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気持ち

はちゃめちゃになりました。

どうしてこうなった…。

えぇ!?もう!?って私もびっくりの展開に…。

しかもやっぱり最後投げやり気味…。

すいません…。




それではどうぞ。

朝、小鳥が鳴く声を聞き目を覚ますが全くといっていほど身動きがとれず困り果てている男がいた。



そう、俺の事だよ!!



誰か助けて!!

上に皆が乗ってたり、抱き着いてるから身動きとれないんだよ!!

寝る前こんなことになってなかったのに…。

つうかお前らもそろそろ起きろや。

遅刻するぜ?

それとリィンとナギ、教師だよね?

昨日遅刻しないようにって言ってただろ。

自分達が遅刻してたら世話ねぇだろうがよ。

あ、一応何でこうなってるか説明欲しいか?

あのパーティーの後、皆帰るのめんどくさいって言ってここでそのまま寝ちゃったんだよ。

全く…、こんなところで寝るなんてはしたない…。

君ら女性でしょ?

男の俺と一緒に寝るのはまずいと思うわけよ。


「うぅ〜…ヨヅキぃ…。我はお前のものだ…ぞ…」


………寝言か。

危ない…、一瞬襲いかけた…。

カーラも紛らわしいこと言ってんじゃねぇよ。

俺じゃなかったらもう襲っちゃってるよ?

10年一緒にいて家族だと思ってる俺だからこそ抑えられるんだからさ〜、そして鎮まれ俺の右腕ぇぇぇ!!!


「ヨヅキ様ぁ…私はいつまでもお傍に…」


「永遠に一緒じゃ…。離すで…ないぞ…?」


こいつら…。

俺なんかに構わなくてもいいのに…。

永久契約してるとはいえある程度は自由なんだから、好きな男でも作れば幸せだと思うんだけどなぁ…。

お前ら綺麗なんだからさ。


「ですからご褒美…」


「うん、いつも世話になってるしなんか見繕うか」


「やたぁ…」


「………ミリナお前起きてるだろ?」


「………もう食べれません〜」


「ベタな寝言はいいから!!早く起きろ!!起きてください!!」


そう言うと目を擦りながら起き上がるミリナ。

ちなみにミリナは左腕を占領していました。


「あ、おはようございますヨヅキ様。いいお天気ですね」


「あぁ、そうだね。それよりもこいつら起こしてくれ」


「はい。皆さん起きてくださーい。今ならヨヅキ様の着替え姿を…」


「「「「「「おはよう!!いい朝だね」」」」」」


「見せませんよ?」


途端にあからさまにぐったりした顔になる。

なんだ?

俺の着替え姿そんなに見たかったのか?

何故だ…、俺の着替え姿のどこにそんな魅力的な部分が…。

はっ、笑うのか?

指差して笑うっていうのか!?

くっそーーー!!

なら絶対に見せないもんね!!

………はい、自重します。


「じゃあ顔でも洗って来ましょうか」


「俺も行くか」


その後エンが作ってくれた朝食(和風)を食べて、学園に向かう。

寮から校舎までは徒歩10分、とナギは言っていた。

遠いよなー。

それだけ敷地が広いっつーことなんだよ。

昨日パーティーやってる時に聞いたんだけど、この学園にはいろいろな施設があるみたいだ。

校舎、寮、体育館、闘技場、グラウンド、おまけにお店なんかもあるらしく、この学園から出なくても何の不自由もないらしい。

まるで一つの街のようです。


「よーくん、手繋いでいい?」


「ん?しゃあない、ほれ」


「わーい!!ありがとー♪」


俺が差し出した手を握るのではなく、腕にしがみつくユナさん。

あれ?

手繋ぐんじゃ?


「む…。お兄ちゃんツキナも」


俺が承諾するよりもツキナは腕に抱き着く。

おい、なら聞くなよ。


「ヨヅキー、俺も俺も」


「我も繋ぎたいぞ」


俺の手は二本しかないんですが?

