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宝くじ売場

詩月、彩唯月を連れて街へ

街中はクリスマス一色

赤と白の組み合わせがあちこちで見かける

そして緑のツリー


「クリスマスだねー」

「だねー」


詩月と彩唯月の会話


「サンタさん来るかな?」

「来ると思う」


詩月と彩唯月の会話


「サンタかぁ」


そんな詩月と彩唯月の話に登は困った顔をする

何かプレゼントを考えなくてはならないが何をプレゼントすれば良いのかさっぱり分からない


「ツリーに欲しいものを事前に書いて吊り下げておくと良いかもな」


苦し紛れに言う


「そうする」

「そうします」


というかツリー持ってないので購入確定になってしまった


「あれ何?」


詩月が指差す方に目を向けると長蛇の列ができている

どこまで続いているのか分からない

どこから始まっているのか?


「あ、宝くじ売場だ」

「本当だな、凄いな」


人の列は宝くじ売場から、くじを買おうと大勢が並んでいる

警備員も困った顔で最後尾の文字の入った手持ち看板を持って並ぼうとしている人に言っていた

「1時間待ちです」


「1時間待ちだってー」

「買わないですよね?」


買わない

そう年末の宝くじは買わない

七億当たった余裕から登は買わない

いつも当たっている詩月も買わないだろう

彩唯月はそもそも興味がないみたいだ


「買わないけど、それにしても凄いな」


そんな列を見ていると客同士が割り込んだ割り込んでいないと喧嘩を始めた


「何か凄いな」


少し見ていたが、それは殴り合いの喧嘩に発展し周りもなぜか殴り合いになって大騒ぎになる


「うわうわうわ、大変になった、逃げよう」

「賛成!」


巻き込まれるのを避けて登は詩月と彩唯月を連れてさっさとその場から去った

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