…その日は存在しなかった。そういうことだよな。


目目目目目目目目目目目目


「俺」の夢であるはずなのに…何故俺は何故俺は桃の家の前に来ているんだァァァァアアア!?

ぇ〜状況を説明しましょう!!諸君!今俺は桃の家の前に来ている!以上!説明終わり!

早ッなんて言わない!俺も知らず知らずに桃の家の前に来ていたんだから!仕方がないでしょうが!

もう!!でもさ…桃の家って夢とまったく一緒じゃん。

――ピンポーン

って何俺鳴らしちゃってるの!!ピンポーンって!俺の腕!ピンポーンって鳴らしちゃ〜駄目でしょうが!?

現実では俺と桃は犬猿の仲じゃん!犬猿の仲じゃん!

夢だけだよ!あんなにも桃と話したの!やばい…!?でも鳴らしてしまったよ!!ギャホ〜〜〜!!

あぁ…どうしよう…トイレ行きて〜…いや、緊張したからではなくって!!

「誰?」

ドア越しに桃の声が聞こえた。よかった…桃…生きていたんだな。

って鬼になったのは俺の夢だって!何度言わせれば分かるの!?俺!そして今の状況をどうのりきる!?俺!!

「ピ…ピザで〜す☆」

ぎゃ〜〜〜!!言ってしまった!ピザなんてそんなベタな!?そんなベタなァアアア!?

それに俺ピザらしき丸い円盤なんて一つももってねぇよ!!

そうだ!ピンポンダッシュするか?ピンポンダッシュするかぁぁぁぁああ!?

「ぇ?ピザなんて頼んだっけ?まぁ…いいや」

――ガチャ

今扉が開かれました。

もちろん俺の根性ではピンポンダッシュもできません。むしろ足が固まっています。

第二の扉が開かれました。天国への扉です。

俺は涙がでてきそうです。桃のやつ俺を見て嫌な顔するんだろうな…。


目目目目目目目目目目目目


ここは、極熱の火があり、水が一滴もない乾いた大地、苦しそうな人間達の悲鳴、水の変わりをするのは誰のかさえも分からない血、バケモノと言うのにふさわしい鬼達。

ここは地獄である。

「はぁ〜〜」

今地獄で一人の金髪のクセ毛の少女がとても深いため息をついた。

私(猿木)である。

「猿木さん!!」

空から声がする。赤い血のような空にはポツンと白一点があった。白フクロウであった。

「やりましたね!!猿木さん!赤鬼を!」

白フクロウは私の肩にとまって嬉しそうに言った。

「うん…」

嬉しそうな白フクロウとは正反対に私は暗い声で答えた。

「…怒っているんですか?先程私と喧嘩をしたことを?あのときは本当にすいませんでした猿木さんの気持ちを一番私がよく知っていたつもりだったのですが…」

白フクロウは私に謝った。

ちがうよ、白フクロウ。そんなことではないよ…だから気にしないで―

「ううん、白フクロウ違うよ…私が悪かったんだし、ただ―…」

「ただ?どうかなさったんですか?」

白フクロウは不思議そうに私の顔を覗き込んだ。

「ただ…お父さんの依頼をこなせなかったの…私は父さんの期待を裏切ったの」

そう言い私は自然にその場に泣いた。白フクロウは何も言うことができずにただ心配そうに私を見つめた。

私はまた父さんの期待を裏切ってしまったんだ…。そう思うと胸が締め付けられるように痛くなった。

不要物。私に相応しい言葉だよ。誰の役にも立てない私にピッタリだよ。

「いいや、猿木、違うよ」

ふいに私の後ろから声が聞こえた。

真っ青な髪、真っ青な目、この世とは思えないほど綺麗な容姿をした男性が後ろに立っていた。

「セイお兄ちゃん!?」

私は驚きの声をあげた。それもそのはずである。彼も私と同じ13人の兄弟のうちの一人であって、あのキマお兄ちゃんと同じくらいの実力派であった。

そして私を慕ってくれる一人でもあった。辛い時、私が泣きそうな時、かならずそこにはセイお兄ちゃんの姿があった。

でも…でもなんでセイお兄ちゃんがここにいるの!?

