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2話・目*フォニは足が早いらしい*目

うん…よし!

再度今の現状を確認をしてみよう。

道で出会った子どもが勝手に泣く。

俺その子にいないいないバァ〜する。

でもって俺はそこで運命の人に出会う(ここ大事!)

そして悲劇的な…そう!…まさに悲劇的な別れ方をしてしまう…。

俺が鬼だったばかりに!!いや言い直すと知らない…本当に知らない間に俺は鬼になっていたんだ!!

んで…鬼になった俺は考えて見た。

もちろん先程出会った運命の女性について…。

ついでに今日俺が鬼になったことについても考えてみる。

さてさて…先程の女の人はこの状況をどうみたでしょうか?

あぁ!!いやん!バケモノだわッ!怖いわッ!

って思ったことに間違いありません。…ショックだ。

何で俺今日鬼になったんだ?

でもそれよりも…この子どもと俺とも…このなんとも言えない絶妙なセット!!

例えるとプリンにキムチを混ぜたようなセットだ。

…さらに、あえて言うならば…Wセット!!

さてさて…先程の女の方にどうみえたでしょうか?

あぁ!!いやん!バケモノだわッ!怖いわッ!バケモノが子ども食べようとしてるわッ!

って思ったことに違いありません。…Wショックだ。

ところで何で俺今日鬼になったんだ??

そして女の方は、まず急いでどこに行くでしょうか?

鬼にぶつける豆をとりに慌ててスーパーへ行くわけではアリマセン。

モチロン…いく所は………

「キェエエエエエイすゥァつうううう!!(けいさつ)」

俺は思わず道路の真ん中で頭を抱えて叫ぶ。(頭に生えた角を避けながら)

俺の声は狭い道路一面に広がった。

あいかわらづ子どもは固まったまま…いやこういうのを俗に『放心状態』というのだろう。

いや…いや今はそれより…あの女の方なんてことしてくれたのぉー!

俺は思わず体を芋虫のように(変態のように)ウネウネと動かす。

「やばい…やばい…やブァィイ!」

声にだしてしまうほど俺の状況は最悪だ!やブァィイ!!

いや、声にださなくても、やブァィイ!

されども、やブァィイ!

と…とにかくこの場所を離れなくては…………!?やブァィイ!?!?

俺はこの狭く汚く、なんかちょっと臭い道を全力疾走で走った。

後ろには子どもをのこしたままだ。

今思うと、ちょっと小学生の子を1人にして道に残していくのは可哀想かと思った。

さらに言うなら鬼になった俺に会ったことも可哀想だと思った。

でもね…。で・も・ね…★

やっぱ俺は……………………俺は……自分の身がいちばん可愛いんだァ〜〜〜〜!!!!

君も大人になればわかることさッ!

それに鬼になった俺のほうがかわいそうだと思わないかい?

自問自答している間に俺はこの道狭く真っ直ぐなわりには縦に長いことに今更気がつく。

前をみたら先(出口らしきもの)が小指ほどのに小さくみえた。

ぅそぉおおおおん!?長いよ!長いよこれ!人生という道のりくらい長いよこれ!!

逆にこの長さについて問いたくなる。

というか、こんなにも細長かったら…じきに警察がきて向こうから俺がみえて…し…ま………

ってか…あれ?

俺は今…走っていて周りの状況のうつり変わりがとてつもなく早いことに気がつく。

まるで、風や景色の方から、(走っている)俺に向かってふいてくるかのようだ。

ようするに車にのっている感覚に似ている。

俺の茶色…いや血の様に赤い髪が(ものすごい)風でなびく。

走っている。これは事実、なのに俺は息も切らしていない。

―――俺は…なんと…ものすごいスピード(時速80キロくらいだと思われる速度で)で走っていた。

「ぎゃ〜〜〜〜!?」

思わずまたさけんでしまう。

はぁ?なんだこれ?本当に俺の足かああああ!?