お、いい案浮かんだ。


「そんなに繋ぎたきゃ、ナギとカーラで繋げばいいだろ?」


どうだ、俺の名案!!


「………バーカ」


「………ふっ、流石ヨヅキだ。今日も忌ま忌ましい程の鈍感っぷりだな」


「ヨヅキ様…、それはいくらなんでも…」


「ナギ先生、元気出して下さい!!ヨヅキさんは鈍感なんですから!!」


あるぇ?

ナギとカーラならまだしも、ミリナとリィンからも馬鹿にされた…。

何故?


「ヨヅキ、拗ねるでない。よしよし♪」


エンは微笑み、俺の頭をその柔らかい掌で撫でてくれた。


「エンもう大好き」


やっぱ世話焼きだよなー。

いい嫁さんになるよ。

………エンが男連れて来たらそいつぶっ殺すけどな。


「ふふ、私もじゃ」


「…あの、エンさん?そのしてやったりって顔やめてくれません?」


ミリナが何故か切れ気味。

どうした?

つか、してやったりって何を?


「痛っ…。ツキナさん?何で手を抓るのでせうか?」


「ふんっ!!」


俺何かした?

ねぇ、俺何かした?

ひどいやひどいや…。

そっちで勝手に怒ってさー、そりゃ俺にも非はあるかもしんないけど、分からないんだから教えてくれてもいいじゃん、教えてくれたら直すことも出来るのに。


「ヨヅキ、我はヨヅキの味方だ」


カーラが俺の頬に手を添えながら素晴らしい笑顔を向けてくださる。

くそぉ…、エンといいカーラといい、いい女だぜ…。


「カーラ愛してる」


「ああ、我もだ」


「…ですから、その顔やめてくれません?」


なんてふざけながら校舎に向かう。

ユナとツキナは俺の腕にしがみつき、ご満悦のようで。

カーラとエン、ミリナは仲良く(?)言い争いをしてる。

リィンはナギと今日の授業について話してるようで、まずは基礎をー、とか、いやいややっぱり実戦でーとか、めんどくさい、とか。

最後のはスルー。

どうせナギだし。

もう口癖みたいなもんなんだろ。

俺?

俺はみんなを眺めながら楽しんでますよ?

いや別にいやらしい感じじゃなくて、平和だなーみたいな。

また大事なもん増えちまったなーってね。

向こうが俺のことどう思ってようと、俺の大事だと思う気持ちは譲れねぇ。

勝手に護らせてもらいますよ。

数少ない俺の我が儘だ。


「わわっ!!よーくん!?」


「お、お兄ちゃん!?」


ん?

おー、いつの間にか二人を抱き寄せてしまっていた。

二人共腕の中でちっちゃくなって、頬をほんのりと赤くしている。

いかんいかん、感情が態度に表れるようになっちまったか?

もっと精進しねぇと…。


「わりぃわりぃ。つい、な」


「え?」


「それって…」


「ん、今までより大切なもんが増えたなー、護ってやりたいなって考えてたらさ」


ボンッ


うおっ!!

ツキナとユナが爆発した!!


「「きゅ〜…」」


「お、おい!!大丈夫か!?顔真っ赤だぞ!?」


大変だ!!

こいつら返事しないんだけど!!

風邪か!?風邪なんですか!?

とりあえず、おでこをくっつけて…


ボシュンッ!!


「ユナァァァーー!!!!どうしたんだお前!?また変な音したぞ!!」


ツキナも意識が朦朧としてるし!!

とりあえず保険室へ連れてくことにしよう、そうしよう!!