「赤鬼を見事封印できたって聞いたよ?」

セイお兄ちゃんが私の頭をなでた。大きく温かいセイお兄ちゃんの手は私を安心させた。

何故セイお兄ちゃんが赤鬼のことを知っているのだろう?不思議に思ったが私は今涙でぐしゃぐしゃでまともにしゃべれる状態ではなかった。

「で…でも…ヒック…私まだ…ま…だヒッック鬼を…捕まえていないッ…よ」

「でもすごいよ。猿木は赤鬼を封印したんだから。僕と同じくらい強いんだろう?赤鬼って?なんせ僕は青鬼だから、この僕を封印できたって言っても過言ではないよ?」

優しくセイお兄ちゃんが私に微笑みかける。

そう、セイお兄ちゃんは赤鬼と対等の存在青鬼であった。セイお兄ちゃんが地獄を守っていると言っても過言ではないと思う。

そして、本当どうでもいいことなのだが…セイお兄ちゃんはかなりのナルシストだった。

…でも美しさも優しさも一級品だからセイお兄ちゃんがナルシストなのもうなずけてしまう。

「でも…でも…」

セイお兄ちゃんがあまりにも優しいから私の涙がとまらない。

「ひゃ〜はッはは!!セイィィ?あまり優しくしちゃーいけねぇーよ?そいつは不☆要☆物なんだからなぁ?」

どこからもなく高い声が聞こえた。嫌だ。この声は…。私を―私を―壊してしまう。

空気から声の主がゆっくりとその姿を現す。

その目、その歪んだ口、その狂った性格…。

いやだ、いやだ、いやだやだやだやだ!!来ないで!

「ん〜ん?どうした?愛しの我が妹よォ?顔がひきつってんぞ?ひゃはは!」

キマお兄ちゃんだ。キマお兄ちゃんが私に近づいてくる。怖い。

私は無意識に強くセイお兄ちゃんの手を強く掴んで震えていた。

「止めてあげなよキマ。美しくないよ、妹を苛めるお兄さんなんて。僕たち兄弟だろ?いや、君は外れものかな?」

セイお兄ちゃんが威圧のある笑顔でキマお兄ちゃんに言った。

昔からキマお兄ちゃんとセイお兄ちゃんとはとてつもなく仲が悪かった。何故かは私にはよく分からない。二人について聞いて見たいけど、聞けない。

二人の間を知ることはとても怖いと思った。

「ひゃ〜っはっは!!外れものとはまたまた言ってくれるねぇ?が…今日はお前と争いに来たわけでもね〜よぉ?」

ニィとキマお兄ちゃんは笑った。そして私の方へと手を伸ばす。

ぇ?何?私がどうしたの?

「ひゃはは!!猿木ィ…テメーじゃーねーよぉ?白フクロウいつまで茶番やってんだよ?そろそろこっちに戻れよ?」

キマお兄ちゃんがそういうと白フクロウは白い羽をはばたかせて猿木の肩から離れる。

白フクロウはもともとキマお兄ちゃんのものであった。

でも、白フクロウはフクロウのクセに猫のように気分屋であってよくいろんなところに遊びに行く。

私の元へもよく遊びに来てくれた。時に白フクロウは私を励ましてくれた。

親切な白フクロウでも謎が多かった。私のことはよく尋ねてくるくせに自分のことは一切話してくれなかった。

「猿木さん、私は楽しかったです」

そう一言呟いて白フクロウは私の元から離れていってしまった。

今ではキマお兄ちゃんの肩にとまっている。

「お!そうだった。不要物じゃなかった、猿木ィ?いい事教えてやるぜェ?」

わざとらしい。いかにもわざとらしくキマお兄ちゃんは私を不要物といった。

嫌な予感がする。この人と話していると吐き気がする。

「問題で〜す、俺たち13人の兄弟にはなくて猿木にはある猿木の不必要な感情とはな〜んだぁ?ひゃはははは!!」

ぇ?私の不必要な感情?