たしかにコレ早くて、警察には見つからないですみますが…。

人間的にムリでしょ!!これ!どうなったんだ!俺!?

どうなってんだ!俺!?

やっぱ鬼になったからかあ?

なんか…いろいろと理解できないことがあって今の俺はとてつもなくパニックだ…。

とにかくこれは言える。今の俺はきっと、おそらく、鬼だ!

それに…だからきっと足だって鬼のように速いんだ!(いや実際に鬼が足が早いかは分からないが)

それに…今は逃げることを考えよう。

それに…人気がない所をさがして隠れて、

それに…その後は………

それに…それに…ect…

俺はいろいろと考え事をしていて、まさか道が開けたことに気がつかなかった。

―――ッハッ―――

っと俺が気がついたときにはもう遅くて………人の行き来が激しいで俺の中で有名な―――

―――…商店街だった。

いろんな人やいろんな店がならべられている商店街。

「ぇ………!?あぁ!」

ハィ?うそだろ?!オイ!!!

正直言うと俺は今回この狭く、細長く、汚く、なんか…ちょっと臭い道を使ったのは始めてだった。

なんでこの狭く、細長く、汚く、なんか…ちょっと臭い道使ったかは、単なる俺の気まぐれでしかなかった。

そのため俺は狭く、細長く、汚く、なんか…ちょっと臭い道なだけに通る人も少ないためこの先はロクなモノはないだろう。と自分で勝手に判断をしていたのだ。

なのに狭く、細長く、汚く、なんか…ちょっと臭い道がまさか…あの有名な…「ウッド通り」に通じるなんて!!

ハィ?うそだろ!!オイ!!オイ!!

しかもウッド通りっていったら高校生とかに人気でよく俺の学校のヤツもよくいく。

俺もその一人だった。

最近では、ウッド通りもおしゃれになってケーキ屋がたくさんでてきた。

まァ―今の俺にはこんなおしゃれとかの説明はどうでもいい!!

まず指摘するのは1つ!!この、狭く…(以下略)な道のはじめに「ここはウッド通りに通じます」って看板とかなんか…その…立ててくれないかなァ!!!!

もう!!説明不足なんだよ!

もう!!ちょっと「この道はなんか…ちょっと臭くて、よく小学生の子が通ります、ウッド通りに通じる道です。」みたいな心意気で看板を立てなさい!


「きゃ〜〜〜〜〜!!」

ふいに女の人の声があがる。

あれ?たしかこの展開…さきほどもよく似たようなことがありましたよね?

俺はウッド通りに出たとたん、さっきあれほど早く走っていたはづの自分の足が止まっていた。

「うわッッッッ!!」

「なんだコイツは!?!?!?!?」

「イヤァーーーーー?!」

「ぇ?……このバケモノ何!?」

―――ざわざわざわざわざわざわ

人々の反応は本当面白いほど様々で…。

俺を見て、両手を顔にあてて叫ぶ人もいれば、携帯のカメラで写真をとる人も、指をさす人、あげくには気絶をしている人までもがいた。

いつのまにか俺を囲んでやじうまというものができていた。

いろんな人の声がまざって…もはや誰が何を言っているかさえもわからない。

―――どうなってんだ…!?

俺はとてつもない不安に襲われる。

周りの人は本当いつもどおり(人間)でいているのに…なのになんで…なんで……

俺だけ今日鬼になっちゃってるのぉおおお!?

やじうまを前にして赤い頭を抱えて悩む。(頭に生えた角を避けながら)

俺は体を芋虫のように(変態のように)ウネウネと動した。


目目目目目目目目目目目目

2話もよんでくださってぁ⌒トンございます◆'`人)+♪。

うれしいですw

これ力ら主人公の男の仔ゎどうなるのでしょう力?!(・∀・)

もしこンな駄文でょ力ッたらまたお気軽に読みにきてくださぃ!!★+゜

次ゎいよ02ヒロインが…!?どンな仔でしょう力?(◎¨♭⌒♪*.


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