「お前ら、先教室行っててくれ!!俺はこいつら保健室に連れてくから!!」


「うむ、気をつけて行けよって…、もう行ってしまったか」


「さすがじゃな。歩くフラグ製造機とはよく言ったものよ」


「ははは、確かにそうですね。それにしてもヨヅキさんに自覚がないとは…」


「薄々気付いてたけどなー。なんて質が悪いやつ…」


「でも、ヨヅキ様のそういうところも好きなんですよね?」


「………」←皆さん顔を赤くして目を背ける


「ふふっ、ヨヅキ様は愛されてますねー」




〜20分後〜




ユナとツキナは保健室に連れていく途中で正気に戻ったため、目的地変更、教室に行くことにした。

そして教室に行けば、ちょうどカーラ達が自分の席に座っていたところだった。

話を聞けば、リィンとナギは途中で別れたらしいね。

職員室でお知らせとか聞いてんでしょうな。

乙でーす。

ちなみにユナ、ツキナは俺の机周辺にいるよん。


「授業まで後どんぐらいあんの?」


「8時30分からだから…、後20分ぐらいあるよ」


「そかそか。サンキュー、ツキナ」


「どういたしまして♪」


「にしても視線がすごいのだが…」


確かに。

多分昨日の事があったからだろうね。

初日からあんな事件起こしゃ当然の結果だろうさ。


「つかカーラ?お前のせいだよね?」


「うぅ…。すまぬ…」


形のいい眉を歪めてしゅんとするカーラ。

う〜ん…、なんか最近責めてばっかな気がするな…。

かわいそうだし慰めてやるか。

柔らかい髪を梳くように撫でてやる。


「おー、よしよし。泣くなカーラ。俺は別に怒ってねぇから」


「………ホントか?」


………………ぐふっ。

上目遣いヤメテ…。

タエラレナイヨ…。


「あ、あぁホントさ。どちらかと言えば嬉しかったんだぜ?俺は自分の為に怒れない人間だからよ。代わりに怒ってくれてありがとうな、カーラ。お前が傍にいてくれて嬉しいよ」


「………ヨヅキ、我はもう我慢できん。いくぞ」


「へ?いくぞって何がんむっ!!」


あれ?

今俺の唇に柔らかい感触が…。

それに目の前に俺の頬に手を当てたカーラ…。

ま さ か


「〜〜〜〜〜ッ!!」


「「「「あーーーーーーーーー!!!!!!!」」」」


カーラのやつキスしてきやがった!!

ちょ、いきなりかよ!!

あ、いや別に嫌なわけじゃないんですがね?

つーか何気に俺のファーストキスだったりするんだけど!!

あ、何度も言うけど嫌なわけじゃないんですがね?

つーか、カーラの唇柔らかいし、いい匂いするしで最高じゃね?みたいなー?

ははははは〜、わーいカーラにファーストキス奪われちゃったぜー。

こうなったらカーラのところにお嫁に行くしかないかなー。

うふふふふ〜。

って、トリップしてる場合じゃねぇ!!


「ぷはっ!ちょ、カーラ何して…!!」


「好きだ」


「は?いや俺も好きだよ?」


「違う。一人の男としてだ」


「……………へ?」


「我はヨヅキを愛している」


………

……………


「…………………マジで?」


「嘘でこんなことは言わん」


…よし、まず落ち着こう。

す〜…は〜…す〜…は〜…。

ふぅ…。


「………いつから?」


「出会った時から」


「つーことは、10年前?」


「ああ」


「ずっと俺の事を?ガキの頃から?」


「ああ。子供ながらも我らを救ってくれると言ってくれた、道具なんかじゃないパートナーだと言ってくれた。あの時熱いものが我に流れたのだ。初めて誰かと離れたくないと思った。ふふふ、魔剣でも誰かを愛おしいと思えるのだな。我はヨヅキに惚れたのだ。しかし、あれからいろいろとアプローチしたのだがな、気付いてはもらえなかった」


カーラは寂しそうに笑う。

今までその想いを抱き、気付いてもらおうと頑張っていてくれたようだけど、俺はそんなこと夢にも思わなかった。

今思えば、俺の覚えている行動のほとんどにその想いが詰まっていたのだろう。

俺に気付いて欲しかったんだよな…。

けど俺は気づけなくて…、寂しい想いをさせて…。

…くそっ、情けない…っ!!