ずっと気になっていた。私の必要がない感情。それは何かを…。

「止めてあげなよ!!キマ!お前はどこまで美しくないやつなんだ!」

セイお兄ちゃんがキマお兄ちゃんを止めに入る。

「セイお兄ちゃん!止めて!!聞きたいの…私に不必要な感情…」

私は後悔することを恐れずに言った。キマお兄ちゃんに止まっている白フクロウがすこし悲しそうな顔をした。

「ん〜ん。いい度胸だ、猿木ィ?お前に不必要な感情とはなぁ?」

キマお兄ちゃんが私の耳元まで来た。キマお兄ちゃんの生暖かい息が耳にかかるほど私とキマお兄ちゃんの距離は近かった。

「『悲』」

そう一言キマお兄ちゃんは呟いた。

――悲

「よ〜く考えて見ろ?お前には悲しむことが多すぎないかぁ?不要物と言われて嘆き悲しんでいるのも猿木ィ?お前だヒャハハハハ!」

どういうこと?ようするに私は―…

私は―…今まで悩んで悲しんでいたの?

そう言えば地獄の鬼は涙を流さない。

キマお兄ちゃんは不要物と私を思い込ませて…。

キマお兄ちゃんはその「悲」という感情を使って私を散々悩まし悲しませてきた。

その「悲」という私の感情を利用して!!私を利用して楽しんでいたの!?

「まぁ、もっとも…俺が思ったよりも『悲』という感情が強すぎてお前を悲しませすぎたかなぁ?その分俺は楽しかったけどなぁ?ヒャッハハハハッハハハハハ―!!」

キマお兄ちゃんは口が裂けるかと思うくらい大きな口で私を笑った。

楽しかった?私はあれほど悲しかったのに…あなたは楽しかった?

――フ:ザ:ケ:ル:ナ:!!!!

「あああああ゛!!」

許さない!!この人だけは許さない!!

―コ:ロ:ス:

私がキマお兄ちゃんに殴りかかろうとした瞬間だった。

温かい大きな手が私を阻止した。

「止めなよ…猿木、それこそキマの思い通りになってしまうだろ?」

セイお兄ちゃんが真っ青な髪を風になびかせ、私に言った。

そうだ…このままではキマお兄ちゃんの思い通りになってしまう。

私はその場で悔しさのあまりか…崩れるように泣いた。

「あ〜あ。面白くないなぁ?セイお前がいるから面白くないんだろうなァ?ひゃはははは―!死んでくれねぇ?セイ?」

キマお兄ちゃんは見下すように私とセイお兄ちゃんを睨んだ。

「面白くないのはお互い様。あいにく僕は君のような考えではなくて、ちゃんとした僕の美学って言うのがあるのでね」

セイお兄ちゃんも負けずと真っ青な目で睨み返す。

「ひゃははは!!美学ゥ?誰がそれを美学と決め付けるんだァ?美学の基準とはなんだァ?」

「もう止めにしましょう。キマさん!!いつもですが、悪ふざけがしすぎますよ」

白フクロウが突如二人を止めに入る。

キマお兄ちゃんは白フクロウの言葉に納得したのか、私の悲しむ姿を見て満足したのか…一言呟くと白フクロウと一緒に空気にとけこむように消えていった。

「不要物」

そう一言呟くとキマお兄ちゃんは消えていった。

「ううう゛ッヒック」

キマお兄ちゃんがいなくなって私の鳴き声だけ響いた。

私は不要物という言葉を苦しめていなかったんだ。私の「悲」という感情が「不要物」という言葉に反応して私を悲しませていたのだ。

本当…私に必要ない感情だ。「悲」とは…不必要な感情だ。

「猿木、せっかくの可愛い顔がだいなしだよ?まぁ、僕の美しさ負けるけど」

セイお兄ちゃんが私を冗談で励まそうとする。いや、ひょっとしたら本気かもしれないけど。

でも、今の私は涙を止めようとしても止めることは困難だった。

「ねぇ…知ってる?」

セイお兄ちゃんが私の背中をさすりながら尋ねる。もちろん私は話せる状態ではなかった。

「現世では涙はもっとも美しいものなんだって…女の武器は涙というくらいだからね…涙する女の人はとても綺麗なんだって。僕には、猿木がもっているその涙はない。でも猿木はとても綺麗な感情をもっていてとても綺麗な涙をだすことができるんだ―」

「―うらやましいよ」

セイお兄ちゃんは優しく、でもすこし寂しそうに笑った。

一体どういう意味なんだろう?意味がよく分からなかった。

「ぁ!!そうだ。猿木はお父様の所に報告しにいかなくちゃーいけないね」

いきなり思い出したかのようにセイお兄ちゃんは手をポンと叩いた。

嫌だ。嫌だ。お父さんの所には行きたくない。またお父さんの名前を汚してしまう。

私のせいでお父さんの名誉をよごしてしまう。

「ヒッヒック…いや…だ…ヒック」

「でもどちらにせよ行かなくてはいけないでしょ?僕も一緒についてきてあげるからさ」

セイお兄ちゃんは大きな綺麗な手を私にさしだす。私は反論もすることもできなくてしぶしぶセイお兄ちゃんの手をとった。


目目目目目目目目目目目目


「さぁるきぃぃぃい〜」

そう叫びながら中年のいい年したオヤジが私にとびついてきた。

「パパがいなくて寂しかったでちゅか〜?パパは寂しかったでちゅよ〜」

そう、この一見ふざけた親ばかな人物は私のお父さん。

俗に閻魔大王様と言われる人。

「お父さん、臭い」

私はそう言うとお父さんを拒んだ。

「ガーン!猿木はもう…お父さんの元から離れていくんだなぁ…パパ寂しいな…」

お父さんは遠い向こうを見ていていた。

「あの…お父様?」

ふいに後ろからセイお兄ちゃんがお父さんに話しかける。

「ぉおおお!!セィイイイイ!お父さんに会いにきてくれたのか!?」

「いいえ違います」

きっぱりとセイお兄ちゃんはお父さんに言った。

「ガーーン!セイもお父さんから離れていくんだなぁ…パパ寂しいな…死んじゃう」

…なんでお父さんはこうもバカなのに地獄を治めている閻魔大魔王様なんだろう?

私はいつも不思議に思っていた。

「お父さん、あのね…依頼失敗…しちゃ…ったの…」

どうしよう、また涙がでてきそう…。

気のせいかお父さんの顔が真剣な顔になったような気がした。

それもそうだよね…お父さんの名誉を傷つけるんだし…私が地獄を追放されても仕方がない。

「違うぞ!!それは違うぞ!!」

お父さんが怒ったような表情で言った。

ぇ?どういう意味?

「猿木はな…自分と一生懸命戦ってそんでもって一人の男の子をいろんな人と協力しながら助けたではないか?ずいぶんと成長したな、猿木」

そう言ってお父さんは私に抱きついてきた。成長した?私?成長したの?

頑張って耐えていたはずなのに私の目から自然に涙がこぼれる。

後ろでセイお兄ちゃんが優しく笑っていた。

「ありがとう、猿木頑張ったな。辛かっただろう、お前は役ただずではないよ。役ただずなんて存在しないんだ」

お父さんが呟くように言った。お父さんの臭い安心する…。

「でも、お父さん臭い」

私はお父さんに言った。

「ガーン」


目目目目目目目目目目目目


あらららららら!('v`;;)

30話で完結の予定だったンですが…のびてしまいました;;

すいませン;でも02次◎で本当に最終回です!!+゜

ここまで長い間読んでくださったお方本当ありがとうございました★+゜

最後も全力で頑張ります!!

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