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1話・目*鏡の中に映ったフォニ*目

「うわぁあ"〜ん!」

狭い道の中子どもの悲鳴にも似た声が響く。

いやいや…そんなにも泣くなって…。

俺は困った。

でも、何にも俺はしてませんよ!

ったく最近の子供は一体どんな教育をうけているんだ…!!

この子(小学1年生っぽい)の学校の教育委員会に是非お尋ねしたいものだ!

だって…だって…この子人の顔みて泣くなんて!!

あのね…自慢じゃあないけど、俺けっこう顔整ってるって有名な方なんだよ!

ほら…茶色の髪が風になびいているのが素敵!だなんてよくいわれたものだ。

きゃ〜身長差が萌えるゥ〜!なんてよくいわれたものだ!

きゃ〜かわいい!…………。

…………………えぇ。身長153,7センチメートルですが何か?

これで高校二年生ですが…何か?

しかも男にもあっち系(一般にBL)の方々に女子よりも多く告白をうけたことがありますが…何か?

デモ…ボクハ…オンナノコガ…トゥキデス。

でもこれだけは言えます、俺の顔は泣くほど怖いお顔ではありません。断じて。

とにかく普通です。成長期だってきっときます。

成長期がきたら、きっとものすごい勢いで身長がのびます。まちがいない。

まぁとにかく俺にはこの子になかれる筋は一切ない!ということがおわかりになったでしょうか?

不幸中の幸い、周りには誰一人いない。

特にこの道は狭くて車もとおれないし…最近じゃあ世の中物騒だから人が人気のない道を通るのをさけるのも当然だろう。

何かそれにこの道汚い。臭い。

「あぁ”〜〜〜〜ン!!」

相変わらずな頭が痛くなりそうなほどのサイレンのような大きな声でなく目の前の子ども。

「おいおい。どうしたの?」

あぁ。

こういう時って…どうやって子どもを…子どもを泣きとめるんだ?!

まともに子どもと接したことなんてないちゅ〜の!

たしか………………。

「見てみて!いない…いない…バァ〜〜〜〜!!」

俺は両手を顔の前にもっていき…パッっとものすごく(自分の中で精一杯の)変顔をしてみる。

今思うと小学生相手に(いないないバァ〜)はあまりに幼すぎたかもしれない。

「…………………!?っひ!?!?!?!」

ところが子どもは笑うどころか、一瞬悲鳴のような声をだして怯えたような顔をした気がしたが…っま気のせいだろう。

けっこう今の変顔は俺的に力作だったと思うのだが…笑わないことにショックだ。

一気にサイレンがとまり辺りが静かになる。

でも、まぁ、何がともあれ…俺の前にいる子どもは…一瞬にして泣き止んだ。

やるゥじゅあン!おれィ!!

もしかして俺保育士になる才能あるかも!!いや下手したらアイドルだって夢じゃあなふぁい!

なんて浮かれて、勝手な妄想をしていると…


「きゃ〜〜〜〜!!」

―――ドサッ

子どもが泣き止んだかと思ったら…次に俺の後ろから女の人の鼓膜が破れるほどの大きな声が聞こえる。

いきなりすぎる声にビックリして俺が後ろをむくと、OLだと思われる女の人が道路に真ん中で腰をへばりついていた。

目を大きくして何か…こう…信じられない顔をして…。

いや…その女の人が…けっこう俺好みの綺麗な人でさぁ…………。

なんていうか運命ってものを感じてしまったね!

俺は思わず(俺と彼女の記念すべき大きな)一歩をふみだして声をかけてしまう。

「どうかしたんですか?」

俺なりに一番さわやかな笑顔を彼女にプレゼント!

いや…はや照れるね!!そしたらその女の人…………―――

「こ…こないで…!食べないで!?!?」

へ?何のことですか?

念のため後ろ前、左右をみてみるが…俺の前には子どもがいるだけで他に叫ぶようなものはみあたらない。

だからってこんな子(小学生)に大人が怯えるわけないし…。

やっぱ…俺か!

いろいろと理解ができないが、どう考えてみても俺だと思った。

彼女の顔はあきらかに俺をみて怯えている。

ぇ…?でもどういう…?

たしかにお姉さんは綺麗な方で俺好みですよ!

でもいきなり食べる食べないかだなんて…そんな大胆なマネは………。

「ど…どどどういう意味ですか?」

戸惑いながら彼女の肩に俺の手を置こうとした時…

「いやあああああ!!」

彼女はもっていたブランドのバッグを俺に全力で投げつける。

「ぶふぅえお;kfpq!」

思ったよりもバッグの攻撃がいたかった。

たぶん彼女の腕力は少なくとも、俺よりも強いだろう。

彼女はハイヒールをはいていたくせにありえないスピードで、叫びながらその場を去ってしまった。

追加…つまづきながら。

俺はあっけもなく自分で勝手に決めた運命の人に逃げられてしまったようだ。

しかも全力で―――――――――。

―――ガシャン!

俺の顔にあたったバッグが行き場所をなくして、地面に勢いよく叩きつけられる―――。

その中からはお化粧品やら、財布やら、ハンカチやら、こまごまとしたものが道に散乱した。

中には鏡もあった。

ふいに俺は地面に落ちている鏡に目をむける―――…


「!?!?!?!?え!!!」


なんと鏡にうつっているのは自分ではなかった!!

俺はすぐに地面に落ちていた鏡を急いで拾いあげて、鏡に映ったのを再度確認する。

いや、詳しく言うと…あれだ…あれ!!鏡にうつっているのは俺なんだが俺ではない!!!!!!!!

特徴を端的に言うと、目は黄色で中にある黒の瞳がネコのように縦になっている。

自慢の茶色の髪の毛がいつのまにか赤になっている!

歯が尖がっている!!

耳のすぐ上にツノがはえてkqhjいる!!!!!!!!

俺の面影はあるけど俺ではない!

まるで…まるで…


そう!鬼!!!


ってえぇ〜〜〜〜〜〜!!うそ〜!!!!!!!!!

なにこの展開!いきなり前ふりもなく俺今日からフォニ(鬼)ですか?!


目目目目目目目目目目目目

いかがだったでしょうヵ?(・∀・)

まだ02小説を書くのは未熟ですが、最後まで読んでくださってありがとゥございました+゜

すごくうれしいです♂♂

もしこンな私でょければ、感想をいただけると泣くほどうれしいですッ*ヮラ*

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