「ごめんな、カーラ」


頭を下げる。


「10年間も気付いてやれなくて。あ、今も気付いたわけじゃねぇんだけど。ホントに、ごめん」


「謝るな、ヨヅキ。我が勝手に想っていたことだ。ヨヅキに非などない」


「いや、でも…」


そこまで言って、カーラは人差し指で俺の口を塞いだ。


「なら、ヨヅキ。ヨヅキは我の事をどう思ってる?聞かせてくれないか?」


………俺はカーラをどう思ってるんだ?

今まで俺はどう見てきた?

パートナー?姉?友人?

カーラは綺麗で、すぐ拗ねて、でもそんなカーラは可愛くて。

頭を撫でてくれる手はすごく温かい。

昔から俺のことをよく見ててくれてた。

いつだって俺の味方でいてくれた。

皆と、カーラといるのは楽しくて、他の男と話してるのは何故かイライラして。

………ようやく気付く俺ってバカなのか?

自分の気持ちが分からないってガキじゃねぇんだからさ…。


「なぁ、ヨヅキ。お願いだ」


瞳に少し涙を溜め、俺を見つめる。

向こうは真剣なんだ。

答えてやんねぇと、俺の気持ち。


「………好きだ。どう俺の心に聞いてみても、俺はカーラが好きらしい」


「ほ、ホントか!?」


「でも」


「…でも?」


「エンやミリナ、ユナも好きだ。しかもリィンとナギも気になってる」


「「「「「「え?」」」」」」


今まで傍観していた奴らが驚きの声を上げる。

いつの間にやらリィンとナギも来ていたらしい。

もしかしたら授業直前なのかもしれないが、知ったこっちゃない。

今はこっちのほうが大事だ。

皆を連れて屋上へ行く。

ここも昨日ナギから聞いた場所だ。

爽やかな風が吹き、包み込むような温かい陽射しが身体に心地好い。


「あの、ヨヅキ様、それはどういう?」


「…気付いたんだよ、俺の気持ち。よく考えれば確かにカーラが好きだった。でもこの気持ちがそうなら、ミリナ達にだって抱いてる感情だった。だから気付かなかったんだな…。複数の女性が好きだったから今まで曖昧だったんだと思う。…ダメな奴だよ。いくらなんでもこれは…」


どうかしてる…。

まさか俺がここまでだらし無い奴だとは思わなかった…。

エンやミリナやユナはもう長いからな。

お互いのことは全てとは言わないまでも、ほとんど知っているし、カーラみたいに俺のことをよく見ててくれてた。

エンは面倒見がよくて、料理が上手く、一緒に誰かをからかったりと退屈しない。

ミリナは柔らかい物腰で、いつも一番傍で俺のことを支えてくれる。

ユナはそののんびりとした雰囲気で、一緒にいると癒してくれる。

しかも皆美人だもん。

好きにならないはずがない。

でもリィンとナギは別だ。

まだ数日しかたってないのにこの気持ちを抱いてる。

確かに二人共素晴らしい人だ。

リィンはしっかり者で、互いに至らないところがあっても助け合える。

ナギはやる気なさそうだが、それがまた接しやすくて、一緒にいても疲れない。

そして美女、美少女。

…そりゃ気になるよ。

どれだけ節操ないんだ俺は…。


「ふふふ、計画本格始動ですね」


「ん?何か言ったか?」


「いえ、何でもありませんよ?でも嬉しいです。ヨヅキ様からその言葉を頂けて」


「本当じゃのぉ。私たちだって何年もアプローチしてたんじゃから」


「え?ミリナとエンも俺のことを?」


「うむ、出会った時からな。もう8年じゃぞ?」


「私は5年ですね」


うぅ…、情けないったらない。

こうも鈍感だとは思わなかったぜ…。


「よーくん、私は7年だよー?」


「ユナもか?」


「うん♪あの慰めてくれた時から、ね」


…あの時からか。

懐かしいな…、もう7年たったのか…。

あの時は泣いてばっかだったやつが、今じゃ一番笑顔が似合うやつだからな。

無駄じゃなかったと思うと嬉しい。


「あ、あのヨヅキさん…。私たちのことも?」


「…うん。リィンもナギも、会って間もないけど確実に俺の心の中に入ってきてる」


「そりゃ嬉しいかぎりだぜ。なぁリィン?」


「はい」


「もしかしてお二方も俺のこと…」


「おう、大好きだぜー?あの時助けられて以来な」


「私もヨヅキさんの大ファンでしたし、人柄に触れて少しずつ…」


「……………はぁ。どうすりゃいいんだよ…」


皆俺の事が好きって言ってくれた。

この中から一人を選ばなきゃならないとなると、他の皆が悲しむ。

涙は見たくない。

流させたくない。

どうすりゃいいのか分かんねぇよ…。


「ヨヅキ、お前のことだから涙を流させたくないとか言うつもりだろう?」


うっ…。

カーラにはお見通しというわけですね。

怒られんのかな…。


「………はい」


「…なら我ら全員を受け止めろ」


「………はい?」


何て言った?この人。

全員を受け止めろって…。


「いやいやいや、おかしいでしょそんなの。つか皆はいいのかよ!?」


そう言うと皆は頷く。


「別にいいよなー?これなら俺ら全員笑顔で幸せじゃねぇか」


何故か得意そうに言うナギ。


「うむ。ヨヅキは大変かもしれないが、私たち全員を囲えるんだ。それぐらい頑張れ」


俺をからかう時の笑顔でエンはそう言った。


「よーくんなら私たち全員幸せにしてくれるでしょー?頑張っていいお嫁さんになるね♪」


ユナはもう未来のことで頭がいっぱいらしい。


「大丈夫ですよ、ヨヅキさん。みんな納得の上での話ですから。実は前々から決めてあったんですよ?」


裏の話をリィンははにかみながら教えてくれた。


「ヨヅキ様ならきっと大丈夫ですよ。至らぬところは私が支えます。いつまでもお傍で」


そう優しい笑顔で宣言するミリナ。


「我の願いはただ一つ。ヨヅキと一緒にいることだ」


恥ずかしいのか頬を赤らめて俺に言うカーラ。


「………いい女すぎるぜ、お前ら」


俺は覚悟を決めなきゃいけないらしい。

この人達を幸せにする。

涙なんか流させない。

約束だ、でっかい約束。


「俺はお前らが好きだ。約束しよう。俺は皆を絶対に幸せにする。涙なんか流させねぇ。来いよ、お前ら全員俺のもんだ」


俺に次々と抱き着いていく。

6人か…、大変だけど頑張りましょうかね。


「ヨヅキ様、ヨヅキハーレムの結成ですね」


「…その名前は勘弁して」


「…お兄ちゃん」


あ、ツキナのこと忘れてた。

一緒に連れて来たけどツキナは関係なかったんだよな。


「あ〜、わりぃツキナ。今ま…」


「私もお兄ちゃんのことが好き。一人の男性として」


「…………え?」


「あの襲われた時に庇ってくれた時から好きなの。私はずっとお兄ちゃんが好きだった」


「いやいやいや、それはまずい!!お前とはダメだって!!」


「関係ないもん!!血が繋がってるとか愛の前には関係ない!!」


「大有りだ!!」


「むぅ〜〜〜。えいっ!!」


「ッ!!(俺のセカンドキスがまさかの妹!?)」





結果:ハーレム仲間入り


いいのか?俺よ…。

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